エアコンは値段が高くて、「すべての部屋にエアコン設置はちょっと・・・」と
思っている人もいますよね。
エアコン1台で家の中が快適になったら嬉しいと思いませんか?
実は、コツ次第でエアコン1台で家の中が快適に整うことができるんです!
この記事では、「すべての部屋にエアコン設置はちょっと・・」と思っている人に
ぜひおススメしたい、エアコン1台で快適空間をつくるコツをご紹介します!
お金もかからず、簡単なコツですよ!
目次
エアコン1台でも家の中が快適になるって本当?知りたいそのコツとは?
エアコンの価格は、大きさにもよりますが1台20万円前後です。
20万円って高い買い物ですよね。
エアコンを各部屋に取り付けようと思ったら、60〜80万円ほどかかってしまいます。
でも、エアコンって各部屋に必要なのでしょうか?
実は、コツ次第でエアコン1台でも家の中が快適になるんです!
ここでは、「すべての部屋にエアコン設置はちょっと・・・」と思っている人にお伝えしたい
エアコン1台で家の中を快適に整えるコツをご紹介します!
エアコンの性能を確認
エアコンを設置する際に大切なことは、部屋の大きさに合ったエアコンを選ぶことです。
一般的に、12~18畳のLDKに設置するエアコンは20~26畳用程度の能力があるエアコンがベスト
だと言われています。
エアコンの適用畳数が大きければ大きいほど、エアコンの力もパワフルなんですね。
ですので、エアコン適用畳数に必要とする広さがどの程度なのかをよく確認しておくことが
大切です。
より、エアコンの効果を期待するのであれば、必要な適用畳数よりも大きいものを選ぶという
選択肢もあります。
設置する位置も大切
エアコンを効果的に使うには、エアコンの設置位置も大切なポイントになってきます。
エアコン設置の基本的なポイントとして・・・
・エアコンの周りに通気スペースをつくる
・エアコンと室外機が近い位置にある
・エアコンは、四方の壁の中で短い辺の壁に設置する
・エアコンの下に障害物を置かない
ということが挙げられます。
1台のエアコンで快適に過ごすためには、空間に障害物がないことが理想です。
扉や棚など風の通り道に家具などの障害物があると、その分エアコンの効果が十分に発揮されず
エアコンの効きが悪く感じられるんですね。
1台のエアコンで家の中を快適にしたいなら、シンプルな間取りがベストだと言えます。
2階建ての住宅なら吹き抜けの間取りになっていると、空気が循環しやすいのでおススメです。
また、2階建ての場合は1台のエアコンを、2階に設置すると家全体に空気が循環します。
「室温」がポイント
エアコンを使う際の落とし穴。
それは、エアコンの設定温度です。
エアコンの設定温度は、夏場は25〜28℃・冬場は19〜22℃が推奨されています。
それに合わせてエアコンの温度を設定している人も多くいるはずです。
でも、この温度は「室温」のことだということ。
実際にエアコンの設定温度を推奨されている温度に合わせても、真夏の暑い部屋の中は
それ以上の温度になっていることも。
これでは、適温とは言えず快適な空間ではありませんよね。
湿度の調整も忘れずに
室温は適温なのに、エアコンの効果が感じられない。
そんな場合は、室内の湿度にも注目しましょう。
人の体は湿度が高いと暑く感じ、湿度が低いと寒く感じます。
ですので、夏場に室内の湿度が高ければいくら室温が適温になっていても「暑い」と感じるん
ですね。
冬はその反対で、湿度が低いと室内が適温でも「寒く」感じるというわけです。
人が心地よいと思う湿度は、「40〜60%」と言われています。
この湿度の目安に、「夏は除湿」「冬は加湿」に注意して空間を快適に整えるのがポイントです。
エアコンと一緒に使うと効果的なアイテムはコレ!
エアコン1台で快適な空間を整えるには、エアコンの効果をサポートしてくれるアイテムと
一緒にエアコンを使うとより快適な空間を整えやすくなります。
ここでは、エアコンをより効果的にしてくれるサポートアイテムをご紹介します!
