加湿器は、空気が乾燥してくると欠かせない家電です。
加湿器は4種類あり、いろいろな機能が搭載されたタイプが多く販売されているので、購入する際に悩んでいる人も少なくないはずです。
加湿器を選ぶ際のポイントを詳しく説明します。
その他にも、2022年人気の加湿器を紹介します。
購入の際の参考にしてくださいね。
目次
4種類の加湿器の特徴
加湿器は、大きく分けて4つの種類があります。
それぞれのタイプのメリット、デメリットを紹介しますね。
スチーム式
スチーム式は、ヒーターで水を加熱し、蒸発させた蒸気を放出する仕組みです。
お湯を沸騰させてると蒸気が出るのと同じイメージです。
ファンで蒸気を送り出すため、スピーディーに部屋全体に水蒸気が届く特徴があります。
使用ごとに、水分を沸騰させるので、カビの繁殖や菌が発生しにくいメリットがありますが、毎回お湯を沸かすため、電気代がかかります。
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超音波で水をミストにして拡散して、お部屋を加湿。お肌や喉の乾燥を防ぎ、病気も予防できます。
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気化式
気化式は、水を含ませフィルターに風を当てる仕組みです。
湿っている衣類を扇風機の前に置いて、風を当てるようなイメージです。
気化式は、フィルターに風を当てることで気化します。
そのため、放出される水の粒子は小さく、雑菌が空気中に放出するのを抑えることが可能です。
メリットは、ヒーターを使用しないので、電気代を抑えることができるのと、本体自体が熱くならないことです。
ただ、水やフィルターにカビや菌が発生しやすいため、こまめなメンテナンスが欠かせません。
他の種類と比較すると、加湿し始めるのに時間がかかったり、商品によってはファンの音がうるさく感じることもあります。
超音波式
超音波式は、水を超音波で振動させ、細かい霧を放出させる加湿器です。
ヒーターを使わないため電気代が安かったり、本体が熱くないため、室内の温度が高くなることもありません。
超音波式は、安い価格帯の商品が多いのも魅力です。
また、部屋のインテリアにもなるようなオシャレな加湿器などが多く、デザインを重視したい人にもおすすめです。
ただ、ヒーターを使用しない分、タンク内にカビや雑菌が繁殖しやすくなるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
お手入れを怠ると、カビや雑菌が空気中に放出される危険性もあるので、気を付けてくださいね。
ハイブリット式
ハイブリット式は、ヒーターを利用することでより加湿効果を上げられるメリットがあります。
ハイブリット式には、「スチーム+気化式」と「スチーム+超音波式」の2種類があり、「スチーム+気化式」のタイプは、水を含んだフィルターに温風を当てる仕組みです。
ファンを搭載しているため、室内をスピーディ―に加湿でき、部屋全体に湿った空気を行き渡らせることができます。
雑菌の繁殖を抑えられますが、電気代が高いデメリットもあります。
「スチーム+超音波式」は、ヒーターで温まった水を超音波できめの細かい水の粒子にし、放出する方式です。
パワフルに室内を加湿できるメリットがありますが、「スチーム+気化式」に比べると、水分の粒子が大きいため、壁などが湿りやすいデメリットがあります。
加湿器を選ぶ時のポイントは
加湿器の性能や他の機能など、加湿器を購入する前に抑えておきたいポイントを紹介します。
加湿器の性能について
加湿性能は、部屋の温度が20℃・湿度が30パーセントの時に放出が可能な1時間当たりの水分量のことです。
加湿能力の数字が大きければ大きいほど、加湿能力が高く、より広い部屋に対応が可能です。
乾燥しやすかったり、天井が高い室内で使用する場合などは、少し性能が高めのタイプを選びましょう。
掃除
加湿器のタンク内は、カビや雑菌が溜まりやすいです。
抗菌素材、銀イオンなど加湿器であれば、カビや雑菌対策ができるのでおすすめです。
しかし、半日経過すると雑菌が繁殖しやすくなるため、タンク内の水は毎日定期的に交換しましょう。
また、商品によっては、複雑な構造で掃除しにくいタイプもあるので、掃除については、取扱説明書で確認することをおすすめします。
加湿器のフィルターの交換は、定期的に行ってください。
フィルター交換目安を確認し、フィルター費用を抑えたい場合はなるべく長く使用できるタイプを選びましょう。
