省エネ対策をすることで節電や環境を守ることにつながります。ここでは、テレビの省エネ対策や省エネのテレビを購入するポイントなどを紹介するので、参考にしながらテレビを選びましょう。
目次
省エネタイプのテレビかどうかの確認方法
省エネタイプのテレビを購入することを前編で紹介しましたが、どのテレビが省エネに作られているのか見た目だけでは判断することができません。そのため、初めて省エネタイプのテレビを購入しようと考えている人程、省エネタイプのテレビなのかどうか判断できない場合が多いです。次に、省エネタイプのテレビかどうかの判断方法を紹介します。
省エネラベルを確認する
統一省のエネラベルというものを知っているでしょうか。省エネラベルの正式名称は省エネルギーラベルであり、2000年ごろに作られた基準です。省エネラベルは家庭用の家電が対象となっており、テレビも対象内です。そのため、省エネの基準をクリアしていれば省エネラベルが貼られています。また、省エネラベルにはさまざまな数字が表示されているので、どのような意味が記されているのかを知ることも大切です。ちなみに省エネラベルは省エネルギーラベルの他に統一省エネラベル、簡易型統一省エネラベルの3種類のラベルです。
・省エネルギーラベル
省エネルギーラベルには省エネ性マーク・省エネ基準達成率・エネルギー消費効率・目標年度が記されています。省エネ性マークは緑色とオレンジ色のマークで記されています。緑色は基準を達成している証拠であり、オレンジ色のマークは基準を達成できていない時に記されます。そのため、緑色のマークがあれば省エネに作られている証です。省エネ基準達成率は先ほど紹介した基準をどの程度達成しているのかが記されています。100%以上であれば基準を達成していることになります。
エネルギー消費効率は年間で消費する電力量です。目標年度は基準をクリアする年度が表示されています。
・統一省エネラベル
統一省エネラベルは全体的に緑色のラベルであり、星の数で省エネ度が分かります。そのため、一目で省エネタイプのテレビかどうか判断することができます。省エネ性能が星の数で表示されており、最大5つの星がつきます。あとは省エネルギーラベルと同じように省エネ性マーク・省エネ基準達成率・エネルギー消費効率・目標年度が表示されています。そのほかにメーカーの名前や年間の電気代の目安も表示されています。
したがって一目で省エネ性能を知ることができ、年間の電気代を知ることも可能です。
・簡易型統一省エネラベル
簡易型統一省エネラベルは上記で紹介した統一省エネラベルの星マークがないラベルとなっています。
店頭のラベルを確認する
テレビを店舗で購入する場合は値札の他にポップなどで商品が紹介されている場合が多いです。テレビの場合は消費電力や省エネタイプなのか紹介されている場合もあります。そのため、店舗でテレビを購入するときにラベルを確認するようにしてはいかがでしょうか。
店員に聞く
購入しようと考えているテレビが省エネになっているのか知りたいのであれば、店員の人に聞くようにしましょう。店舗で購入する際に省エネのテレビがどうか判断する方法としては一番手っ取り早いのではないでしょうか。店員であれば、省エネのテレビかどうか把握しているので、その場ですぐに確認することができます。また、テレビを選ぶときに省エネタイプがどうかだけではなく、そのほかにも質問がある場合も多く、一度で知りたいことを知ることができます。
省エネのテレビは環境に良いってホント?
省エネのテレビを使用することは環境によいとされています。しかし、なぜ省エネをすることが環境に関係することか分からない人もいるのではないでしょうか。省エネをすることは電気を使用する量を少なくすることであり、節電にもつながります。電力はさまざまな方法で発電されており、火力発電や水力発電、原子力発電などです。環境に優しい発電方法もありますが、発電するときに何かしらの影響が環境に与えてしまうこともあります。
そのため、省エネで使用する電力の量を減らすことは発電する量を減らすことにもつながり、環境への負担も軽減することが期待できます。
テレビを省エネにしたい時におすすめの機能
テレビを省エネに使いたいと考えていてもなかなか前編で紹介したような方法を行うことが難しい人や継続的にできない場合が多いのではないでしょうか。そのような時にはテレビに備わっている機能を活用することをおすすめします。機能を活用すれば、毎回主電源を切るなどの手間がかからないため、簡単に省エネにすることができたり、節電することもできます。次に、テレビを省エネに使いたい人におすすめの機能を紹介します。
オフタイマー
テレビにはオフタイマーという機能が備わっている場合があります。オフタイマーの機能があれば、設定した時間になれば自動で電源が切れる仕組みになっています。そのため、テレビを見ているといつの間にか寝てしまう人やテレビをつけていることを忘れてしまう人におすすめの機能です。見ていないのにテレビをつけっぱなしにしていることは省エネとはほど遠い行動であるため、そのようなことを頻繁に行ってしまうのであれば、オフタイマーがあるテレビを選びましょう。
また、テレビによっては一定の条件の元、リモコン操作をしなければ自動で電源が切れる機能もあります。
節電モード
テレビには節電モードが搭載されている場合があります。メーカーによってはエコモードなど名称は変わります。節電モードは一つの機能ではなく、テレビの電源を切った時に待機電力も抑えることができる機能であったり、自動で明るさを調整してくれる機能などさまざまです。節電モードが搭載されていれば、手間なく省エネ対策をすることができるので便利です。
テレビの省エネ対策に成功しやすい人の特徴
テレビの省エネ対策に成功しやすい人と成功しにくい人の特徴があります。自分が省エネ対策をしたときに成功するのか挫折してしまうのかを知りたい人は参考にしましょう。
飽き性ではない人
飽き性でなければ省エネ対策に成功しやすいです。省エネ対策は小さなことを継続的に行う必要があるため、飽き性の人では長続きできない可能性が高いです。また、省エネ対策をしてもなかなか成果を目にすることができないのでモチベーションを高めることも難しく、飽き性でなくても挫折するリスクがあります。
節約するための目的がある人
省エネ対策をする人の多くは節電や節約したいという目的がある場合が多いです。目的があればモチベーションを維持することができますが、省エネ対策をして節電する目的がなければなかなか継続して行動することが難しいです。そのため、省エネ対策に成功したいのであれば、節約する目的を決めるようにしましょう。
まとめ
テレビの省エネ対策方法を知っていても失敗してしまうこともあります。継続的に省エネ対策をすることで初めて効果を実感することができるので、省エネ対策をする時にモチベーションを高める工夫をしましょう。