「食事のレパートリーが少ない」「白米は美味しいけれど、たまには違った味のご飯を楽しみたい」そんなふうに考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんなお悩みをお持ちのあなたに、美味しい炊き込みご飯メニューのシリーズ第四弾です。第一弾から第三弾まで、春、夏、秋と旬に合わせた栄養たっぷり炊き込みご飯についてご紹介していきましたが、今回は寒い冬にぴったりな心も身体もあたたまる炊き込みご飯についてご紹介していきます。
目次
簡単炊き込みご飯で身体を芯から温めよう
冬になると、衣類を着込んでも寒くて、なかなかやる気が起きないなんてことがありませんか。身体をあたためるために、温かい湯船に浸かったり、足先を温めたりとさまざまな工夫を凝らす人も多いでしょう。
今回は、中でも冬にあった食材を活用し、食事を通して身体を温める方法をご紹介します。忙しいあなたにも、簡単に作ることができる炊き込みご飯で冬の寒さも耐えしのぎましょう!
冬におすすめな食材って?
そもそも、冬の炊き込みご飯にどんな食材を使って良いのかわからないという人もいるでしょう。ここでは、そんなあなたに冬におすすめする食材を、旬や栄養素などを交えてお伝えしていきます。
しょうが
身体をあたためるのにおすすめなのがしょうがです。しょうがには「ジンゲロール」といった辛味成分が含まれていて、このジンゲロールが体内の温かさを感じる「温覚」という神経を刺激します。その結果、脳が身体の血行を良くするよう指令を出し、身体の芯からぽかぽかするのです。
また、ショウガには殺菌効果もあるため、冬の体調管理にはもってこいの調味料です。夏場には、薬味として細くカットした生しょうがを炊き込みご飯の上にトッピングすることも可能ですが、冬場にご飯と一緒に炊飯器で炊いてしまうとほくほく美味しいしょうがご飯ができあがります。
大根
冬場に是非おすすめしたいのが、大根の炊き込みご飯です。
大根の炊き込みご飯といっても、主に使う部分は大根の葉や茎の部分。大根の煮物を作った際に残ってしまいがちな大根の茎部分を是非活用してみてください。
大根の葉っぱには、高血圧の予防に効くカリウムが多く含まれている他、女性に特に嬉しい鉄分やビタミンCも多く含まれています。
乾燥する冬場に、ビタミンCをたっぷり摂取して、美肌美人を目指してみてはいかがですか。
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鶏肉としょうがの炊き込みご飯
食材は、鶏肉としょうがのたった2点。作り方はシンプルなのに、しょうがで香り高く、冬にぴったりな炊き込みご飯を紹介します。
材料 (4人分)
- お米 2合
- 鶏むね肉 80g
- しょうが 40g
- 塩 小さじ1/3
レシピ
1.お米を洗ったら、ザルに上げて30分ほど待ちます。その間に、鶏むね肉を1cm角に、しょうがは皮をむいてみじん切りにします。
2.炊飯器にお米を入れ、2合の目盛りまで水を注ぎます。続けて鶏むね肉としょうが、塩小さじ1/3も加えたらざっくり混ぜ合わせます。
3.炊飯ボタンをポチッと押して、炊き上がったらサックリ混ぜて完成です。
ポイントは、しょうがをできるだけ細かくみじん切りすること。器に盛る時に具材の偏りがないように、しっかり混ぜ合わせましょう。
さけと大根の炊き込みご飯
残ってしまいがちな大根の茎には栄養がたっぷり含まれています。
今回は、そんな大根の葉っぱと冬に美味しいさけを混ぜ合わせたほくほく炊き込みご飯を紹介していきます。
材料(4人分)
- お米 2合
- 大根(根っこ部分) 80g
- 大根(茎) 100g
- 塩ざけ (切り身)160g
- だし カップ2
- 酒 カップ1/2
- うす口しょうゆ大さじ2
- 塩 少量
レシピ
