【裏技】炊飯器の節電はこれで決まり!

毎日のように炊飯器を使っているというご家庭も多いと思います。

家族が多いと朝と夜の2回に分けてご飯を炊いているというご家庭もありますね。

炊飯器の電気代って普段あまり気にしないかもしれませんが、毎日となると思ったより電気代がかかっている可能性もあります。

そこで今回は意外と気にしたことがない「炊飯器の電気代」「炊飯器の節電」について調べてみました。

毎月気になる電気代が少しでも安くなるように、炊飯器の節電について一緒に考えていきましょう。

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炊飯器の種類を調べてみよう

炊飯器は電気式のものを使っているというご家庭がほとんどだと思います。

電気式の炊飯器は加熱方式によっていくつかの種類に分かれるのですが、これを知っておくと炊飯器の買い替えの時にとっても便利です。

まずは加熱方式の違いでどんな特徴が出てくるのか炊飯器の種類についてのお話からしていきたいと思います。

マイコン式炊飯器

現在販売されている炊飯器の中で最もメジャーなものがマイコン式と呼ばれる炊飯器です。

マイコン式炊飯器の発売開始は1979年。

マイコン(マイクロコントローラー)によって火加減を自動的にコントロールしてくれる炊飯器で、このマイコン式炊飯器の誕生により炊飯と保温がひとつの機械で行えるようになりました。

それ以前の電気炊飯器と比べて家庭でだれでも簡単においしいご飯を炊いて保温ができるということでとても話題になったそうです。

IH式炊飯器

IH式炊飯器が発売されたのはマイコン式炊飯器発売から10年後の1988年のこと。

ステンレスとアルミの2層鍋になっていて、内窯全体が発熱して加熱することによりご飯の炊きあがりにムラがなくマイコン式と比べてふっくらとした炊き上がりになるのが特徴です。

保温機能もマイコン式と比べると性能が高く、IH式炊飯器の登場により炊飯器で炊いたご飯は一気においしくなったと言われています。

圧力IH炊飯器

圧力IH炊飯器が発売されたのはIH式炊飯器発売から4年後の1992年。

IH方式で更に圧力を加えてご飯を炊くことで、100℃以上の高温でご飯を炊けるようになりました。

圧力の力によって土鍋やお釜で炊いたようにお米が一粒一粒しっかりとした炊き上がりになるのが特徴です。

マイコン式炊飯器やIH式炊飯器と比べると炊き上がりの味のおいしさでは圧力IHが圧倒的です。

しかし、圧力IH炊飯器は本体が大きくなってしまうものが多いことと、どうしても性能の違いからお値段が高くなってしまう傾向があります。

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炊飯器の電気代を調べてみよう

炊飯器はご飯を炊くときと保温する時の両方に電気代がかかってきます。

「保温なんて大した電気代はかかっていないんじゃない?」と思うかもしれませんが、保温も長くなれば電気代も高くなっていきますね。

それではここで炊飯器の加熱方式別に5.5合炊きの炊飯器を使った場合の炊飯と保温にかかる電気代を確認してみましょう。

今回は Haier Japan Region/炊飯器にかかっている電気代はどれくらい?炊飯器の節電方法も解説!のデータを参考に計算をしました。

マイコン式炊飯器の電気代はいくら?

まずはマイコン式の5.5合炊きの炊飯器の場合の電気代です。

電気代は消費電力(W)÷1000×時間×1kWhあたりの電力量料金(円/ kWh)で求めていきます。

 ・1回の炊飯にかかる消費電力:140W

 ・1時間当たりの保温にかかる消費電力:19W

 ・1時間当たりの電気代:27円

で計算すると

 ①1回の炊飯にかかる電気代=140W÷1000×27円=3.78円

 ②1時間当たりの保温にかかる電気代=19W÷1000×27円=0.51円(小数点第3位以下四捨五入)

となります。

IH式炊飯器の電気代はいくら?

