転勤や引っ越しの際に必ずついて回るのがエアコンの処分です。エアコンを正しく処分するための7つの方法!を紹介
引っ越しや転勤の時に必ず困ることと言えば、エアコンの処分する方法だと思います。
自分は、転勤族で引っ越しのたびに大金を払って処分し、引っ越し貧乏になってしまいました。
みなさんも壊れたエアコンを放置していたり、引っ越しのたびに処分に困ることがあるのではないでしょうか?
エアコンの処分方法を知らないと、業者に騙されたり高いお金を払うことになってしまうかもれません。
そこで今回は、『エアコンを処分する方法!処分費用と無料の捨て方』について解説しています。
エアコンの処分方法を詳しくご説明
エアコンは家電リサイクル法の対象品
家電リサイクル法とは、一般家庭や事務所から排出された家電製品から有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。
家電リサイクル法で対象になるエアコンは、次の3点です。
- 壁掛け形
- ウインド形
- 床置き形
エアコンを正しく処分するための7つの方法
エアコンを捨てようと思った時、粗大ごみで捨てられなくて困った経験ありますよね?
エアコンを正しく処分するための方法は次の7つです。
- 買い替える際に処分してもらう
- 購入したお店で処分してもらう
- 自治体指定の回収業者に処分してもらう
- 指定引取所に持ち込んで処分してもらう
- リサイクルショップに買収依頼する
- 個人売買サイトに出品する
- 不用品回収業者に依頼して処分してもらう
正しく処分する方法を知ることで費用を抑えることが出来るようになります。
エアコンを自分で取り外せる?
費用を抑えるためにエアコンを自分で外せないかと思ったことがある方も多いのではないでしょうか?
ここからは、実際にエアコンの取り外し作業の流れをご紹介します。
- エアコンの搬出経路を確保する
- 室内機の下に養生マットを敷く
- 室外機の側面カバーをドライバーを使って開ける
- ポンプダウンで冷媒ガスを回収する
- 電源プラグとコンセントから抜く
- 外したバルブキャップを付け直す
- 室外機を取り外す
- 室内機を取り外す
- 配管パイプを養生する
エアコンの取り外し作業は慣れた方でも40分から1時間はかかります。
経験の無い方はさらに時間と手間が倍近くかかります。
注意点は、エアコンのコンプレッサーの破損です。
エアコンの外し方で、配管を締める作業を誤ったことで室外機が破損したりケガをする件数が2010年〜2013年の間に4件も起きています。
また、電気系統の工事には、電気工事士の資格が必要です。
ここまで説明してきましたが、基本的にはエアコンの取り外しは工事経験の無い素人の方にはリスクが大きすぎますのでオススメしません。
古いエアコンを処分したい!リサイクル料金を支払って自分で処分する方法を解説
エアコンのリサイクル料金はいくら?
リサイクル料金の支払い方法は?
リサイクル料金の支払い方法には、料金郵便局振込方式と料金販売店回収方式の2つがあります。
料金郵便局振込方式を利用して、自分でエアコンを処分する方法
自治体や、自治体から許可を受けている業者に、直接家電製品を持ち込み処分を依頼する方法です。
リサイクル料金はエアコンを自治体や業者に引き取ってもらう前に前もって郵便局で支払いをしておきます。
『処分するエアコンと購入した家電販売店がわからない』『引っ越しなどで購入した家電販売店が遠くなった』等の理由で、家電販売店に依頼せずに自分でエアコンを処分する場合は、料金郵便局振込方式でリサイクル料金を支払います。
エアコンはリサイクル料金を支払って、適切に処分しよう
エアコンの処分には適切な順序があります。
時間や手間もかかりますが、しっかり理解して処分していきましょう。
- エアコンの引き取り先を調べる
- エアコンを処分する日時を予約する
- 家電リサイクル券に必要事項を記入する
- リサイクル料金を支払う
- エアコンに家電リサイクル券を貼付する
- エアコンを取り外し引き取り先まで運ぶ
エアコンは無くてはならない家電製品です。
処分された後も貴重な資源としての価値に生まれ変わっていきます。
リサイクル料金がかかり支払い手続きなど面倒なことが多いですが、資源や環境を守るためにも、家電リサイクル法に従って適切に処分しましょう。
エアコンの処分どうする?1番お得な方法をご紹介
不用品回収業者に依頼する
依頼するに当たって一番大事なのが、最初の見積です。
不用品やごみを回収するなら、少しでも安く処分したいと思うのが当たり前だと思いますが、実際に見積を工夫するだけでかなり費用が抑えられます。
そこで、業者へ見積り料金を安く抑えるための3つの作業をご紹介します。
1.できる限り不用品を分別する
不用品にもさまざまな種類のゴミが混在していますが、これをきちんと分別することで10%〜20%の割引のサービスが受けられる業者もあります。
すべての業者ではないので事前に調べたうえで作業を行ってください。
2.不用品を1階に集める
実際に追加料金の項目には、『階段料金』という項目が存在し、上の階に行くにつれて加算されます。
少しでも抑えたい方は不用品を1階に集めておくことをおすすめします
3.運搬作業を手伝う
業者は、基本的に1人追加されるごとに料金が加算される場合が多いので時間的、体力的に余裕があれば作業を手伝ってみるのも節約のコツに繋がります。
ここに紹介した方法は、とことん節約したいひとに向けたおすすめになるので金額が気にならないかたはやらなくて問題ありません。
不用品処分業者を見極めよう
不用品処分業者を見極めるための4つのポイントを理解して、失敗しない業者選びをしていただきたいです。
ここからは、業者を見極めるための4つのポイントをご紹介していきます。
1.相見積が基本
引っ越しと同様に、不用品回収は会社によって金額の差が多い業界ですので、料金表やサービスの問い合わせをしていただき、そのあと現地で見積もりが基本です。
2.分かりやすく明確な説明をしない業者に注意
回収業者にありがちなのは、専門用語を交え終始ざっくりと説明してくることです。
業者には当たり前のことでも自分たちの認識とはズレていることもあるので、必ず分からないことはその場で確認しましょう。
3.見積後の追加請求に注意
見積もりを提示した後でも、追加料金を一切取らない業者は信用できます。
4.実績が多数ある業者を選ぶ
実績の多さは業者を見極める基準として大きな指標になります。
ホームページ等で過去の依頼、実績を公開している業者であればより分かりやすい判断材料になるはずです。
まとめ
正しく理解することで選択肢が増えていきますが、自分中心の考え方だけでなく環境を大事にすることも考えてください。