1.大根の茎は1cm幅に切り、約小さじ1/6ほどの塩でもみます。ポリ袋に入れたら冷蔵庫で一晩以上寝かせます。
2.お米を洗ったら、ザルに上げて30分ほど待ちます。その間に大根は短冊形に切ります。
3.米、大根、その他調味料を炊飯器に入れ、2合のメモリまで水を入れたら炊きます。
4.塩ざけは、魚焼き機でこんがりと焼いてから、骨を除きます。
5.お米が炊き上がったら、塩鮭、寝かせておいた大根の茎をお釜に入れ、さけをほぐすようにざっくり混ぜ合わせます。器に盛ったら完成です。
ポイント
大根の茎は、塩でもんでから冷蔵3日間ほどなら保存が可能です。4日以上過ぎてしまうと、傷みの原因となるのでできるだけ早めに使うようにしましょう。
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冬野菜の炊き込みご飯
冬になると来客を招いて鍋パーティーをすることなんてありませんか。そんな特別な日に、冬野菜をたっぷり使った炊き込みご飯でおもてなししてみてはいかがですか。
少し手間がかかるものの、みんなで時間をかけて作るのも、パーティならではの楽しみですね。
材料(4人分)
- 米 2合
- ごぼう 1/3本
- にんじん 1/3本
- 干し椎茸 中サイズ2個
- 春菊 1/3束
- 煮干しのだしがら 適量
- 煮干しのだし汁 約300ml(※)
- 醤油 大さじ2と1/2
- みりん 大さじ2と1/2
※椎茸の戻し汁とだし汁を足して350mlが目安となります。
レシピ
1.水出し煮干だしをつくる
冬野菜たっぷりの炊き込みご飯にぴったりなだしが「煮干しだし」です。
煮干しだしは火を入れてだし取り出す人が多いと思いますが、「水に対して1%の重さの煮干しと昆布を入れて、冷蔵庫で一晩置く」という方法があることをご存知でしょうか。実はこのやり方、簡単なのに煮干しのクセが出すぎないちょうど良いだしの風味になるのです。
前日の夜に、ひとてまかけて、より美味しいおだしをとってみましょう。
2.具材を準備する
お米を洗ったら、ザルに上げて30分ほど待ちます。
干し椎茸はひたひたの水で戻してます(戻し汁は後ほど活用するため、捨てずにとっておきます)戻った椎茸は軸を切り落として薄切りにします。
ごぼうはささがきにしたら水にさらします。
にんじんは4〜5㎝長さのせん切りにします。
水出しした煮干しは、頭と中骨、ワタを取り除いて、具材として食べるのがおすすめです!
3.だし汁と調味料を合わせる
お米を炊飯器の内釜に移したら、醤油、みりんを先に加えます。さらに椎茸の戻し汁を全量入れて、2合の目盛まで煮干しだしを注ぎ入れます。 さっと全体を混ぜ合わせて、炊く準備の完了です。
4.具材をのせたご飯を炊く
(2.)で準備した具材をお釜に加え、炊き始めます。
炊いている間に、春菊を塩ゆでしてから細かく刻んでおきましょう。
5.春菊を合わせる
炊きあがったら、水気をしぼった春菊を合わせ、さっくりと混ぜ合わせて完成です。
冬にぴったりなお野菜と、春菊の風味が混ぜ合わされ、鍋にぴったりな炊き込みご飯となっています。具材が多いため、少し手間はかかりますが、肝心な炊き込みは、炊飯器にお任せすることができるので、是非その時間を活用して他の食事を準備しましょう。
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まとめ
今回は、寒い冬に、身体も心もほくほくになる料理についてご紹介してきました。たった2つの具材でできる簡単なものから、友人をもてなすための豪華な炊き込みご飯まで、どれも炊飯器でできるのがおすすめのポイントです。皆さんも冬の寒さに負けない身体をつくるため、用途にあったレシピを是非試してみてください。
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