テレビとスマホの違いは多くあり、それぞれ用途が違う精密機器です。しかし、違うことだけではなく、共通している特徴もあります。ここでは、テレビとスマホの違いや共通していることを紹介していきます。
目次
スマホとテレビの違い
スマホは一人一台所有していることが多く、テレビは一部屋に1台設置されていることも珍しくありません。そのため、スマホやテレビは生活するうえで欠かすことができない機器となっています。必要性が高いテレビとスマホですが、それぞれに違いがあります。次に、スマホとテレビの違いを紹介していきます。
液晶のサイズ
テレビとスマホでは、まず液晶画面のサイズに違いがあります。テレビのサイズは大きい場合は85インチまで存在しています。しかし、スマホの場合は大きい液晶画面が採用されている機種でも6インチ程度です。6インチはサイズが小さいテレビでもより小さいサイズであるため、テレビとスマホとの大きな違いと言えるでしょう。
そもそもテレビは設置して使用する据え置き型が主流であるため、大きく仕上げることが可能ですが、スマホの場合は持ち運んで使用することが前提として開発されているため、それぞれ液晶のサイズに違いがあります。最近のスマホは一昔前から比べると液晶のサイズが大きくなっていますが、テレビサイズまで大きくなることはないでしょう。
電源
テレビとスマホは電源の種類に違いがあります。テレビの場合はほとんどがコンセントから電力を使用します。なかにはポータブルテレビも販売されており、バッテリー式もあります。しかし、スマホの場合は上記でも紹介したように持ち運ぶことが前提の精密機器であるため、コンセントから電力を使うのではなく、バッテリー式となっています。テレビの場合はバッテリー式もありますが、スマホの場合はバッテリー式しかありません。
そのため、スマホはバッテリーがなくなれば使用することができず、定期的に充電する必要があります。
タッチパネルの有無
スマホはタッチパネルで操作します。しかし、テレビの場合はリモコンで操作することが一般的です。最近ではテレビに専用の機器を取り付けることでタッチパネル化することもできます。テレビの場合はタッチパネルで操作するよりもリモコンで操作したほうが便利であるため、今後もテレビにタッチパネルの機能が付く可能性は低いのではないでしょうか。
利用できるコンテンツの違い
テレビとスマホでは利用できるコンテンツに違いがあります。テレビは地上デジタル放送や衛星テレビなどを見ることができ、基本的に映像や動画を見ることができます。そのほかにも外部の機器と接続することでさまざまな映像や動画を液晶画面に映し出すことも可能です。一方、スマホの場合はメールや電話機能が備わっていることがテレビとの大きな違いです。テレビでも映像や動画を画面に出すことはできますが、電話やメール機能はありません。
そのほかにもスマホはさまざまなアプリをダウンロードすることができ、遊ぶことも可能です。
価格
テレビとスマホでは販売価格に違いがあり、支払い方法も違います。テレビの場合はサイズによって価格が大きく違い、小さいタイプであれば、数万円あれば購入することができますが、85インチの場合は30~70万円程大きな開きがあります。価格に大きな開きがある理由は備わっている機能の違いも関係しています。一方スマホの場合は最新機種であれば10万円以上することが一般的です。
スマホの場合はサイズが変わっても価格にあまり変動しないケースが多く、見た目ではなく、性能や要領によって価格が変動しやすいです。また、それぞれの支払い方法にも違いがあります。テレビの場合は一括で支払う場合が多いですが、スマホの場合は分割で支払うことが一般的です。スマホは月額で基本料金などを支払い続けなければならず、分割されたスマホ本体の価格もその時に加算して支払うようになります。
もちろんスマホの価格を一括で支払うことも可能ですが、2年以上使用し続けるのであれば、分割で支払った方がお得になりやすいです。
バージョンアップの有無
スマホの機種やメーカーによって違いはありますが、バージョンアップ機能が備わっていることがあります。バージョンアップ機能は定期的に行われる更新であり、行うことでより使いやすくなったり、新しい機能が追加されることもあります。そのため、スマホ本体を買い替えていないにも関わらず、新しい使い心地のスマホになることも期待できます。しかし、テレビの場合はバージョンアップ機能が備わっていることはなく、購入した時のままの性能が続きます。
テレビの場合はスマホのようにさまざまな機能や性能が備わっていない場合が多く、必要ない場合も多いため、このような機能の必要性は低いのではないでしょうか。
スマホとテレビで共通していること
上記までにスマホとテレビとの違いを紹介しましたが、共通している特徴もあります。見た目や用途自体が違うテレビとスマホですが、似ている部分もあります。次に、テレビとスマホの共通点を紹介します。
動画や映像を見ることができる
テレビとスマホには液晶画面が取り付けられている共通点があり、どちらも映像や動画を映し出すことができます。そのため、動画を楽しむことができるという共通の目的があります。また、スマホの機種や機能によっては地上デジタル放送を見ることも可能です。テレビの場合は据え置き型である場合が多く、出先でテレビ番組を見ることは難しいですが、スマホにテレビ番組を見る機能があれば、好きなタイミングでテレビ番組を見ることが可能です。
反対にスマホの画面をテレビに映し出すことも可能です。そのためには専用のコードが必要になり、スマホの機種によってはできない場合もありますが、小さなスマホの画面を大きなテレビ画面に映し出すことが可能です。したがってスマホのゲームや動画をテレビの大画面で楽しむことも可能です。
ネット接続ができる
スマホはネットと接続することができ、Wi-Fiを利用することも多いです。逆にスマホはネットと接続していないと多くの機能を使うことができないデメリットもあります。一方一般的なテレビにはネットと接続する機能が備わっていない場合もありますが、最近ではネットと接続することができるテレビも増えてきています。テレビがネットと接続できることで簡単に無料動画を見ることができることも多く、スマホで無料動画を見る機会が多い人ほどおすすめの機能です。
スマホは好きな時間帯やタイミングで動画を見ることができますが、画面が小さいデメリットがあり、迫力が感じられないことも多いです。しかし、テレビであれば画面が大きいため長時間動画を見ても疲れにくいです。
まとめ
テレビとスマホには違いがあり、決定的な違いと言えば使う用途ではないでしょうか。テレビは映像を見ることに特化した精密機器であり、スマホは便利性を追及した精密機器と言えるでしょう。開発する際の目的も違うため、共通している部分もありますが、違いの方が多いです。