使うと使わないとでは、効果がハッキリと違いますよ!
サーキュレーターで空気の流れをつくる
エアコンとセットで使うと効果的なのがサーキュレーターです。
サーキュレーターは室内の空気の流れをつくり、室内の温度を均一にしてくれる働きがあります。
空気の流れがないと冷房時の冷たい空気は下へ、暖房時の温かい空気は上へと昇っていきます。
それでは、場所によって室温に差が出てきてしまいます。
そこで、サーキュレーターの出番。
サーキュレーターで、空気を循環させることで室温を均一に整えてくれます。
サーキュレーターがない場合は扇風機でも代用できますが、効率の良さはサーキュレーター
の方が上だと言えます。
冷房使用時は、エアコンに背を向けるようにしてサーキュレーターを置くと冷たい空気が遠くまで
行き届きます。
暖房使用時はサーキュレーターを上向きにしてエアコンの下に置くことで温かい空気を
部屋全体に循環させることができます。
1階ではエアコンからいちばん遠く、空気の流れの対角線上の場所に室内に向けて置くと
空気が拡散されます。
すだれやシェードなどで日差しをシャットアウト!
夏の暑い日差しは、室温を上昇させる原因のひとつです。
窓辺から入り込む日差しをシャットアウトすると、室温の上昇を防ぐことができます。
おススメは、窓辺にシェードやすだれの設置です。
シェードやすだれを設置すると、窓辺から入り込む熱を防ぎエアコンやサーキュレーターの効率を
高めてくれます。
「遮光カーテン」は、日差しをしっかりとシャットアウトしてくれますが、室内が暗くなってしまうデメリットがあります。
窓辺からの熱を防ぎながら、光を取り込みたい場合は「遮熱性能カーテン」がおススメです。
季節柄、ゴーヤなどの緑のカーテンも風情があって良いですよね。
工事不要の窓用エアコンとは?
「すべての部屋にエアコン設置はちょっと・・・」と思う理由として「エアコンの設置場所がない」
という理由もあります。
そんな時におススメなのが「窓用エアコン」です。
工事不要で簡単に設置できる「窓用エアコン」についてご紹介します。
「窓用エアコン」の特徴とは?
「ウィンドウエアコン」とも呼ばれる「窓用エアコン」は、その名の通り「窓」に設置する
エアコンです。
この窓用エアコンは室外機と一体になっているのが特徴です。
ですので、室外機を置く場所の心配もいりません。
また、一般的なエアコンの取り付け時に必要な穴あけ工事の必要がないので、工事不要で
エアコンを取り付けることができます。
エアコンの価格だけで、エアコンが使えるのは嬉しいですね。
取り外しも簡単にできるので、違う場所にエアコンを取り付けたくなったら簡単に移動ができます。
窓用エアコンなら一般的なエアコンを設置する場所がない人でも、取り入れやすいと言えますね。
快適な空間作りを諦めなくていいんです!
窓用エアコンのデメリットとは?
一般的なエアコンよりも価格が安く取り付け工事がいらない窓用エアコンにもデメリットが
あります。
それは、エアコン稼働時の環境です。
窓用エアコンは、稼働する際に窓を開けて稼働しなくてはいけません。
これは、窓用エアコンは室外機一体型という作りからエアコン本体の背面から熱交換された熱が
外へ排出される仕組みです。
ですので、稼働時は必ず窓を開けてエアコンの背面部分を外へ露出させる必要があるんですね。
この場合、網戸もNGです。
エアコン稼働時は窓のカギが開けっ放しになる他、すき間から虫が侵入してくるなどの
デメリットがあります。
補助鍵の設置で防犯したり、すき間には窓用パッキンやすき間テープなどを活用すると
良いですね!
まとめ
「すべての部屋にエアコン設置はちょっと・・・」と思っている人に、エアコン1台で
快適に過ごすコツや、窓用エアコンについてご紹介しました。
エアコンは空気の流れがとても重要です。
空気の流れを上手に作れれば、エアコン1台でも快適な空間を作ることができます!
サーキュレーターなどを活用して、ぜひ快適空間を整えてくださいね!