プロが勧める炊飯器の機能5選

炊飯器はご飯を炊くことができる便利な家電です。ここではプロが勧める機能や購入するときのポイントを紹介しているので炊飯器を購入することを検討している人は参考にしましょう。

炊飯器にあれば便利な機能

炊飯器にはさまざまな機能があり、おすすめの機能が備わっていればより便利にご飯を炊くことができたり、おいしいご飯を炊くことができます。次に、炊飯器にあれば便利な機能を紹介します。そのため、炊飯器を選ぶ際に次に紹介する機能があるのかを確かめてみてはいかがでしょうか。

保温機能

炊飯器には保温機能が備わっている場合が多いです。当たり前の機能ではありますが、なければ不便に感じてしまいやすいです。保温機能があれば炊きたてのご飯をより長く味わうことができます。ご飯は炊き立てが一番おいしく、冷えてしまうとどうしても味が落ちてしまうと考えられています。そのため、保温機能があることは少しでも長くおいしいご飯を食べるための機能と言えるでしょう。

保温機能を使うことですぐに温かいご飯を食べることも可能になり、レンジなどで温めなおす手間もいりません。しかし、長時間保温していると水分が飛んでしまう場合もあるので、長時間の保温はおすすめできません。

加熱蒸気

加熱蒸気機能はスチーム機能と呼ばれていることも多く、ご飯を炊き上げる時や保温しているときに使われる機能でもあります。加熱蒸気機能は水蒸気を利用する機能であり、ご飯が乾燥してしまうことを防いでくれます。しかし、逆にご飯がベタベタになってしまうのではないかと感じてしまう人もいるのではないでしょうか。加熱蒸気は普通の水蒸気ではなく、高温の水蒸気であるため、水分を与えるのではなく、余分な水分を飛ばしてくれる働きがあります。

そのため、加熱蒸気機能を使うことでご飯のべたつきを抑えつつ、しっとりさを残すことができます。よりおいしいご飯を食べたい人や長時間保温する人におすすめの機能です。

蒸気レス

炊飯器といえば蒸気口から水蒸気が出る特徴があります。しかし、水蒸気が出ることは部屋が湿気てしまう原因になったり、壁紙や天井にシミをつくる原因となります。そのため、炊飯器から出る水蒸気は厄介な存在である場合が多いです。そこでおすすめの機能が蒸気レス機能です。蒸気レス機能があれば、水蒸気が出ないように作られているので、ご飯が炊きあがるときにも水蒸気が出ません。

本来出るはずの水蒸気は冷却され、水に変換されます。メーカーによっては水を貯めるタンクがあり、定期的に捨てる必要があります。また、蒸気レスだけではなく、蒸気セーブや蒸気カットという名称で紹介されている場合もあります。一見名称が違うだけであり、機能性に違いはないと思いやすいですが、厳密に説明すると違います。蒸気レスはほとんどの水蒸気を抑えることができますが、蒸気カットやセーブ機能の場合は従来の炊飯器と比べて8割程度抑える程度です。

従って水蒸気をほとんど排出しない炊飯器を求めているのであれば、蒸気レス機能と記されている炊飯器を選びましょう。

糖質カット機能

炊飯器に糖質カット機能が備わっている場合があります。ご飯には多くの糖質が含まれており、美味しさを感じることもできます。しかし、糖質を過剰摂取してしまうことは肥満の原因にもなります。そのため、ダイエットを行っている人にとって糖質は控える栄養素であり、糖質をカットできることが大きなメリットと言えるでしょうか。しかし、炊飯器でどのような仕組みで糖質をカットしているのか分かっていない人もいると思います。

メーカーによって違いはありますが、ご飯を炊き上げる時の煮汁をできるだけ水蒸気として排出するようにして水を加える作りとなっています。糖質がカットされることでうま味が薄れてしまうと感じる人もいますが、さっぱりとしたご飯になる特徴があります。また、玄米を糖質カットで炊き上げるとヌカの風味がなくなると言われています。

