キッチン家電の買い替え時期は?寿命や買い替えの目安とサイン

家を買ったり、引っ越しのタイミングで家電を購入してからしばらく経っていませんか?

購入してから一定期間を過ぎると、家電の調子が悪くなり、故障や壊れてしまう確率も上がります。

特にキッチン家電は高価なものから安価なものまで幅広くあり、使用頻度によってはどんどん消耗し、思っているより早く買い替え時期になっているかもしれません。

最近は節電や節水など、すべての機能の性能が上がっており、より良い新しい機種に買い替えたほうが良い場合が多々あります。それはどんなタイミングなのか、今回はキッチン家電の買い替え時期について見ていきましょう。

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キッチン家電の買い替え時期はどんなとき?

キッチン家電の買い替え時期は、自分がどのような性能を一つ一つの家電に期待しているかによって異なります。

完全に使えなくなって、壊れてから買い替えればよいのでは?と考える人もいるかもしれません。

ただ、冷蔵庫などについては直ぐに使用できないと生活に直結して困る場面が出てきますので、前もって耐用年数を確認したり、耐用年数に満たなくとも使用している中で何か不具合を感じれば早期に検討すべきです。

手持ちの家電を下取りに出して、より良い性能の家電に買い替えたいという場合もあるでしょう。

キッチン家電それぞれの寿命と買い替えの目安、サイン

キッチン家電は毎日のように使用するような生活必需品が多くあります。

いざ使えないとなると、慌てて新しい家電を探して困ったり、修理できるのか調べるのに手間取ったりしないように今回の記事を参考にしてください。

キッチン家電に限らず、家電は補修用性能部品といい、メーカーが家電の機能を維持するために部品を保たなければならない期間があります。

その期間中であれば、状況に応じて修理対応をメーカーに依頼することも可能ですが、部品自体の用意がなければ修理ができなくなってしまいます。

あくまで目安にはなりますが、これらを知った上で買い替え時期を検討してみてください。

◯冷蔵庫

メーカーによる部品保有期間は9年間とされています。

一般的な寿命は9年前後ですが、冷蔵庫はキッチン家電の中でも圧倒的に生活必需品といえるでしょう。

万一故障すれば、故障箇所によっては冷蔵庫に保管している食料が大量に傷んでしまいます。大きな損害につながる前に買い替えを検討しましょう。

故障としてのサインでよくある例

パッキンが壊れて扉が開けづらくなったり、冷えにくくなり水漏れする、通常聞かれなかった大きな異音がする等、このような場合は本来の機能を果たせなくなっている可能性が高いです。

冷蔵庫の場合、通常は運搬を業者に依頼することが多く、完全につかえなくなってからだと生活に大きな問題が出るため、これらの症状が見られれば早めの対処が肝心です。

◯電子レンジ

メーカーによる部品保有期間は8年とされています。

一般的な寿命は10年とされていますが、使用頻度により前後するでしょう。時間としては2000時間がわかりやすい目安になっており、使用頻度が高ければ10年未満でも故障する可能性があります。

無理して長期間、20年以上などと使用すると、発火や爆発などの事故につながることも大いに考えられので要注意です。

故障としてのサインでよくある例

使用中に頻繁にとまるようになったり、なかなか温まらないようになったりする事例もあります。

その他には、操作ボタンの反応や画面が悪くなったり、異音や異臭なども故障のサインといえるでしょう。

そのまま放置し使用するのは危険ですので、気になった場合はそのままにしてはいけません。

◯オーブントースター

メーカーによる部品保有期間は5年とされています。

一般的な寿命は5〜6年です。使用頻度やお手入れの状況に応じて変わりますが、それ程寿命は長くないので注意してください。

故障としてのサインでよくある例

ヒーターが赤くならなくなってしまったり、煙がでている、異音や異臭がしている、そもそも電源を入れても反応しないようであればNGサインです。

焦げくさい場合は、中にパンのカスや食材がヒーターに付着したことが原因の場合がありますが、掃除をしても改善しないようであれば使用は辞めるべきです。電源についてもつかないのは断線や接触の問題が考えられます。

◯炊飯器

メーカーによる部品保有期間は6年とされており、一般的な寿命も6年とされています。

炊飯器は衛生面において、こまめなお手入れが必要なキッチン家電ですが、それでも徐々に寿命がくるため動作に異常がないか確認してください。

故障としてのサインでよくある例

異臭、異音がする、お米を炊いても上手く炊けないといった症状がでてきたら要注意です。

故障ではありませんが、内釜のコーティングが剥がれてしまっているのも寿命といえます。内釜についてはご飯をよそう際に傷をつけないようにすれば10年くらいは使えるといわれています。

異臭については、パッキンやその他の部品の掃除が行き届いていない可能性もあるため、確認した上で変わらない場合は使用をやめておきましょう。

異音は炊飯中にジーと音がするのはIH釜の特徴です。ブーンは動作中であればファンの音、ぷくぷくと炊ける音であれば問題ありませんが、それ以外に聞いたことのない音がすれば寿命と考えられます。

◯食洗機

ビルトイン型はメーカーによる部品保有年数は11年〜12年、一般的な寿命は10年です。

一方、卓上式型はメーカーによる部品保有年数は6年、一般的な寿命は5〜7年です。

食洗機の寿命はビルトインの方が長いとされており、卓上型については製品や使用方法によっては一般的な寿命より短い期間で故障する場合もあります。

故障としてのサインでよくある例

水漏れの発生、異音や扉の開閉に問題がある、点検ランプがついていたり、表示ランプが点灯したまま消えないなどは分かりやすい故障のサインです。

食洗機は使用後のお手入れや専用洗剤を正しく使えていないと故障に直結するため、日頃の使い方も重要になります。説明書に書いてある基本的な部分は守るようにしましょう。

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まとめ

キッチン家電は私たちの生活に欠かせない存在です。

ここまでご紹介した症状が出てきた場合や、今後の点検時に気づいたら早めに対処して、買い替え時期がきている場合は見過ごさないようにしましょう。

最近の家電は新しい機能もつき性能も大きく向上しています。キッチン家電の買い替え時期が間も無くきそうな場合には時間に余裕をもってどの家電にするか検討できるといいですね。

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