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その他の便利な機能
アロマオイル機能は、一緒に香りを楽しめるメリットがあります。
アロマ対応の加湿器は、オイルをタンク内に垂らすのではなく、専用のトレイなどに垂らすタイプです。
事前に使用法を確認してくださいね。
また、加湿器の稼働音についてですが、超音波式が静かです。
スチーム式や気化式の加湿器であれば、「弱」や「静かモード」機能で稼働音を抑えることができますが、その分、加湿器機能は低下してしまいます。
2022年おすすめ加湿器
加湿器ごとにそれぞれ人気の加湿器を紹介します。
加湿器以外にも色々な機能が搭載されているので、自分に合った機能を選ぶようにしてくださいね。
スチーム式加湿器 EE-DC50
フィルターがなく、まほうびんの形でとてもシンプルな設計の加湿器です。
ヒーターで水を温めて加湿するスチーム式なので、雑菌が繁殖しにくいのも魅力です。
沸騰した水を、一旦、約65度まで冷ましてから加湿するため、多少蒸気に触れてもやけどの心配がありません。
フッ素加工された容器は、掃除がとてもしやすいです。
チャイルドロック機能が搭載されており、小さなお子様が不意に触った際に操作を一旦停止してくれます。
常に蓋が閉まっている状態のため、倒れた時に蓋が開く心配がありません。
また、うっかり加湿器を倒してしまった場合でも、加湿器内のお湯がこぼれるのを最小限に抑えてくれる機能などもあり、安全に使用できるよう配慮している加湿器です。
気化式加湿器 HV-P30
エコ運転を採用し、室内の温度・湿度をいつも管理してくれるので、加湿のし過ぎを防ぐ事ができます。
DCモーター搭載で、電気の消費を最低限に抑えることが可能。
最先端のプラズマクラスター技術を採用し、浮遊するウイルスの動きを抑制したり、室内の嫌な臭いを消臭してくれたり、浮遊しているカビ菌を除菌してくれ、室内にきれいな空気を放出してくれます。
本体は、簡単に分解することができるよう工夫されており、隅々までキレイに掃除ができます。
超音波加湿器 UTK-230
超音波によりタンク内の水を振動させ、霧状の蒸気を放出する加湿器です。
ヒーターを使わないので、放出されるミストが熱くならないため、小さなお子様が触れてもやけどの心配がありません。
ミストの量は3段階に調節することが可能で、室内の湿度調節ができて便利です。
加湿器本体の給水方法は、タンクを外して給水する方法と、本体上部から給水する方法の2通りがあり、その時の状況で使い分けることができます。
1.9キロと小型サイズの加湿器なので、机の上に置いて使用したり、持ち運びも簡単にできるのが魅力です。
ハイブリット式加湿器 HV-P55
加湿器は、A4サイズくらいととてもコンパクトで、お部屋に置くスペースを気にせずに設置することができ、使い勝手がいいです。
エコモードが搭載されており、通常の強運転と比較すると約85パーセントも電気の消費を節約でき経済的にも嬉しいですよね。
温度・湿度Wセンサーにより、部屋の温度に調整してくれ、いつでも快適な湿度を保つことができます。
チャイルドロック機能が付いているので、小さなお子様がいる家庭でも安心です。
給水方法は、タンクを取り外す方法と、加湿器本体の上部から給水する方法を選ぶことが可能です。
プラズマクラスター機能が搭載されており、浮遊するウイルスの動きを抑制したり、室内の嫌な臭いを消臭してくれたり、浮遊しているカビ菌を除菌してくれ、室内にきれいな空気を放出してくれます。
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まとめ
【トレンド】2022年最新加湿器事情について紹介しましたがいかがだったでしょうか?
加湿器には、スチーム式、気化式、超音波式、ハイブリット式の4種類があります。
スチーム式とハイブリット式は、ヒーターを使用するため、雑菌の繁殖が抑えられるメリットがありますが電気代は、気化式や超音波式よりもかかります。
逆に気化式や超音波式は、ヒーターを使用しないのでその分電気代を抑えることが可能です。
リビングなどの広い部屋に使用する場合には、性能が高いパワフルな加湿器がおすすめです。
自分の状況にあった加湿器を選び、快適に過ごしてはいかがでしょうか?
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