毎日のお料理に欠かせないオーブントースターを長く安全に使うためにはお手入れが何よりも重要になります。
汚れに気づいていても「まだいいか…」と先延ばしにしてしまいがちなのがトースターのお掃除ですよね。
しかし、トースターの汚れを放置するのは絶対におやめください。汚れは放置するほど落としにくくなり、
最終的には頑固なコゲ汚れになってしまいます。コゲ汚れがついたトースターは発火を起こしかねません。
それに、悪臭の元にもなるし、何よりも不衛生ですよね。
また、お手入れが疎かになっていると平均寿命よりも早いタイミングで壊れる場合もあるので要注意です。
今回は、オーブントースターを長持ちさせる方法を「お手入れ」を中心に説明していきます。
目次
オーブントースターが汚れる原因は？
オーブントースターは汚れてしまう原因は２つに大別されます。
食べ物のカスの汚れ
パンなどを焼いたときに落ちてしまうパンくず、そして、パン以外にも調理に使用した食材のカスこそが汚れの原因です。
オーブントースターの焼き網の下を見てみていただけると、想像以上にたくさんのカスが溜まっていることに気づくはずです。
食べ物カスは嫌なニオイの元になってしまいます。悪臭のあるトースターで何かを調理する気にはなれませんよね。
しかも、問題はニオイだけではありません。食べ物カスに引火すると火事の原因にもなりかねないのです。
飛び散った汁や油の汚れ
水気の多い食材を焼いたときに飛び散って付着した汁がトースターの汚れになってしまいます。
落下するだけの食材のカスとは違って、汁汚れは広範囲に及ぶのが特徴です。
しかも、乾くと頑固な汚れになってしまい、なかなか落ちてくれません。
それを放置しているとコゲ汚れになってこびりついてしまいます。
ちょうどフライパンの汁汚れが焦げついてなかなか落とせなくなってしまうように、トースターの焦げつきも落とすのが大変です。
また、様々な食材を調理した際に飛び散ったり流れ落ちてしまった油や調味料も厄介な汚れの原因です。
トレーやヒーターに油が付着すると発煙・発火の原因になることもあります。
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オーブントースターは定期的に手入れを
オーブントースターの寿命を延ばし、故障や発火の危険を回避するためにも日頃のお手入れが大切です。
清潔な状態に保つことは故障や異変にいち早く気づくことにもつながります。
では、オーブントースターの手入れ方法をご紹介しましょう。
使ったあとに毎回掃除をする
「たまにしか使わないから」とトースターの掃除を怠ってはいませんか？
それは危険です。なぜなら、たった1回パンを焼いただけでもパンくずが落ちているからです。
そして、庫内の汚れが原因でオーブントースターの寿命は縮んでしまうんです。
トースターを清潔な状態に保つためにも、使用の度に庫内やヒーター管、パンくずの受け皿をキレイに掃除しましょう。
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【手順】
①オーブントースターの庫内を拭き掃除します。台所用中性洗剤を薄めに溶かしたぬるま湯に布巾をつけて、
しっかり絞ってから拭いてください。掃除は庫内の熱が充分に冷めたことを確認してから行ってくださいね。
②ヒーター管も布巾で拭いてください。庫内を拭いた布巾をそのまま使うのがいいでしょう。
ただし、力を入れすぎるとヒーターが割れてしまう危険がありますので、優しくそっと撫でるように拭くのがコツです。
拭いた後は洗剤を拭き取って庫内を乾燥させてください。
③パンくずの受け皿は取り出してパンくずを捨ててから中性洗剤で洗います。洗ったあとは、きちんと乾燥させてください。
汚れが目立ってきたら手入れをする
オーブントースターの庫内やヒーター、受け皿は使う度に洗うものですが、
トースターの外回りは汚れに気づいたときに洗うのがいいでしょう。曜日を決めるなど定期的にお掃除するようにしてください。
トースターの外側や扉は、薄めた台所用中性洗剤を含ませた布巾を軽く絞って拭き取り掃除をします。
仕上げには、洗剤の成分を残さないように乾いた布で水分を拭き取ってください。
また、コンセントもしっかり掃除してください。オーブントースターのコンセントにはほこりが溜まりやすく、
火災やショートの原因になってしまいます。特に日常的にコンセントを繋いだままにしている場合は、そのリスクが高まります。
重曹を使う
オーブントースターに付着する汚れは、食材のカスや油・調味料、コゲかすなどがメインであり、
それらはどれも「酸性」の汚れです。酸性の汚れはアルカリ性」のお掃除アイテムで中和して落とすのが効果的です。
そこで登場するのが重曹です。重曹は弱アルカリ性ですからトースターにつく酸性の汚れには最適です。
しかも、重曹には素材を傷つけない研磨能力もあるので頑固なコゲつき汚れもしっかりと落としてくれます。
オーブントースターの外側・庫内・網・受け皿・ヒーターの掃除にはすべて重曹が使えます。トースターの強い味方ですね。
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トースターの汚れを予防しましょう
焦げついたトースターのお掃除は本当に面倒です。だから、少しでも汚さないように使いたいものです。
そして、汚れを防ぐ最善の方法は「トースターを正しく使うこと」なんです。
「そんな簡単なことで汚れを防げるの？」と怪しまれた方もいらっしゃると思いますが、
意外と間違った使い方をされている人も少なくありません。
例えば、こんなことをした経験はありませんか？
■肉、魚、フライなどをトースターの網の上で焼くことがある
■トースターの網にクッキングシートを敷いて調理することがある
どちらも正しい使い方ではありません。
そんなときは網と受け皿にアルミホイルを敷くことをおすすめします。
網や受け皿を包むようにアルミホイルを隙間なく敷くだけで、食品のカスだけでなく油や調味料の汚れを防ぐことができます。
使い終わったアルミホイルは使いまわしをせずに捨てること。
そして、次に使用するときは新しいアルミホイルを敷きます。それだけでもトースターの汚れは劇的に予防できますのでお試しあれ。
まとめ
今回はオーブントースターのお掃除についてご紹介しました。
トースターの汚れは放置すると頑固なコゲ汚れや、嫌なニオイの元になってしまうため、使用の都に掃除することが大切です。
トースターのお掃除に効果的なのは酸性の汚れを中和させ、キレイに落としてくれる重曹です。
汚れをあらかじめ予防するためには、使用前に網と受け皿にアルミホイルを敷いておくのが効果的です。
以上、オーブントースターをキレイにお掃除して、清潔で安全な調理ライフをエンジョイしましょうね！
