夏場にフル稼働した家電と言えば、冷蔵庫とエアコン。
おかげさまで猛暑の中を快適にすごすことができました。
しかし、冷蔵庫もエアコンもさぞかしお疲れなのでは…。
今回は、ひと夏を越えた冷蔵庫やエアコンのケアについて説明します。
これらの方法を実践することで、家電の性能を維持し、寿命を延ばすことができます。
目次
【冷蔵庫のケア方法】
①内部の清掃
冷蔵庫の電源を切り、内部の棚や引き出しを取り外して洗浄します。中性洗剤を使用し、汚れや食べ物の残りをしっかり取り除きます。
②コンデンサーの清掃
冷蔵庫の背面や下部にあるコンデンサー(冷却フィン)にホコリがたまりやすいので、掃除機やブラシでホコリを取り除きます。これにより、冷却効率が向上し、過熱を防ぎます。
③ドアパッキンの点検と清掃
ドアのパッキン(ゴムシール)が汚れていると冷気が漏れやすくなります。温かい石けん水でパッキンを拭き、汚れを取り除きます。パッキンが劣化している場合は交換を検討します。
④冷蔵庫の配置の見直し
冷蔵庫を壁から少し離して設置し、背面や下部に十分な空気の流れを確保します。これにより、コンプレッサーの負担を軽減できます。
⑤温度設定の確認
冷蔵室は約3~5度、冷凍室は約-18度に設定します。適切な温度設定により、冷蔵庫の効率を最大限に引き出すことができます。
【エアコンのケア方法】
①フィルターの清掃
エアコンの電源を切り、フィルターを取り外して掃除します。ホコリや汚れがたまっている場合は、中性洗剤で洗い、よく乾かしてから再装着します。フィルターは月に一度程度の頻度で清掃することが推奨されます。
②室内機の清掃
エアコンの吸気口や吹出口にたまったホコリや汚れを掃除機で吸い取ります。内部のファンにアクセスできる場合は、専用のクリーニングスプレーを使用して掃除します。
③室外機の点検と清掃
室外機の周りにゴミや障害物がないか確認し、必要に応じて取り除きます。ホコリや葉っぱがたまっている場合は、ブラシやホースで清掃します。直射日光が当たる場合は、日除けを設置して冷却効率を向上させます。
④冷媒の点検
冷房の効きが悪くなった場合、冷媒の不足が考えられます。冷媒の補充や漏れの点検は、専門業者に依頼することが必要です。
⑤プロによるメンテナンス
定期的にプロの業者にエアコンの内部を点検・清掃してもらうことをおすすめします。特に、エアコン内部のカビや汚れは専門的な知識と道具が必要です。
⑥その他のケア方法
・定期的な運転確認
冷蔵庫やエアコンは、季節ごとに運転確認を行い、異常な音や振動がないか確認します。異常を感じたら早めに専門業者に相談します。
・エネルギー効率の向上
エアコンの設定温度を適切に調整し、冷蔵庫のドアを頻繁に開け閉めしないようにすることで、エネルギー効率を向上させます。
これらのケア方法を実践することで、夏場に疲弊した冷蔵庫やエアコンの性能を回復させ、長寿命化を図ることができます。
これからも頑張ってね!
そして、来年の夏もよろしくね!