キッチンにコンセントがもうひとつあれば…
もっと違う位置にコンセントがあれば便利なのに…
キッチンは多くの調理家電を使う場所なので、コンセントの問題がつきものです。
使い勝手のよい場所に必要な個数だけあれば便利なのですが、家電の数に対してコンセントの口数が足りないとか、コンセントの位置が遠いとか、不満には事欠きません。
パナソニック 電子レンジ 22L フラットテーブル メタルブラック NE-FL222-K
1000Wインバーターの庫内フラット単機能レンジ。インテリアに調和するデザイン。
税込 “22,800”円
今回はキッチン周りのコンセントについて考えてみたいと思います。
コンセントにまつわる問題
まずは、多くの方々が抱えているコンセントの問題点を知っておいてください。
コンセントはとても便利な反面、厄介な側面や危険な側面もあるんです。
コンセントの数が足りない
多くの方が最も困っている問題がコンセントの数が足りないことでしょう。
キッチンでは多くの電化製品を使うので、それに応じた数のコンセントが必要になります。しかも、電子レンジや炊飯器などの日常的に使う調理家電は、コンセントにつなげたままにしておきたいのが心情ですよね。
ところが、コンセントの数が足りないと、家電を使うたびにコードを抜き差ししなければならなくなったり、遠い位置から電源をとるなどしてキッチンの動線が著しく悪くなり、キッチンの使い勝手が悪くなってしまいます。それでは、おしゃれなキッチンも台無しですね。
大物家具や家電の背後に隠れてしまう
食器棚や冷蔵庫などの背後にコンセントが隠れて使えなくなってしまうのも重大な問題です。
家具や家電に隠れてしまったコンセントは、電源がとれなくなるだけでなく、安全面でも深刻な問題があるのです。隠れた場所で使われないコンセントの周辺には埃がたまりやすく、発火の原因になることがあるので要注意です。
パナソニック 電子レンジ 22L フラットテーブル メタルブラック NE-FL222-K
1000Wインバーターの庫内フラット単機能レンジ。インテリアに調和するデザイン。
税込 “27,182”円
コンセントが遠くてコードが届かない
コンセントの位置から調理家電の場所までが遠く、コンセントが届かないという問題もありますね。その場合、延長コードやタコ足配線(タップ)で対応する必要がありますが、ゴチャゴチャして使い勝手も見栄えも悪くなってしまいます。
そして、使い勝手や見栄え以上に深刻なのが、発火の危険性です。延長コードやタップは同時に使える電力容量が決まっているので、一度にたくさんの家電を使用すると、容量を超えて発火する危険性があります。特にキッチン家電は電子レンジや炊飯器、トースターなど、電力が大きいものが多いので、発火の危険性は高まります。また、同時に複数の調理家電を使用するとブレーカーが落ちることもあります。
それに、延長コードの場合、コードに足を引っかけて家電を倒してしまったり、子供がつまずいて転倒する恐れもあります。中に熱湯が入っている電気ポットなどの転倒は特に危険です。
いかがでしたか?
次回は、キッチンのコンセントの増設についてご紹介します。