今年の夏も猛暑でした。
連日フル稼働のエアコンは、ひと夏を乗り越え疲れ切っているのでは…。
今回は、エアコンのメンテナンスに役立つ裏ワザをいくつかご紹介します。
これらの方法を取り入れることで、エアコンの性能を維持し、長寿命化を図ることができます。
フィルターの掃除
裏ワザ:掃除機を使ってフィルターのほこりを吸い取るだけでなく、古い歯ブラシで優しくこすっても効果的です。歯ブラシでフィルターの隙間にたまったほこりを取り除くことができます。
方法:エアコンの電源を切り、フィルターを取り外して掃除機でほこりを吸い取ります。歯ブラシで細かい部分も丁寧に掃除し、その後、中性洗剤で水洗いし、完全に乾燥させてから再装着します。
室外機の清掃
裏ワザ:室外機のコイルにたまったほこりを取り除くために、エアダスターを使うと効果的です。エアダスターはPCの内部清掃に使うもので、ほこりを吹き飛ばすのに便利です。
方法:室外機の電源を切り、エアダスターでコイルやファンのほこりを吹き飛ばします。必要に応じてブラシや掃除機も使用します。
冷媒の凍結防止
裏ワザ:冷媒が凍結するのを防ぐために、エアコンの温度設定を「快適」と感じる範囲(約24~26度)に調整します。また、夜間にエアコンをつけっぱなしにせず、設定温度を少し高めにすると良いでしょう。
方法:エアコンの設定温度を適切に調整し、夜間や長時間使用する場合は温度設定を少し高めに設定することで、冷媒の凍結を防ぐことができます。
ドレンホースの清掃
裏ワザ:ドレンホースの詰まりを防ぐために、ホースに薄めた塩水を流すと効果的です。塩水が汚れを溶かし、詰まりを防ぐことができます。
方法:ドレンホースに塩水を流し込み、少し時間を置いてから水で流します。その後、ホースが正常に流れるか確認します。
簡易カバーで室外機を保護
裏ワザ:冬場などの使用しない時期に、室外機に簡易カバーをかけることで、落ち葉や雪などの汚れから保護できます。
方法:室外機専用のカバーを購入し、冬場や長期間使用しない場合にかけておきます。これにより、外的要因からエアコンを守ることができます。
室内機の蒸発器コイルの掃除
裏ワザ:市販のエアコン専用洗浄スプレーを使うと、室内機の蒸発器コイルを簡単に掃除できます。これにより、冷却効率が向上します。
方法:エアコンの電源を切り、専用スプレーをコイルに吹きかけ、しばらく置いてから乾燥させます。スプレーの使用法に従い、効果的に清掃します。
エアコンの運転モードの活用
裏ワザ:エアコンには「ドライ」モードや「エコ」モードがあり、これらのモードを活用することで、効率的に湿度を調整したりエネルギーを節約することができます。
方法:湿度が高い時やエネルギーを節約したい場合には「ドライ」モードや「エコ」モードに切り替えて使用します。
風向きを調整
裏ワザ:エアコンの風向きを調整することで、部屋全体に均等に冷暖房を行い、エアコンの負荷を軽減できます。風向きを天井や壁に向けることで、冷気や暖気を広げることができます。
方法:エアコンの風向きを調整し、部屋全体に均等に冷暖房が行き渡るように設定します。特に冷房時は、冷気が下に落ちるように調整すると良いでしょう。
これらの裏ワザを実践することで、エアコンの効率を高め、快適な環境を維持することができます。定期的なメンテナンスとケアが重要です。
いかがでしたか。
ひと夏を乗り切ったエアコンも、これからは暖房が必要な季節で活躍してもらうことになります。
安心で快適な暮らしを長く続けていけるようエアコンには優しくつきあっていきたいですね。