次にIH式炊飯器の5.5合炊きの炊飯器の場合の電気代です。

 ・1回の炊飯にかかる消費電力:170W

 ・1時間当たりの保温にかかる消費電力:18.5W

 ・1時間当たりの電気代:27円

で計算すると

 ①1回の炊飯にかかる電気代=170W÷1000×27円=4.59円

 ②1時間当たりの保温にかかる電気代=18.5W÷1000×27円=0.5円(小数点第3位以下四捨五入)

となり、炊飯にかかる電気代はマイコン式と比べてやや高めになっていることがわかりますね。

<h3>圧力IH式炊飯器の電気代はいくら?</h3>

今度は圧力IH式炊飯器の5.5合炊きの炊飯器の場合の電気代です。

 ・1回の炊飯にかかる消費電力:175W

 ・1時間当たりの保温にかかる消費電力:18W

 ・1時間当たりの電気代:27円

で計算すると

 ①1回の炊飯にかかる電気代=175W÷1000×27円=4.73円(小数点第3位以下四捨五入)

 ②1時間当たりの保温にかかる電気代=18W÷1000×27円=0.49円(小数点第3位以下四捨五入)

となり、圧力をかける分だけマイコン式と比べると炊飯にかかる電気代は圧倒的に高いことがわかります。

炊飯器の節電はこれがおすすめ!手軽にできる節約術

それぞれの炊飯器の電気代がわかったところで、いよいよ本題となる炊飯器の節電についてのお話に移ります。

たくさん使う炊飯器の電気代を節約するにはやっぱり使用時間を減らすこと!

ここで簡単に出来る炊飯器の節電・節約術をご紹介していきます。

コンセントは使う時だけさす

炊飯器の炊飯や保温をしていなくてもコンセントにつないでおくだけで少しずつですが電気を消費しています。

他の電化製品にもいえることですが、使用しない時はこまめにコンセントを抜いておくこと。

これだけでも年間で数百円の節約につながりますね。

ご飯はまとめて炊いて冷凍が節電につながる

炊いたご飯の保温は1時間あたりにするとおよそ0.5円程度です。

しかし、朝7時にご飯を炊いて夕方5時まで保温しておくとすると1日の保温にかかる電気代は

 0.5円×10時間=5円 になります。

一方で保温をやめて冷凍して食べるたびに解凍するようにすると600Wで3分温めたとしても電気代はおよそ0.64円ととってもお安くなります。

お茶碗1杯ずつ小分けにして冷凍保存しておくことで必要な分だけ解凍できるようになるので節電&節約につながりますね。

炊飯が炊きあがったらスイッチOFF

炊飯が終わってからご飯を蒸らすための時間+食べ終わるまでの保温の時間にも電気代がかかってしまいますね。

すぐにご飯を食べるなら炊飯後はスイッチOFF&コンセントを抜いて早めにご飯を食べるようにしましょう。

ご飯は炊飯後にスイッチを切ってしまってもすぐに冷めることはありません。

サッとご飯を済ませてしまえば余計な保温の時間も無くなり、その分だけ節電&節約につながります。

炊飯器もエコを意識

炊飯器にはいろいろな炊飯モードがついていますが、最も電気代がかかるのが「高速炊飯」や「早炊きモード」です。

早くご飯が炊きあがるというメリットに対し、その分圧力をかけてご飯を炊くので電気代は高くなってしまいます。

ご飯を炊くときは「エコモード」が一番の節電に。

普通炊飯と比べても電気代が1円程度安くなる場合もあるのでぜひ活用してみましょう。

まとめ

炊飯器でできる節電は一日あたりにするとほんの数円程度のことです。

しかし、これが一年分となれば数百円から千円単位の節約につながっていくんです。

節約&節電は毎日コツコツが大切です。

意識を少し変えるだけで出来る炊飯器の節電を今日から一緒に試してみませんか。

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