【裏技】季節家電の収納術①

季節家電は、季節が変わるたびに片付けをしなければいけません。しかし、家電によっては大型の物があり、上手に収納しなければスペースが足りなくなってしまいます。この記事では、季節家電の収納術収納するポイントを紹介します。うまく収納できずに1年中季節家電を出したままにしている方は、ぜひ読んでみてください。

季節家電を収納するポイント

季節家電は、家電によって形やサイズが異なります。そのため、ポイントを押さえて収納しなければ、スペースが足りなくなったり、次のシーズンで使う際に取り出しにくくなってしまいます。ここでは、季節家電を収納するポイントを解説します。

①掃除をして収納する

季節家電を収納する際は、掃除をして汚れを落とした状態で収納しましょう。埃で汚れた状態で収納すると、故障に繋がります。また、きれいな状態で収納しておけば、次に使うときに掃除をする必要がなく、すぐに使い始めることができます。

②邪魔にならない場所・位置に収納する

季節家電の収納場所は、押し入れ・クローゼット・納戸が一般的です。しかし、収納してから約1年間は使用することがありませんので、収納場所のなかでも邪魔にならない位置に保管しましょう。たとえば、クローゼットの前方より奥、上ではなく下に収納することで、限られたスペースを有効的に使えますし、なおかつ他の荷物の出し入れがスムーズにできます。収納する家電の大きさや重量次に使うまでの期間を考えて、収納する位置を決めてみてください。

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春・夏家電の収納術

ここからは、季節家電のおすすめ収納術を紹介します。収納スペースがすっきりと片付く便利な方法になるため、ぜひ参考にしてみてください。まずは、春と夏に使う家電の収納術を解説します。

空気清浄機

空気清浄機は、春の花粉が飛散する時期に使用する機会が多い家電です。本体サイズは大きい部類に入りますが、四角形のため収納しやすいでしょう。収納する際のポイントは、空気清浄機に収納カバーを被せて、埃の侵入を防ぐことです。また、空気清浄機は1年のどのシーズンでも使える家電になるため、いつでも取り出せる位置に収納することをおすすめします。ちなみに、空気清浄機用の収納カバーは3,000円ほどで売られています。

扇風機

扇風機はサイズが大きく、収納しづらい形状をしています。また、使用期間が夏に限定されているため、来年の夏まで使うことはほぼありません。そのため、扇風機に埃防止用の収納カバーを被せて、邪魔にならないように収納スペースの奥に置きましょう。よりコンパクトに収納したい場合は、購入時の箱に入れたり、扇風機を分解して収納すると、収納スペースがすっきりします。

エアコン

エアコンは、主に夏と冬に使用する家電です。夏が終わると冬が訪れるまで使用する機会がほとんどありませんので、きちんと収納しておきましょう。とはいえ、エアコンは壁に取り付けられていますので、掃除をしたうえで、埃防止用のカバーを被せてコンセントを抜いておきましょう。エアコンの掃除は、本体の外側・吹き出し口・フィルターのみで問題ありません。掃除をして収納することで、冬に使う際に清潔な風を出してくれます。

布団乾燥機

梅雨の時期は、布団を天日干しすることができないため、布団乾燥機が大活躍します。ただ、梅雨を過ぎると布団乾燥機を使う機会が減りますので、邪魔にならないように収納しましょう。布団乾燥機は、さほど大きくはないものの空気を送るホースが付いています。そのため、ダンボールや衣類用のソフトボックスなどに入れると、場所を取らず収納することができます。

続いて収納位置ですが、布団乾燥機は1年中使うことができるため、収納スペースのなかでも取り出しやすい位置に収納することをおすすめします。

秋・冬家電の収納術

秋と冬の季節は、春夏以上に大型の家電が多いです。収納スペースを取ることから収納するのも大変であり、うまく収納できずに年中秋・冬家電を出したままの方は少なくありません。ここでは、秋冬家電がすっきり収納できる方法を紹介します。

電気&灯油ストーブ

電気ストーブや灯油ストーブは、種類によって大きさが異なり、収納に苦労する家電です。また、ストーブを収納する前にメンテナンスを行わないと、火事や故障に繋がるため注意しましょう。ストーブの収納方法は、以下の通りです。

【電気ストーブの収納方法】

電気ストーブを収納する際は、必ず熱が冷めていることを確認しましょう。続いて、ストーブのガードを外して乾いたタオルで埃を取り除き、ダンボールやビニール袋を被せて収納します。収納場所は、通気性がよく涼しい場所を選んでください。高温多湿の場所に収納すると、結露でストーブが錆びたり、カビが発生する可能性があります。

【灯油ストーブの収納方法】

灯油ストーブを収納する際は、ストーブのタンクに残っている灯油を保管用のポリタンクに戻しましょう。次にストーブに付着している埃を取り除き、購入した際の箱に入れるか、布やポリ袋を被せて収納します。収納場所は、電気ストーブと同様に、通気性がよく涼しい場所を選んでください。また、ストーブは重量があるため、平らで低い場所に保管することをおすすめします。

こたつ

こたつは、サイズが大きく重量もあります。分解できないこたつの場合は、平らで低い位置に置いて、こたつの上にその他の荷物を重ねていくと、収納スペースを有効活用できます。分解できるこたつの場合は、パーツごとに細かく分けてダンボールに収納すると、スペースを取らずにコンパクトに収納することができます。また、こたつの天板は、収納場所の壁に立てかけて収納する方法がおすすめです。

電気カーペット

足元を暖かくしてくれる電気カーペットは、内部に電熱線が織り込まれているため、小さく折りたたむことができず、また重量があるため収納する際は注意が必要です。収納方法は、できる限り電気カーペットを小さく畳んで、収納袋に入れてから通気性がよい場所に収納します。高温多湿の場所に保管すると、カーペットにカビやダニが発生するため気をつけてください。また、折り跡がつくのを防ぐために、電気カーペットの上には重い荷物を置かないようにしましょう。

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加湿器

寒い季節は空気が乾燥するため、加湿器を使う方は多いはずです。大小さまざまな加湿器がありますが、収納自体は難しくありません。ただ、収納する前のお手入れが重要です。加湿器は、その名の通り空気中の湿気を取り除く家電です。加湿器の内部は湿気が多く、しっかりと乾燥させてから収納しなければ、大量のカビが発生して使えなくなる可能性があります。

加湿器を収納する際は、乾いたタオルで汚れと水気を完全に取り除いてから、布やポリ袋を被せて通気性のよい場所に保管しましょう。また、保管する際は、加湿器を横にすると故障に繋がります。重量があるため、必ず平らな低い位置に立てた状態で保管してください。

まとめ

季節家電は、大きさ・重量・形だけではなく、特性によって収納する場所を考えて選ぶことが大切です。また、代表的な収納場所になる押し入れ・クローゼット・納戸・トランクルームで、それぞれ通気性やスペースの大きさが異なります。家電と収納する場所のそれぞれの特性を照らし合わせると、家電が故障することなく、生活の邪魔にならない収納ができるはずです。次に家電を使うことを考えて、収納前にお手入れすることも重要になります。

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