【裏技】エアコン掃除はマメにね!③

「エアコン掃除のやり方がわからない」「エアコン掃除は大変そう」という理由で、エアコン掃除をしていない方は多いのではないでしょうか。たしかに、エアコンの掃除は複雑に思えるかもしれません。しかし実際は、誰でも簡単に掃除することができます。そこで今回は、エアコン掃除に最適な期間や、エアコン掃除の裏ワザを紹介します。

定期的にエアコン掃除が必要な理由とは?

最近のエアコンは、自動で掃除をする機能が備わっていることから、こまめに掃除をされていない方は多いのではないでしょうか。しかしエアコンの掃除は、定期的におこなわなければ、様々な問題を招きます。まずは、定期的にエアコン掃除が必要な理由を解説します。

①エアコンの効きが悪くなるから

定期的にエアコン掃除をしないと、エアコンの効きが悪くなります。エアコンは、取り込んだ空気の熱を利用して、温風や冷風を流しているのですが、空気を取り込む際にホコリやゴミまで一緒に吸い込んでいます。フィルターにホコリが溜まると空気の循環が悪くなるため、風量が弱くなったり、温度調整ができなくなるのです。エアコンの効きが悪いと感じている人は、一度エアコンフィルターをチェックしてみてください。

②エアコン内にカビが繁殖するから

エアコン内は、温度と湿度が高いことから、カビが繁殖しやすい環境です。カビが繁殖すると、エアコンの風がカビ臭くなってしまいます。また、一度カビが発生すると、完全にカビを落とすことができなくなるため、プロの清掃業者にお金を払ってクリーニングをしてもらう必要がでてきます。エアコン内のカビの発生を抑えるためにも、定期的にエアコン掃除をしましょう。

③電気代が高くなるから

エアコン掃除を怠ることは、電気代に影響を与えます。エアコン内部に溜まったホコリがモーターやファンの働きを悪くするため、無駄に消費電力が上がって電気代が高くなってしまうのです。省エネタイプのエアコンが増えているとはいえ、エアコンの電気代は数ある家電の中でも支払額が多いといわれています。少しでも電気代を抑えたいと考えている方は、こまめに掃除することを心がけてみてください。

④健康被害を受ける可能性があるから

掃除を怠って、カビが繁殖したエアコンの風を受けていると、健康に害を及ぼします。とくに、風邪・喘息・肺炎・鼻炎といった気管支疾患を患う可能性が高まるといわれており、重症化するケースもみられるそうです。また、人によっては、アトピー性皮膚炎や蕁麻疹などの皮膚疾患を発症することもあります。快適な部屋にするはずのエアコンで、健康被害を受けることにならないためにも、日頃からエアコンの掃除を行いましょう。

⑤エアコンが故障する原因になるから

ホコリが詰まり、カビが繁殖したままのエアコンを使い続けていると、結果的にエアコンが故障してしまいます。空気の循環が悪い状態にもかかわらず、風を送り出そうとモーターやファンが無理をするため、過剰な電力によって故障に繋がってしまうそうです。また、エアコン内部が結露することで、漏電や火災に繋がる可能性があるといわれています。エアコンを長く使い続けるためにも、こまめに掃除をしてあげましょう。

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エアコン掃除に最適な期間とは?

エアコン掃除が定期的に必要な理由がわかったと思いますが「どれくらいのペースで掃除をすればいいの?」と考えている方がいるはずです。そこで今度は、エアコン掃除に最適な期間について解説します。

エアコン掃除は2週間に1回のペースが最適

エアコン掃除は、2週間に1回のペースで行うことをおすすめします。最近のエアコンには、自動の掃除機能が備わっているものが多いことから「シーズンごとに掃除をすればいいのでは?」と思っている方がいるはずです。しかし、エアコンの自動掃除機能では、完全にフィルターのホコリを取り除くことも、カビを拭き取ることもできません。やはり人の手でしっかりと掃除をする必要があります。

