トースターは食パンを焼くことができたり、そのほかの調理にも使用することができるので便利ですが、手入れが大変です。ここでは、トースターの手入れ方法を紹介していきます。
目次
トースターのお手入れが大変な理由
トースターはお手入れが大変である場合が多く、ついつい後回しにしてしまいやすいです。しかし、お手入れを後回しにしてしまうとさらに汚れが取れにくくなるため、お手入れをおろそかにしないようにしましょう。次に、トースターのお手入れが大変だと感じてしまう理由を紹介します。
洗い方がわからない
トースターのお手入れが大変と感じてしまう理由にそもそも洗い方が分からない場合があります。また、人によってはお手入れをする必要性がない物という認識があることも関係しています。洗い方が分からないのであれば、調べるなどしてお手入れの方法を知るようにしましょう。そうでないと汚れが蓄積されてしまい、簡単に汚れが落ちない可能性が高くなってしまいます。洗い方が分からなくてもトースターはお手入れが必要な家電であるため、お手入れをするようにしましょう。
網の掃除が面倒
トースターには網が取り付けられている場合が多く、お手入れが大変と感じてしまう原因でもあります。網は掃除がしにくいため、汚れが落ちていない可能性も高いです。トースターの種類によっては網を取り外すことができない場合もあり、さらにお手入れがしにくくなってしまいます。そのため、少しでもトースターのお手入れを簡単にしたいのであれば、網の部分が簡単に取り外すことができるトースターを選ぶようにしましょう。
取り外しができるだけでもお手入れがしやすくなります。
焦げがなかなか落ちない
トースターは焦げが付きやすく、長く使い続けてしまうとさらに焦げが蓄積されてしまい、落ちにくくなってしまいます。人によって感じ方に違いはありますが、簡単に汚れが落ちれば気持ちよく感じることもできます。そのような掃除であれば積極的にお手入れを行うことができます。しかし、中々落ちない汚れでは楽しさを見出すこともできず、完全に綺麗にできない可能性があるので、お手入れをした達成感が感じられない場合もあります。
そのようなことにならないためにも焦げができないように日々お手入れを欠かさないようにしましょう。
トースターのお手入れ方法
上記でも紹介したようにトースターのお手入れ方法が分からない人もいるのではないでしょうか。また、お手入れの方法によってはより効率よく掃除をすることができる場合もあるので、トースターをお手入れしようと考えているのであれば、お手入れの方法や手順を把握しておくことをおすすめします。次に、トースターのお手入れ方法を紹介していきます。
取り外しができる物は取り外す
トースターをお手入れするのであれば、まず取り外しができる物を全て取り外すようにしましょう。本体に取り付けたままではどうしてもお手入れがしにくく、隅々まで掃除ができない可能性があります。特に上記でも紹介したように網を取り外すことができるだけでもお手入れのしやすさが変わってきます。そのほかにもパンくずが入るトレイも取り外しができると便利です。
水に溶かした重曹を使う
トースターをお手入れする場合は拭き掃除がメインとなります。しかし、水拭きだけではどうしても汚れを綺麗に落とすことができません。そこで便利な物が重曹です。重曹を水に溶かして布巾などにつけて網やトースターの中を拭くようにしましょう。軽い汚れであれば、この方法で汚れを落とすことができます。しかし、頑固な汚れでは落ちない可能性があります。その場合は濃い目の重曹を直接汚れの酷い部分を塗るようにしましょう。
そのまま30分ほど放置することで汚れを浮き上がらせることができ、簡単に汚れを拭き取ることができやすいです。
洗剤が残らないように乾いた布で拭く
重曹や洗剤を使用してお手入れをしたのであれば、重曹や洗剤を綺麗に拭き取る必要があります。まずは水拭きで綺麗に拭き取り、最後に乾いた布で拭くようにしましょう。洗剤が残ってしまうと次回使う時に食材に洗剤の成分が付着してしまい、味や風味に悪影響を与えてしまう可能性が高いので気をつけましょう。食器などと違い水洗いすることができないので、念入りに水拭きをすることをおすすめします。
本体の外側も拭く
トースターのお手入れで内側に集中してしまいやすいですが、外側のお手入れも行うようにしましょう。トースターの表面には埃などが付いている可能性も高いので、乾いた布で拭くようにしましょう。内側のお手入れと違って簡単であるため、そこまで手間取らない場合が多いです。
トースターのお手入れがあれば便利な道具
トースターのお手入れをするためには掃除道具が必要になります。掃除道具が揃っていないとお手入れの段取りが悪く、綺麗にすることができない場合もあります。そのため、トースターのお手入れをするのであれば、必要な道具を用意するようにしましょう。場合によってはすでにある場合も多いので用意する必要がないこともあります。
重曹
重曹は炭酸水素ナトリウムと呼ばれており、重炭酸ソーダとも呼ばれています。ホームセンターやスーパーなどで手軽に購入することができ、価格も洗剤と比べると安い特徴もあります。重曹は食塩に二酸化炭素を含ませることでできる物であり、白い粉状に仕上がっています。掃除用と食用に分けられているため、トースターの掃除として使用するのであれば掃除用を選びましょう。
重曹は酸に強い特性があり、油汚れを落としやすくするほかに粒子が細かいため、研磨剤としても活用することができます。
布巾
布巾はトースターを掃除するときに拭くために必要になります。スポンジでもお手入れできないわけではありませんが、トースターの中がびちゃびちゃに濡れてしまいやすく、洗剤を拭き取る作業が面倒になりやすいです。水拭きと乾拭きをする必要があるため、2種類の布巾があれば便利です。
歯ブラシや綿棒
布巾は広範囲にお手入れをすることができますが、細かい部分の掃除には不向きです。そのため、細かい場所をお手入れするための歯ブラシや綿棒が必要になります。使わなくなった歯ブラシがあれば、手が届きにくい場所や隙間などを綺麗にすることができます。特に、網のお手入れで活躍してくれます。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジは繊維が細かいことで目に見えないような隙間にある汚れを掻きだすことができるスポンジです。使い方も簡単であり、水を含ませて拭くだけです。重曹を溶かした水で擦ればより汚れを落とすことが期待できます。メラミンスポンジはトースターだけではなく、そのほかの場所の掃除にも活用することができ、便利です。
しかし、普通のスポンジとは違い、使うと少しずつメラミンスポンジ自体が削れていき、小さくなってしまいます。また、消しゴムのように削りかすのような物が出てしまうこともあります。
まとめ
トースターのお手入れは大変ですが、お手入れの方法やおすすめの掃除グッズがあれば効率よく掃除をすることができ、苦痛も感じにくいです。しかし、お手入れを怠っていると汚れがこびりつきやすいので、手間になってしまいます。そのため、定期的にトースターのお手入れをするように心がけましょう。