エアコンの季節になると、必ず直面する「エアコンの温度を上げたり下げたり」
する問題。
温度は人によって感じ方が違います。
エアコンの温度を上げたり下げたりしていると、電気代だけでなく健康面でも負担が
かかってしまいます!
ここでは、エアコンの温度を上げたり下げたりした時の問題点をご紹介します!
エアコンの温度を上げたり下げたりせずに、みんなが快適に過ごせる環境がいちばん
ですね。
目次
エアコンの温度を上げたり下げたりは問題あり!
家庭やオフィスで、「暑いから」「寒いから」と、エアコンの温度を上げたり下げたりする
という場面をよく見かけますね。
でも、もう一方では「寒すぎる・・・」「汗ばむ」という反対意見もチラホラ。
エアコンの温度を急激に上げたり下げたりすると、さまざまな問題もあります。
エアコンの温度を急激に上げたり下げたりすると電気代がかかる!
エアコンの温度を上げたり下げたりすることで気になるのが電気代です。
エアコンは、室内の温度を設定の温度まで上げたり下げたりしている時に
いちばん電気代がかかると言われています。
ですので、外の温度と室内の温度の差があればあるほどエネルギーを使うので
電気代もかかってしまうんですね。
せっかく、設定の温度に達しても「暑いから」「寒いから」と、こまめにエアコンの
温度を上げたり下げたりしていると、その度にエネルギーがかかるので電気代も
高くなってしまうんですね。
夏場は特に注意!体に大きな負担がかかる!
特に暑い季節の急激な温度変化は体に大きな負担がかかってしまいます。
近年、夏は35度前後は当たり前の気温となっています。
でも、室内はどうでしょう?
あなたも、室内に入ったとたん「寒い!」と感じた経験があるはず。
この急激な温度変化は体に大きな負担がかかってしまうんですね。
特に、外回りの仕事の人は1日に何度も熱い屋外と、涼しい室内を行き来していますね。
外の気温と室内の気温が5度以上あると、自律神経の乱れの原因になると言われています。
自律神経の乱れは、「疲れやすい」「不眠」などの症状にもつながります。
急激な温度変化でめまいや立ちくらみなどの症状を感じたら要注意です。
エアコンの温度を上げたり下げたりする問題の解決策!
エアコンの温度を上げたり下げたりすることで生じる負担を少しでも減らすための
解決策をご紹介します。
ちょっとした工夫で、負担を減らすことができます!
エアコンは風向きがポイント!
空気の流れの特徴として、「冷たい空気は下へ」「温かい空気は上へ」という特徴があります。
ですので、エアコンもこの特徴を上手に利用して使うと効果的です。
冷房は、ついつい直接体に冷たい風を当ててしまいがちです。
でも、これだと体が冷えすぎてしまう可能性があります。
冷房の場合は、風向きを「上向き」にして使うと、自然と冷気が下へ降りてきます。
反対に、暖房の場合は温かい空気が上へのぼってしまうので風向きは「下向き」にすると
体もポカポカも感じます。
また、エアコンの風量も大切です。
エアコンの風量は、強めの風量で一気に設定の室温にすることで快適な空間が早く整い
ます。
急激な温度変化には空調環境を整える
気温の感じ方は人それぞれです。
同じ温度でも、人によっては「暑い」「涼しい」と感じ方が違いますね。
「室温は誰に合わせればいいの?」と思いますよね。
結局のところ、「暑がりな人」「寒がりな人」どちらに合わせても問題は解決しないんですね。
みんなが快適に過ごせる空間を作るには、空調環境を整える必要があります。
これは、室内全体の風通しを良くすることがポイントになります!
エアコンの場合、どうしても風向きには限度があります。
直接当たっている人はエアコンが効きすぎてしまい、エアコンが当たらない人にとっては
全然効果がないことがあります。
だから、居る場所によってエアコンの環境が全く違うんですね。
この場合、扇風機やサーキュレーターで風を室内全体に行き届かせることが大切です。
気流を作ることで、全体に快適な空間を作ることができます。
また、室温にも注目です。
夏場の場合、室内の理想の設定温度は28度とされていますが、エアコンの設定温度を28度にしても室内の温度は、それ以上のことがあります。
日に当たっている場所は、特に室温が高くなります。
エアコンの設定温度を目安するのではなく、「室温が何度なのか?」ということに
注意してみましょう。
エアコンの温度を上げたり下げたりする問題におススメのアイテム
みんなで共有するエアコンは、どうしても自分の希望通りにならないことも多いもの。
こんな時は、自分に快適な空間を作れるアイテムを上手に利用するのもひとつのアイディアです。
ここでは、エアコンの温度を上げたり下げたりする問題におススメの便利アイテムを
ご紹介します!
自分専用の扇風機・サーキュレーター
室内の風通しを良くするためには扇風機やサーキュレーターが便利です。
でも、広いオフィスなどでは効果がイマイチな場合もあります。
こんな時は、自分のデスク専用のコンパクトな扇風機やサーキュレーターがおススメです。
ACアダプターや、USB接続など対応も様々です。
また、首振りタイプ、羽なしタイプ、タイマー付きなど種類も豊富なのであなたの好みで
選ぶことができます。
デスクにゴチャゴチャものを置きたくない人には、クリップタイプもあります。
1台あると、あなたの場所をピンポイントに快適空間に整えてくれる便利アイテムです。
冷気が苦手な人には、クールネックリングがおススメ!
近年、爆発的な人気で品薄になったクールネックリングは、エアコンの冷気が
苦手な人におススメのアイテムです!
あらかじめ冷やしたネックリングを首に巻き付けるタイプもありますが、特に
おススメなのが一定の温度以下で自然の凍る素材を使ったクールネックリングです。
これなら、首に巻いておくだけでエアコンの冷気によってクールネックリングを
冷やすことができます。
室温が28度以下になっていれば自然と凍ってくれるので、直接エアコンの冷気に当たる
必要もありません。
凍らしたり、水で濡らして首に巻くタイプは、どうしても首元が濡れてしまうのが
デメリットですが、これは結露しないので衣服が濡れてしまう心配もありません。
首元から全身の熱をクールダウンしてくれる便利アイテムです。
冷えは足元から!靴下用カイロ
寒い季節は、足元からの冷えが特にツライもの。
電気マットや、電気座布団などもありますが、オフィスで自分の都合のために会社の電気を使うのも気が引けますよね。
こんなときは、昔から定番のホッカイロがおススメです。
靴下用のカイロなら、足の裏に貼ることができます。
特に冷えやすい足先に貼ることで、足先から全身がポカポカしてきます。
足の裏は、誰からも見られることはありません。
ですので、気にせず足元を温めることができますね。
仕事帰りに飲み会などがある場合は、オフィスを出る前にサッと剥がしてしまえば
問題ありませんね!
まとめ
快適な空間を作ってくれるエアコンですが、エアコンの温度を上げたり下げたりしていると、電気代だけでなく健康面にも負担がかかってしまいます。
電気代も健康も、ちょっとした工夫で負担を減らすことができます。
便利アイテムを活用して、エアコンと上手につき合っていきたいですね!