冷蔵庫は、私たちの暮らしに欠かせない大切な存在です。
しかし、製品によっては値段が高いものもあって、購入時にはどの冷蔵庫を選べば良いか迷ってしまいますよね。
また、冷蔵庫の平均の値段はどの程度なのか、知らないという人は少なくないでしょう。
そこで本記事では、冷蔵庫の平均価格や、容量と値段の関係性を解説しています。
また、自分の家庭にあった冷蔵庫を選ぶポイント、家族構成ごとにおすすめな低価格帯の冷蔵庫も紹介しています。
これから冷蔵庫を購入しようと考えている人や、買い替えを検討している人はぜひ本記事を参考にしてください。
アイリスオーヤマ 冷蔵庫 320L 2段冷凍室 129L 幅63.5cm シルバー IRSN-32B-S
業界最大クラスの大容量。冷凍食品も作り置きもたっぷり収納できる。
税込 “79,980”円
目次
冷蔵庫の価格相場、容量と値段の関係を説明
冷蔵庫にはとても多くの種類があって、容量やスペックによっても値段はさまざまです。
まずは、冷蔵庫の価格相場、容量と値段の関係性などを見ていきます。
求める性能や機能によって値段は変わる
コロナ禍の影響で自炊の回数が増えたことから、最近ではさまざまなニーズに応える冷蔵庫が増えてきています。
例えば、カメラを搭載することで冷蔵庫内の食材を確認できるモデルや、急速冷凍で食材のうまみを逃がさないモデル、スマホアプリで運転状況を把握できるモデルなどが挙げられます。
またほかにも、電力消費が少ない省エネモデルや、左右どちらからでも扉を開けられるモデルもあって、冷蔵庫によって性能・機能は大きく異なります。
一般的には、最新型や高性能で機能が多い冷蔵庫ほど、値段が高くなりやすいです。
もちろん、高性能であればあるほど良いに越したことはないのですが、せっかく購入したのに使わない機能ばかりではもったいないですよね。
そのため、まずは自分が冷蔵庫に求める性能や機能を洗い出したうえで、条件を満たすモデルの値段を比較するのが良いでしょう。
毎日の料理・生活スタイルを思い描きながら、あったら良いと思える機能や求める性能を考えてみてください。
冷蔵庫の平均値段は?
冷蔵庫の値段は、性能・機能・容量・発売年によって大きく異なります。
インターネット上で販売されている冷蔵庫の値段を見てみると、安いモデルで30,000円ぐらいから、高いと200,000~300,000円となっています。
冷蔵庫には、食材を大量に保存しておく役割がありますが、その分サイズが大きくなりやすいです。
それに伴って、値段はかの生活家電と比較して高くなりやすいと言えます。
しかし、冷蔵庫は毎日の暮らしになくてはならない存在であるため、自分が必要な容量や性能を満たすモデルをしっかり選ぶことが大切です。
次の項目では、冷蔵庫の容量ごとに平均の値段を見ていきます。
容量ごとの平均値段は?
安い冷蔵庫を購入するためには、まずは自分が求める容量ごとの値段相場を知る必要があります。
冷蔵庫の容量が200L未満の小型タイプの場合、安い冷蔵庫で20,000円代、ハイスペックな冷蔵庫で40,000円代後半となっています。
200~300Lの冷蔵庫の場合、70,000~85,000円あたりが平均的な値段のようです。
容量が300~400Lになると値段はワンランク上がって、安い冷蔵庫でも80,000円前後からとなっていて、100,000円を超える冷蔵庫が多く見受けられます。
400~500Lの容量の場合、100,000円を下回る冷蔵庫はほとんどなく、140,000円から200,000円が平均値段となっています。
また、家庭用冷蔵庫のなかでも最も容量が大きい500~600Lでは、160,000円から250,000円の値段の冷蔵庫が多いです。
冷蔵庫を選ぶ際のポイント
冷蔵庫を選ぶ際のポイントは、ただ値段が安い冷蔵庫を選ぶのではなく、生活スタイルに合った容量の冷蔵庫を購入することです。
ここまで冷蔵庫容量ごとの値段相場を紹介してきましたが、そもそもどのようにして必要な容量を考えれば良いのでしょうか。
冷蔵庫の容量を考えるヒントは、家族の人数や料理の頻度に隠されています。
一般的には、家族数×70L+(常備品を入れるのに必要な容量100~150L)+(予備70L)という式が、冷蔵庫の容量を計算するのに使われることが多いです。
そのため、単身世帯では240~250Lが、2人暮らし世帯では310~360Lが冷蔵庫の容量目安となります。
また、3人世帯の場合は380~430L、4人世帯は450~500L、5人世帯では520L~570Lを目安にするのが良いでしょう。
ただし、料理の頻度が低くて冷蔵庫の容量をあまり必要としない世帯では、上記の容量よりも少ない冷蔵庫でも問題はないと言えます。
ここで紹介した式を使って、自分の家庭に合う容量を早速計算してみてください。
安い値段の冷蔵庫おすすめ9選|省エネモデルで電気代も節約!
