家電は危険!必要なお子様対策とは(前編)

小さなお子様がいる家庭だと家電を設置する際は細心の注意を払わなければ、ちょっとしたことがキッカケで危険な事故や怪我の原因になってしまいます。

乳幼児期のお子様は月齢が進むごとに手が届く範囲がどんどん変化するため、成長に合わせて家電の対策も変わってきます。

こちらの記事をご覧いただき、是非お子様の安全対策に役立ててください。

子供にとって危険な家電とは

大人からすると何でもないような家電が、小さいお子様にとっては危険と紙一重なのです。

通常であれば、家電は各部屋に使い勝手がいいように配置を決めて使用しますが、小さなお子様がいるとそういう訳にはいかなくなります。

ここからは部屋別の家電に対する安全対策をご紹介していきます。

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【リビング編】

テレビの安全対策

リビングに置いてある家電の定番といえばテレビです。ちょっとした家事の合間にお子様にテレビを見せているというご家庭が一般的ではないでしょうか。

テレビはリビングに置いてある場合、大型のものが置いてある場合が多く、低めのテレビボードに乗せていませんか?

この場合どんな危険があるかというと、お子様の手の届く位置にテレビがあると、近づいて画面を押し倒したり揺らしたりして転倒する恐れがあります。そうすると、画面が割れて破片が飛び散ったり、テレビ自体がお子様の上に倒れて大怪我するという可能性もあります。

ちょっと目を離した隙にテレビボードに登ってイタズラをすることもあります。

コンセントの差し込み口にお子様がいたずらをしてしまうと感電したりする原因にもなりますし、コンセントが差し込み口に刺さった状態でケーブルをテレビから引き抜き、口に含んでしまうと通電している配線で思わぬ危険が待っています。

サークルでテレビまわりを囲う

テレビに直接お子様が触れないようにするためにオススメなのが、サークルでテレビボード、テレビともに囲う方法です。

そうするとテレビに近付くことができなくなるため物理的に危険を回避できるようになります。

写っているテレビ画面に夢中になるとどんどん画面に近づいてしまったり、ふざけてテレビを叩くことも、距離があればできなくなります。

【注意点】

サークルの高さ次第では画面が見えにくくなってしまう可能性があります。

サークルでテレビを囲う場合はできる限りテレビボードなどに乗せておくほうが良いでしょう。

サークルを選ぶ際にはテレビとテレビボードの高さを確認してテレビ画面に対して最適な高さにするようにしてください。

サークルを設置する時にある程度固定され動かないようにしなければ、小さなお子様がサークルに寄りかかりサークルが倒れてしまいます。

ガタガタと手で揺らしたり乱暴に引っ張ることもありますので、不安定な状態での設置は絶対にやめましょう。

・テレビを壁面に設置する

置いてある家具が元々少なく収納スペースが減ってもよい場合であれば、テレビ自体を壁面に設置することで小さなお子様が触る心配もなくなり、スペース自体も有効活用できます。

サークルで囲うよりも画面が見やすくなりますし、インテリアにこだわりのある人にはオススメの方法です。

お子様優先の対策をしていくと部屋がごちゃごちゃしてしまい生活感が出てしまいやすいですが、壁に設置することでお洒落な空間を保ちやすくなります。

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暖房機器の安全対策

セラミックヒーターなど熱風がでたり、オイルヒーターなどの重くて熱くなるような家電の場合は特に注意が必要です。

暖房機器については幼い子供が誤って操作したりイタズラをして火事を引き起こす可能性もあり、しっかりとした安全対策が求められます。

セラミックヒーターやオイルヒーター

セラミックヒーターは最近のものは軽くて取り扱いしやすいものが出ていますか、それ故に小さなお子様でも簡単に押し倒してしまう恐れがあります。

大きめのサークルで余裕を持たせて中央に置いたり、ヒーターなどの前に設置する専用のサークルも販売されているので、それらを活用するのもいいでしょう。

転倒すると電源が自動でオフになるものも販売されているので、購入の際は特に確認してみてください。

オイルヒーターについてはものによっては電源を入れて使用していると外側が高温になり火傷の恐れがある製品や重くて倒れると怪我をすることも考えられます。

温度調節のボタンも簡単にさわれてしまうと知らぬ間に高温になってしまいますので、気をつけましょう。

【注意点】

サークルを選ぶ際には素材や大きさをよく確認してください。家電に近すぎると危険ですが、部屋のスペースとの兼ね合いもあるためあまり大きいものを選べない可能性もあります。

コンセントの近くにしかサークルを置けなくなるため、コンセントの差し込み口まわりのスペースがどれくらいなのか先ずは見てください。

扇風機やサーキュレーター

夏場になると活躍するのが扇風機やサーキュレーターです。

エアコンを入れるのにはまだ早い時期やエアコンを入れながら冷たい空気を循環させるのに使う方も多いのではないでしょうか。

サークルで囲う方法はもちろん有効ですが、それ以外の対策を紹介します。

・ネットカバーをつける

そのまま設置すると扇風機のカバーの隙間から月齢の低いお子様なら簡単に指が入り大変危険です。

好奇心旺盛で何が危険か分からない年齢だと羽部分に触れようとする恐れがあります。

その場合は扇風機にネット型の専用カバーをつけて触らないようにする方法があります。

ただし、ネットをすることにより風の当たり具合は減少するので涼しくしたい場合は扇風機の効果はあまり期待できなくなります。

・羽のないタイプの扇風機を使用する

昔ながらの扇風機だと、羽の上に風を通すためのカバーがあり、そのため子供の指が通るくらいの隙間が発生してしまいます。

最近はメーカーによって羽なしタイプの扇風機が販売されるようになってきましたので、新たに購入する予定があれば検討してみるのが良いでしょう。

まとめ

小さいお子様に合わせて家電の安全対策をするのは手間もかかりますし月齢が上がると、この間まで大丈夫だった対策も気付くと打破されていることもあります。

一度対策したからといって油断せず、成長に合わせて見直していくことは忘れないでください。

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