早炊き機能

炊飯器はスイッチを入れることで自動で炊き上げることができ、タイマー予約をすれば設定した時間に炊き上げることができます。毎日炊飯器を使用している人でもスイッチを入れることを忘れた経験があるのではないでしょうか。また、急な用事ですぐにご飯を炊き上げる必要が出る場合もあります。そのような時にあれば便利な機能が早炊き機能です。早炊き機能を使用すれば普通に炊き上げるよりも早めに炊き上げることが可能です。

普通にご飯を炊き上げる場合は浸水・炊き上げ・蒸らしの工程があります。しかし、早炊き機能は浸水する時間を短縮し、沸騰している時間を維持し少しでも早く炊き上げるようにしています。早く炊きあがるメリットはありますが、芯が残ってしまいやすい欠点があります。

三菱電機 炊飯器 5.5合 月白 NJ-VVC10-W

三菱電機だけの「特許・連続沸騰」。高火力を絶やさず、うまさを引き出す技術。

炊飯器を選ぶときのポイント

炊飯器を購入するときに悩みやすいです。購入後に後悔しないためにも選ぶポイントを把握しておくことは大切です。次に、炊飯器を選ぶときのポイントを紹介するので参考にしてください。

機能性

炊飯器には上記で紹介したような機能が備わっていることが多いです。多くの機能が備わっていれば便利であり、おいしいご飯に炊き上げることができる場合が多いですが、その分価格が高くなりやすいです。そのため、必要としている機能が備わっている炊飯器を選ぶようにしましょう。不必要な機能が備わっていても使用しない場合が多く、無駄なお金を支払うことにつながってしまいます。

したがって炊飯器を購入するのであれば、炊飯器にどのような性能や機能を求めているのかを明確に決めておくようにしましょう。

価格

炊飯器を選ぶときに価格に注目する人もいるのではないでしょうか。炊飯器の価格は5万円前後である場合が多いですが、サイズや備わっている機能によって価格は大きく変わります。

容量

炊飯器はさまざまなサイズで作られており、状況にあったサイズの炊飯器を選ぶようにしましょう。一人暮らしであれば一度に大量のご飯を炊く必要がないため、1人分炊き上げることができる容量の炊飯器で充分です。一方、多くの家族がいる場合は一度に消費するご飯の量も多いため、5合以上一度に炊き上げることができる容量がおすすめです。

手入れのしやすさ

炊飯器は毎日使用することが多く、その都度手入れをして綺麗にしなければなりません。複雑な構造になっていたり、溝などがあるとどうしても手入れがしにくく、清潔さを維持することが難しいです。そのため、使いやすさや備わっている機能に注目するだけではなく、蓋を開けて中の仕組みや構造も確認するようにしましょう。蓋が取り外しができるようになっていたり、内蓋も取り外し可能であれば手入れがしやすいです。

ちなみに釜を洗ったとき濡れたまま炊飯器本体にセットしてしまいやすいですが、故障の原因にもなると考えられるのでしっかり乾かしてからセットすることをおすすめします。

【LOCABO(ロカボ)】糖質カット炊飯器|黒 BLACK

独自製法「LOCABO炊き」で美味しさを追求。

まとめ

炊飯器はご飯を炊き上げるのに便利な家電ですが、備わっている機能は色々です。備わっている機能によって使いやすさやご飯の炊きあがり具合などにも影響してきます。そのため、炊飯器を購入するのであれば機能性にも注目するようにしましょう。

製品を探す


Amazonで探す

楽天市場で探す

Yahoo!ショッピングで探す

おすすめ製品 / コラム

  1. 面倒くさいミキサー掃除も超簡単な裏技で解決!

  2. 扇風機はどこまで風が届く?

  3. エアコンがない時代の暑さ対策は?

  4. 氷を早くつくる!時短テクをご紹介!

  5. エアコン、修理か買い替えか?【前編】

  6. エアコンが故障と判断する前に。

  7. エアコンの寿命~故障のサインは?【後編】

  8. エアコンの寿命~故障のサインは?【前編】

  9. エアコン、修理か買い替えか?【後編】

  10. 夏こそ電子レンジ!?

  11. 扇風機か?エアコンか?(後編)

  12. 扇風機か?エアコンか?(中編)

  13. 扇風機か?エアコンか?(前編)

  14. 熱中症対策家電のトレンド【後編】

  15. 熱中症対策家電のトレンド【前編】