トースターはどうやって選ぶ?【後編】

最近では高機能なオーブントースターが続々と登場し人気を集めています。
便利で魅力的なモデルがたくさんあるからこそ、
どのトースターを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は【前編】に引き続き、理想のオーブントースターを探し出すためのチェックポイントをご紹介します。
用途や条件、好みなどによって重視すべきポイントは変わってきますので、どのポイントが自分にとって重要なのかを考えながらお読みください。

目的はトーストだけ?グリルも?

トースターにはトーストに特化した「専用トースター」と、
様ざまな食材を使った料理やお菓子作りにも使える「グリル兼用」のオーブントースターに分類されます。

Aladdin グラファイトトースター グリーン AET-GS13C(G)

特許技術「遠赤グラファイト」搭載、高温の庫内で一気に焼き上げることで、外はカリッと、中は水分が残っているのでモチモチのトーストに仕上がります。

■ポップアップトースターはトースト専用で、食パン以外のパンやグリル調理はできません。
しかし、食パンのトーストは「専用トースター」ならではの出来栄えです。ただし、山型パンを焼くことができないモデルもあるので注意してください。

■一方、グリル兼用のオーブントースターは箱型形状で庫内には広さがあり、
多くの食材に対応します。ロールパンやクロワッサンを焼くことができますし、グラタンやお惣菜の温めや、お菓子作りにも使えます。

以上のことを踏まえ、
どんな調理のためにトースターを使いたいのかという用途をチェックしてみてください。

一度に焼きたいパンの枚数は?

トースターはモデルによって一度に焼ける食パンの枚数が異なります。
ポップアップトースターの場合はスロットの数によって1枚だったり2枚だったりします。
一方、オーブントースターならば、形状やサイズによって焼くことが出来るパンの枚数が違います。
1〜2枚焼きのオーブントースターが一般的ですが、
同時に3〜4枚のパンを焼くことができる大容量オーブントースターもあり、
ファミリーには便利です。また、同時に焼ける枚数が多いトースターは庫内の広さを活かしてピザを焼くことも可能ですし、
厚手鍋を使うなど応用範囲も広がります。
家族構成や、一緒に食べる人数などの状況や条件に応じてトースターを選ぶようにしましょう。

どんな加熱機能が必要?

オーブントースターは上下の電熱線ヒーターによる加熱で食材を焼く仕組みですが、
加熱の方式は1つではありません。トースターは加熱方式ごとに焼き上がりの具合が異なります。
「理想のトースト」を食べたい方は加熱方式にもこだわりたいですね。【前編】で紹介した加熱方法をおさらいしておきましょう。

■石英管ヒーター:スタンダードな加熱方式で、多くのモデルが販売されており、コスパの高さが魅力です。
■遠赤外線ヒーター:表面を短時間でカリッと焼いてくれるのが特長です。
■遠赤グラファイトヒーター:長短時間の発熱により「もちっと&カリッと」した理想の食感に仕上げます。
■スチーム:食材の水分を失わせないため料理をふっくらと仕上げます。ノンフライ調理にも対応可能です。
■コンベクション:焼きムラのない均一な焼き上がりに仕上がります。ノンフライ調理にも対応可能です。

Aladdin アラジン グラファイト トースター AET-GS13C-G / AET-GS13C-W

ハイパワーかつ短時間で表面を焼き上げ、内部の水分を逃さないため「外はサクッと、中はモチっと」したトーストができるグラファイトトースター。

火力や温度は調節可能?

トーストの焼き加減ひとつとっても人それぞれに好みは多様です。
薄っすらと焼くぐらいのトーストが好きな方もいれば、
まっ茶色に焼き上げたカリカリのトーストがお好きな方もいらっしゃいますよね。
市販されているトースターの多くに加熱温度や火力の切り替え・調整機能がついていることはご存じですよね。
弱・中・強の3段階で切り替えられるタイプや、180W・540W・720Wなどと刻まれたW数で火力を切り替えるタイプがあります。
自由な温度設定が可能なオーブントースターもあります。
トースト主体の使用であれば数段階の調節でも十分なのですが、
ローストチキンやミートローフなどのオーブン調理にトースターを使う場合には低温から高温まで自在に温度調節できるモデルがおすすめです。

オートメニューや調理モードは付いている?

トースト専用のポップアップトースターに比べ、
オーブントースターは様々な焼き料理を作れるところが魅力です。
そして、「食材を焼く」ことに特化した機能が「オートメニュー」です。
例えば、強火で表面に焦げ色をつける、低温でじっくりと中まで火を通す、
高温で一気に焼き上げるといった火加減の微調整をボタンひとつで実現してくれるので、難易度の高い料理にもってこいです。
また調理モードも便利な機能です。
例えば、油を使わずに揚げ物を作るノンフライ調理ができるモデルは後処理も簡単なので超便利なんです。
ひとつのトースターでいろいろなメニューを作り分けられたら助かりますよね。

お手入れのしやすさは?

トースターを使っていくうちに庫内には汚れが溜まります。
オーブントースターの場合は、焼き網やトレーにパンくずが付着したり焦げつきがこびりついたり、
食材からはねた汁や油汚れも付着して悪臭や発火の原因にもなってしまいます。
毎日使うオーブントースターですから、簡単なお手入れで清潔に安全に使いたいものですよね。
前面扉や焼き網、トレーなどを取り外して丸洗いできるモデルであればお手入れは簡単です。
庫内に特殊加工を施して汚れがつきにくくしているモデルもありますよ。
ポップアップトースターの場合は、底面が取り外し型になっていて簡単に掃除できるモデルがありますので要チェックです。

アラジン 2枚焼き グラファイトトースター AET-GS13C(W)/(G)

サクサクで甘味が際立つ、断然に美味しいパンが焼けます。デザインも色も可愛いいので、きっちんに馴染みます。冷凍のパンの場合はアルミホイルなどで包んでから焼いた方がいいかもです。グラタンやピザ等もいい感じに焼き色がつくので、ぜひ、お試しください!

気に入ったデザインを!

トースターはキッチンや食卓に常駐して毎日使うものですから、
見た目がとても重要です。お気に入りのデザインを選びましょう。
最近はインテリア性の高いデザインのトースターが多く、
シックで高級感のあるモデルからカラフルでかわいいものまで幅広く選ぶことができます。
懐かしいレトロ感覚のデザインも食事や料理を楽しくさせてくれますよね。
機能だけでなく、好みのデザインをお探しください。キッチンとのコーディネートにアレコレと悩むのも楽しいですね。

まとめ

今回はトースターを選ぶ際のチェックポイントをご紹介しました。
家族構成や生活環境、調理目的やデザイン性に着目して「理想のトースター」を探してください。
そして、トースターとは長くつきあってくださいね。

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