自分の家庭に合った冷蔵庫の容量がわかったところで、家族構成や容量ごとに、おすすめな安い値段の冷蔵庫を見ていきましょう。
冷蔵庫を購入するとき、本体価格が安いのはもちろんのこと、電気消費量が少ない省エネモデルであれば電気代を節約できてお得です。
値段が安いモデルに加えて、電気代を安く抑えられるモデルも紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
※ここで紹介している価格.comの最安価格は、すべて2022年10月27日時点のものです。
【単身世帯】おすすめ冷蔵庫3選
①AQR-20M(容量:201L)
AQR-20Mは、冷蔵庫と冷凍庫の容量が合わせて201Lと、単身世帯におすすめな冷蔵庫です。
製造メーカーのAQUAは、中国の家電メーカーである、ハイアールグループの傘下となっています。
58Lもの大容量冷凍室で冷凍食品をたくさんストックできたり、幅広の耐熱テーブルを上部に備えているため、冷蔵庫の上にオーブンレンジを置けたりといった点が魅力的です。
価格.comでの最安価格は46,863円となっていて、使い勝手が良いうえにお手頃価格でおすすめです。
②JR-NF218B(容量:218L)
JR-NF218Bは、先ほど紹介したAQUAのグループ企業である、ハイアールが製造している冷蔵庫です。
容量は218Lと単身世帯には充分な容量がありながら、価格.comの最安価格は41,746円と、大変リーズナブルに購入できます。
特に目立った機能は搭載されていませんが、単身世帯にピッタリな容量と安い値段が強みの冷蔵庫となっています。
③SJ-D23J(容量:225L)
SJ-D23Jは、有名な家電メーカーのシャープが製造している冷蔵庫です。
225Lという大容量に加えて、冷蔵室には野菜の鮮度を保つ野菜ケースやフレッシュケースが搭載されていて、毎日料理をする人に最適です。
本体の値段は、価格.comで最安価格65,330円と、単身世帯向けの冷蔵庫にしてはあまり安くはありません。
しかし、省エネ目標値をどの程度達成したかを表す省エネ基準達成率において、2021年度は113%となっていて、省エネ冷蔵庫であることがわかります。
年間電気代は50ヘルツ・60ヘルツともに7,695円となっていて、電気代を安く抑えられる点が魅力的です。
【2人暮らし世帯】おすすめ冷蔵庫3選
①AQR-36M(容量:355L)
AQUAがメーカーのAQR-36Mは、価格.comでの最安価格が76,000円と、この容量の冷蔵庫にしてはかなり安い値段になっています。
安いだけではなく、省スペースで設置できるスリムな幅や、上段の食材を取り出しやすい高さなど、使いやすさもバッチリです。
また、上段と下段の2つの引き出しにわけて食材を整理できる設計も、料理のしやすさを上げてくれそうです。
②JR-CV34A(容量:335L)
ハイアール製造のJR-CV34Aは、価格.comでの最安価格が 77,640円となっていて、とてもリーズナブルに購入できます。
冷凍室・冷蔵室・野菜室の3つにわかれている3ドア式で、食材を取り出しやすい点が特徴です。
③SJ-PD31H(容量:310L)
SJ-PD31Hは、シャープ製の中型冷蔵庫です。価格.comでの最安価格は、79,800円となっています。
シャープ独自のプラズマクラスター機能が搭載されていて、いつもクリーンな庫内環境を保てる点が魅力のひとつです。
大容量冷凍室メガフリーザーを使えば、一度に大量の食材を冷凍できるため、週末のつくり置きにも大変便利です。
【ファミリー向け】おすすめ冷蔵庫3選
①AQR-SBS48K(容量:475L)
AQUA製のAQR-SBS48Kは、価格.comでの最安価格が90,728円と、400~500Lの冷蔵庫のなかではトップクラスに値段が安くなっています。
パノラマオープン仕様で庫内を一目で確認できたり、タッチパネルで庫内の温度調整や急速冷凍設定を行いやすかったりと、値段の安さに加えて使いやすさもバツグンです。
②VEGETA GR-T41GXK(容量:411L)
VEGETA GR-T41GXKは東芝製の冷蔵庫で、価格.comでの最安価格は118,888円です。
タッチオープンドアで料理しながらでも扉を開きやすく、簡単にごみを掃き出せる「新おそうじ口」でお手入れも楽ちんです。
また、野菜の乾燥を防いで鮮度を保つ「うるおいラップ野菜室」搭載で、いつでも野菜をおいしく食べられます。
③SJ-AF50H(容量:502L)
SJ-AF50Hは、シャープ製の大型冷蔵庫です。価格.comでの最安価格は、158,888円となっています。
無線LANを経由して冷蔵庫をクラウドサービス「COCORO HOME」に接続すれば、冷蔵庫の開閉タイミングに合わせて、レシピなどのお役立ち情報をスマホに配信してくれます。
また、熱々のごはんも冷凍できる機能や、おいそぎ冷凍など、毎日の食事準備に便利な機能も充実しています。
さらに、2021年度の省エネ基準達成率が116%で、 年間電気代は50ヘルツ・60ヘルツともに6,750円です。
これだけの大容量でありながら、年間の電気代が10,000円を大きく下回るのは驚きです。
まとめ
冷蔵庫には、容量や性能、搭載している機能ごとにさまざまな種類があって、それぞれ値段相場も異なります。
そのため、冷蔵庫を購入する際は、家族構成や料理の頻度を考えたうえで、必要な容量や性能を明確にすることが大切です。
本記事で紹介した計算式を使って、まずは自分の家庭に合う冷蔵庫容量を考えてみてください。
そのうえで、同じ容量の冷蔵庫同士で値段を比較してみるのが良いでしょう。