暑い夏と寒い冬を快適な温度にしてくれるエアコンは、現代に欠かせない電化製品といえます。年々エアコンの性能は向上しており「エアコンにこんな機能があったの?」と驚かれる方は多いです。そこで今回は、2022年最新のエアコン事情を紹介します。快適性だけではなく、節電・節約の効果が高いエアコンも増えています。エアコンの買い替えを検討されている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
目次
エアコンにトレンドがあるって本当?
エアコンを買い替える平均期間は約10年程度といわれることもあって、最新のエアコン事情に詳しくない方は多いはずです。エアコンは、部屋を涼しくしたり暖かくするだけの機能ではなく、ファッションやヘアスタイルのように、エアコンにもトレンドがあります。年々エアコン性能は進化を続けていて、より使いやすく便利になっているのです。これからエアコンの買い替えを考えている方は、最新のエアコン事情をもとにお気に入りのエアコンを探してみましょう。
失敗しないエアコンの選び方
最新の性能を備えたエアコンが便利であることは確かです。しかし、部屋の大きさや形状は人それぞれ異なるため、必ずしもすべての人に最新エアコンがおすすめとは限りません。ここでは、失敗しないエアコンの選び方を解説します。新旧問わず、エアコン選びの参考にしてみてください。
部屋の畳数に適したエアコンを選ぶ
エアコンごとに対応している部屋の広さが決まっており、部屋の畳数に適したエアコンを選ぶことが基本になっています。仮に部屋より小さいサイズのエアコンを選んでしまうと、設定温度に達するまでに無駄に時間がかかってしまうのです。
しかし、吹き抜けの部屋や屋根裏部屋のように、部屋ごとで空間の大きさに違いがあるため、必ずしも畳数でエアコンを選べばよいわけではありません。空間が広い部屋の場合は、適用畳数プラス2畳がおすすめであり、反対に空間が狭い部屋の場合は畳数より小さいサイズのエアコンで問題ないとされています。
エアコンのサイズを間違えると、電気代が高くなったり体調不良に繋がります。エアコンのサイズ選びで困ったときは、家電のプロに相談をして決めましょう。
室内機・室外機が設置できるサイズ
エアコンは、エアコン本体(室内機)と、室外機の2つを設置しなければいけません。また、室外機に関しては、エアコンを設置する部屋に近い屋外に設置する必要があります。せっかくエアコンを購入したものの、設置するスペースがなければ無駄になってしまうのです。エアコンを購入する前に、室内機と室外機の設置するスペースを把握しておきましょう。
ちなみに、エアコンのカタログに本体サイズが表記されていますので、正確な寸法を調べておくと、エアコン選びから設置工事までスムーズに進むはずです。
機能・性能面のよさ
エアコンを選ぶ際は、機能や性能面のよさを確認しましょう。最近のエアコンは機能面が向上しており、冷房・暖房に加えて送風・除湿・タイマー・自動清掃など、便利な機能が備わっています。実際にエアコンを使用している状況をイメージして、どのような使い方がしたいかで購入するエアコンを選んでみてください。
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省エネタイプかどうか
エアコンの電気代は、電化製品のなかでも料金が高いといわれています。ただでさえエアコンは高額なうえに、電気代まで高くなると家計を圧迫してしまうでしょう。しかし一部のエアコンには省エネタイプがあり、エアコンのサイズや使用頻度で変わりますが、通常のエアコンと省エネタイプのエアコンと比較して、電気代が年間約2万円以上変わることがあるそうです。
エアコンの買い替えは約10年程度が目安とされているため、省エネタイプのエアコンを選ぶと、安く見積もっても20万円ほどお得になります。多少は購入価格が高くなりますが、ランニングコストを考えて、省エネタイプのエアコンを選ぶといいかもしれません。
2022年おすすめ最新エアコン性能5選
ここからは、2022年おすすめの最新エアコン性能を紹介します。驚くような性能を備えたエアコンがありますので、買い替えを検討されている方は参考にしてみてください。
AI自動運転制御
最近のエアコンには、なんとAI自動運転制御という機能が備わっています。AI自動運転制御とは、AIが自動で室内の温度から快適な温度を分析・設定してくれる機能です。また、これまでに設定してきた温度データを蓄積してくれるため、わざわざ手動で温度を設定する必要がなく、常に部屋が快適な温度を保ってくれます。
クリーン機能
クリーン機能は、文字通り自動で掃除をしてくれる機能です。エアコンの内部は、使用するたびに埃やゴミが蓄積されており、放っておくとカビの繁殖や、カビ・埃を含んだ風を吐き出して健康被害に繋がるのです。最新のエアコンにはクリーン機能が備わっており、使用後すぐに自動でエアコンフィルターの掃除をしてくれます。きれいな風で快適な温度に保ってくれるため、クリーン機能付きのエアコンは高い人気があるようです。
換気機能
エアコンは、部屋の空気を吸い込み、熱交換器を通して冷風・温風を排出する仕組みです。空気を吸い込む際に埃やゴミを一緒に取り込んでおり、一応はエアコンフィルターを通してある程度の埃やゴミを取り除いたうえで室内に風を送っているのですが、完全にきれいな空気とはいえません。
しかし、最新のエアコンには換気機能付きのものが販売されており、通常のエアコンと違って室内ではなく外のきれいな空気を取り込んで、きれいな空気を冷風・温風として室内に送る仕組みになっています。実際に、病院などのきれいな空気を必要とする場所では、最新の換気機能付きエアコンが使用されているようです。
空気の汚れは、喘息や肺炎といった気管支疾患や、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患になるリスクがあります。健康被害を避けるため、何らかの疾患を患っているご家族がいる方は、換気機能付きエアコンをおすすめします。
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「ナノイーX」搭載スタンダードモデルのエアコン、Fシリーズの2022年モデル(おもに8畳用)。さまざまな有害物質を抑制し、部屋の空気を清潔にする。
遠隔操作の機能
最新のエアコンには、遠隔操作機能が付いたものが販売されています。別名スマートリモコンと呼ばれており、エアコンをWi-FiやBluetoothで接続し、専用アプリを使って遠隔で操作ができるエアコンです。外出先からエアコンのON/OFFの操作や、温度設定といった便利な使い方ができるため、エアコンの電源を切り忘れたときに外出先から操作をすることができます。
また、アレクサやgoogleアシスタントなどのスマートスピーカーと連動させることで、音声でエアコン操作ができるエアコンも誕生しています。
省エネ性能
以前から省エネタイプのエアコンは販売されていますが、年々省エネ性能は向上しています。また、省エネ=電気代の節約であることから、省エネに対する消費者の関心も強くなっているのです。2022年に限らず、エアコンの省エネ性能は、2022年に限らず永遠のトレンドといえるかもしれません。
しかし、エアコンごとで省エネ効果に差があります。少しでも電気代を抑えたい方は、購入価格が高くても省エネ効果がより高いエアコンをおすすめします。
まとめ
最新のエアコンは、驚くような機能・性能が備わっているものばかりです。快適かつ便利なうえに、省エネ効果で電気代の節約にも繋がります。エアコンの買い替えを検討されている方は、今回紹介した最新のエアコン事情を参考にしてみてください。
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