このコラムでは、サイズ.comならではの製品レビューをお届けしていきます。
機能や価格以上に大きさや収納に特化したレビューになりますのでご期待ください。
第一弾は、パナソニック 3つ星 ビストロ NE-BS808-W。
NE-BS808-Wはスチームオーブンレンジです。
「時短調理ができるスタンダードモデル」というのがキャッチフレーズで、予熱なしで両面をこんがりとグリルする優れものです。
では、その機能を見ていきましょう。
NE-BS808-Wの主な特徴
■時短調理のスタンダードモデル
大火力平面ヒーターなので、裏返さずに揚げ物メニューもこんがりと焼き上げます。
■凍ったままグリル
下ごしらえして冷凍しておいたものを、解凍しながら一気に焼き上げます。
■パンのあたため
買ってきたパンでも表面はパリッとサックリ、中身はフックラ。おいしく仕上げます。
■2段コンベクションオーブン
幅広い温度帯（低温70℃～高火力300℃）の熱風を送り込むコンベクションを搭載。庫内全体にしっかり熱風を循環させ、包み込むようにムラを抑えて焼き上げます。パンやスイーツもしっかり焼けます。
■スピードスチーム機構
庫内上部にたっぷりのスチームを閉じ込めるので、短時間で蒸し器同様に蒸し上がります。
■オートクリーン加工
自動お手入れでいつでも清潔をキープします。天井はヒーター調理中に油汚れを分解するのでいつもサラサラです。汚れが気になった時は、自動メニューの「お手入れ」「脱臭」におまかせ。
その他にも充実の機能満載です。
■芯までほぐせる解凍
■合わせ技セット
■低温スチーム
■低温オーブン
■発酵
■こんがり10分
■蒸し物10分、蒸し焼き15分
■エリア加熱
■お好み温度
■庫内を冷ますコース
■電気代表示
■大型ホワイトバックライト液晶
■ロック機能（チャイルドロック）
■LED庫内灯
機能的には申し分のないNE-BS808-Wですが、大きさはどうでしょうか。
NE-BS808-Wのサイズレビュー
NE-BS808-Wは、旧モデルと比べてドアのデザインを一新しています。
ドア面の自動メニュー表示を絞りこんで少なくしているため、よりスッキリした印象になりました。
そして、もう一つの変化は容量が大きくなったこと。
旧モデルと比較してみましょう。
・NE-BS808：30L
・NE-BS658：26L
容量の増加に伴い、筐体も大きくなりました。
ただし、幅は6mm小さくなっています。
・NE-BS808：幅494mm×奥行445mm×高さ370mm
・NE-BS658：幅500mm×奥行400mm×高さ347mm
NE-BS808-Wの収納ラックシミュレーション
スチームオーブンレンジは、そもそも大きさがあるので、収納ラックは慎重に選ぶ必要があります。
せっかくラックを購入しても、レンジを置けないとか、前や横が出っ張ってしまうのでは困りますよね。
また、NE-BS808-Wのシンプルデザインを活かしたシンプルデザインのラックを選びたいものですね。デザインがうまく合えば、キッチンのイメージが格段に向上します。
それでは見ていきましょう。
※スチームオーブンレンジとラックの対比には実サイズ表示アプリ『scale post』を使用しました。
実際の大きさでレンジとラックを対比させるので、かなりの精度で大きさを確認できます。
以下の写真はすべて『scale post』を使って作成しています。
①
う～ん、惜しい！
白を基調としたコーディネートは文句なしなのですが、最上段部の天板とNE-BS808-Wの高さがほとんど同じで、余裕がありません。これでは、収納するのも取り出すのも大変です。
そもそも、NE-BS808-Wは上方8cm以上あけて設置することになっていますので、このラックでは要件を満たしません。
仮に、このラックを通販で買ってから（または、手持ちのラックに対してNE-BS808-Wを購入してから）では、後の祭りです。ラックかNE-BS808-Wを返品しなければなりませんね。
引き続き、フィットするラックを『scale post』で探してみましょう。
②
これはピッタリです。
設置位置が最上段で天板がないので、高さにはまったく問題がありません。横幅もジャストフィットですね。
黒い支柱と木目調の棚とNE-BS808-Wの色彩も相性バツグンですね。
③
おしゃれですね～！
高さもピッタリだし、全体の白いトーンが清潔感とクールな印象です。
こんな環境だったら、毎日の調理が楽しくなりますよね。
まとめ
スペックとサイズから見た製品レビューはいかがでしたか？
調理家電とラックはサイズや雰囲気が合うもの・合わないものがあること、そして、サイズが合わないと返品しなければならないリスクがあることをご理解いただけたでしょうか？
サイズ.comは、サイズ情報に特化して製品情報を紹介していきます。
どうぞ、ご期待ください。
※今回使用した画像は、実サイズ表示アプリ『scale post』で作成したものです。
実サイズ同士のラックと調理家電を合成表示させることで、大きさのフィット感だけでなく、雰囲気のフィット感も簡単に確認できるという優れものです。
商品購入前に『scale post』で大きさを確認することをおすすめします。
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