また、エアコンを使うたびに汚れは溜まっていくため、こまめに掃除をする必要があるのです。短い期間で掃除が必要なことに驚いた方がいるかもしれませんが、汚れたエアコンが招くトラブルを防ぐためにも、2週間に1回を目安に掃除を行いましょう。

自分でできるエアコン掃除のやり方

「エアコン掃除のやり方がわからない」という理由で、今までエアコン掃除をしてこなかった方はいるはずです。たしかに、エアコンの掃除は複雑にみえますので、エアコン掃除=プロの清掃業者に依頼するものと思っても不思議ではありません。しかし実際は、個人で簡単に掃除をすることができます。そこで今度は、自分でできるエアコン掃除のやり方を解説します。

①エアコンの外側の掃除

【用意する物】

・乾いた雑巾1枚

・水を固く絞った雑巾1枚

・大きめのハケ、もしくは掃除機

まずは、ハケや掃除できエアコンの外側に付着しているホコリやゴミを吸い取ります。あとは、固く絞った雑巾で水拭きをして、最後に乾拭きをして完了です。しっかりと乾拭きをしなければ、表面に残った水分にホコリが吸着されるので注意しましょう。

②吹き出し口の掃除

【用意する物】

・乾いた雑巾1枚

・水を固く絞った雑巾1枚

・大きめのハケ、もしくは掃除機

・細長い棒(割り箸や竹串でOK)

エアコンの吹き出し口は、ホコリが溜まりやすい箇所なのですが、指を通すことができません。そのため、ハケや掃除機でホコリを吸い取った後に、割り箸などの細長い棒と濡れた雑巾を使って、残ったホコリを取り除きましょう。最後は、乾いた雑巾で拭きあげて完了です。

③フィルター掃除

【用意する物】

・食器用洗剤

・清掃用ブラシ

・乾いたタオル

・大きめのハケ、もしくは掃除機

エアコン本体からフィルターを取り外して、ハケや掃除機で表面に付いているホコリやゴミを取り除きます。続いて、浴室や洗面所のシャワーを使って、フィルターに残ったホコリを水洗いします。ある程度ホコリを取り除くことができたら、フィルター全体に食器用洗剤をかけて、ブラシで軽くこするだけです。最後は、乾いたタオルでフィルターの水分を完全に取り除いて、乾燥させてからエアコン本体に戻しましょう。

フィルターの素材は繊細ですので、力を入れずに優しく洗うことを心がけてください。

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エアコンをきれいに保つコツ

エアコン掃除のやり方を解説しましたが、とても簡単な方法になりますので、すぐにでも実践してみてください。今度は、エアコンをきれいに保つためのコツを紹介します。エアコンを長持ちさせることに繋がりますので覚えておきましょう。

①エアコンの使用後は送風運転をする

エアコンを使用すると、エアコン内部に湿気が溜まります。湿気は、カビが繁殖する要因の1つであり、できる限り乾燥した状態にしておくことが大切なのです。そのため、エアコンの使用後はすぐに電源を切るのではなく、しばらく送風運転をしてエアコン内部を乾燥させましょう。10分間ほど送風運転をすることで、エアコン内部の隅々まで乾燥して、カビの繁殖を抑えることができます。クリーンな風を出してくれるうえに、エアコンの寿命を長持ちさせてくれます。

②室内の換気をこまめにする

室内の換気をこまめにすることで、きれいなエアコンを保つことにつながります。そもそもエアコンは、室内の空気を取り込むことで、温風と冷風を流しているのです。室内の空気が汚れていれば、エアコンから流れる風も汚れてしまいます。エアコンにきれいな空気を取り込ませるために、普段から部屋の換気をしましょう。

まとめ

定期的にエアコン掃除が必要な理由や、エアコン掃除のやり方を中心に紹介しました。エアコンの掃除を怠ると、より掃除が大変になってしまいます。また、金銭面や健康面にも悪い影響を及ぼしてしまいます。とても簡単なやり方でエアコンはきれいになりますので、今回紹介した掃除の方法を参考にして、さっそく実践してみてください。

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