洗濯機の音が気になってしまう人もいるのではないでしょうか。そのまま我慢してしまうこともありますが、音がなることには原因があるため、ここで紹介する方法などを試してみてはいかがでしょうか。
目次
洗濯機が音が気になる場合に
洗濯機にはモーターが内蔵されており、モーターが動くことで洗濯槽が回転し、脱水やすすぎを行います。そのため、多少の音は必ずしますが、そこまでストレスを感じてしまう音ではない場合が多いです。しかし、なにかしらの原因で大きな音が出てしまうこともあり、不快な気持ちになったり、ストレスを感じてしまうこともあります。次に、洗濯機を回しているときなどに音が出てしまう原因や対処方法を紹介します。
静音性に優れている洗濯機を選ぶ
最近販売されている洗濯機の多くは静音性に優れている作りになっている場合が多いですが、古い型式の洗濯機は静音性に優れていない場合が多いです。そのような場合はどのような工夫をしても中々音を小さくすることができないため思い切って静音性に優れている洗濯機に買い替えてみてはいかがでしょうか。
静音制に優れている作りになっているだけで大幅に音を小さくすることが期待できます。また、古い型式の洗濯機は今後不具合を起こしてしまうリスクも高く、修理する部品がない場合もあるため、音が気になるのであれば、買い替えるタイミングとしてベストと言えるのではないでしょうか。
水平に設置されているかを確認する
洗濯機は水平に設置する必要がある家電であり、水平に設置されていないと洗濯槽が回転しているときに大きな音が出てしまいやすいです。その理由は洗濯槽が回転することはそれなりに洗濯機本体にも振動が加わります。その際に水平に設置されていれば、衝撃を分散することができますが、水平でないと洗濯機本体がグラついてしまいます。
業者に洗濯機の設置を依頼していれば水平に設置してくれる場合が多いですが、長年使用していると水平ではなくなってしまったり、床が凹むなどして傾いてしまうこともあります。洗濯機を水平に設置することは素人でも行うことができます。洗濯機には水準器という物が取り付けられている場合が多く、丸い窓の中に液体と小さな気泡があります。水平であれば気泡が中心にありますが、水平でなければ気泡の位置が偏っています。
そのようなときには洗濯機の足を回して気泡が真ん中に来るように調整しましょう。
洗濯物が固まって入れていないかを確認する
洗濯物の入れ方でも音が大きくなってしまう原因になります。理想は固まらないように洗濯物を入れることであり、どちらかに重心が傾くように洗濯物を入れた際に大きな音が出やすいです。その理由は洗濯槽は回転するため、どちらかに重心がくるような入れ方をすると回転したときに大きく洗濯槽が引っ張られるようになってしまいます。
その際に大きな音が出やすく、故障してしまう原因にもなります。洗濯機を使用するたびに大きな音が出るのではなく、多くの洗濯物を入れているときや雑に洗濯物を入れたときのみに発生するのであれば、洗濯物の入れ方に問題がある可能性が高いです。
タイマー機能を活用する
上記でも紹介したように洗濯機の音は必ず発生してしまい、正常であっても少なからず音が出ます。その音がどうしても気になるのであれば、静音性に優れている洗濯機に買い替えることも一つの方法ですが、タイマーを活用することでも解消することができます。例えば、自宅にいないときに洗濯機が回れば例え音がしていてもその場にいないため、気になりません。洗濯機のなかには予約タイマー機能が備わっている場合が多く、設定していれば時間が来た時に自動で運転してくれます。
故障していることも検討する
洗濯機が異常な音を発している原因に故障している可能性もあります。故障していればなにかしらの症状があらわれることが多く、そのときに異音がでやすいです。故障が原因による音なのかはなかなか素人では判断することが難しいので、ここで紹介した音の原因や対策を行っても解消されないのであれば、業者に見てもらうようにしましょう。
排水パイプが詰まっていないか確認をする
洗濯機から音がする場合洗濯槽付近が原因であると疑いやすいです。確かに洗濯槽が一番音が出やすい部分ではありますが、排水パイプのつまりが原因である可能性もあります。排水が音の原因である場合は排水時に音がするため、分かりやすいです。また、音も機械音や衝撃音ではなく、ゴボゴボといった音になります。このような音がしている場合は排水がつまりかけている証拠であるため、早めに対策をしなければ、逆流してしまうこともあります。
排水が詰まる原因は髪の毛や皮脂、埃などであり、徐々に蓄積されていずれは排水パイプを塞いでしまうこともあります。
防音マットを使用する
洗濯機を使用しているときに床から衝撃と共に音が広がってしまうことがあります。水平にすればある程度音を軽減することはできますが、ゼロにすることはできません。そのため、少しでも音を静かにしたいのであれば、防音マットを洗濯機の足に設置するようにしましょう。そのほかにもマットやクッション性のあるもので代用することができます。しかし、この際にも水平が維持されるようにしましょう。
洗濯機の音で起きやすいトラブル
洗濯機の音が原因でさまざまなトラブルに発展してしまうこともあります。場合によっては大きな問題にまでなることもあるので、洗濯機を購入するときや設置するときには音にも気を遣うようにしましょう。次に、洗濯機の音が原因で起きやすいトラブルを紹介します。
近隣トラブル
洗濯機の音が原因で近隣トラブルになってしまうことも珍しくありません。一軒家の場合は隣家とは離れている場合も多く、トラブルにまで発展してしまうことは少ないですが、マンションやアパートなどは壁一つで隣り合わせになっていることも多く、洗濯機の音も響きやすいです。そのため、マンションやアパートで洗濯機を使用するのであれば、静音性に優れている洗濯機を選ぶようにしましょう。また、可能な限り隣の部屋と離れている場所に設置することもおすすめです。
睡眠妨害
洗濯機の音が睡眠妨害になってしまうこともあります。特に、上記で紹介したアパートやマンションでのトラブルが多い傾向があります。夜間は多くの人は寝る時間であるため、そのような時間に洗濯機を回すことは睡眠妨害になります。そのため、昼間などあまり音が気にならない時間帯に洗濯機を回すことがベストです。そのほかにも寝室の近くに洗濯機がある場合も睡眠妨害になる場合もあります。
この場合も洗濯機を回す時間帯を変更することで解消される場合が多いです。また、手間やお金がかかってしまいますが、自宅で洗濯機を回すのではなく、コインランドリーを使用することでも解消することができます。
まとめ
洗濯機の音が原因でトラブルにもなる可能性があるため、大きな音が出てしまっているのであれば、早めに解消することをおすすめします。設置の仕方が悪い場合や水の流れが悪いことが原因であれば、比較的早めに解消することができますが、故障などが原因であれば、大事になりやすいです。しかし、近隣トラブルになることはさらに大事であるため、そのような状況にならないためにも早めに行動するようにしましょう。