キッチン家電の収納を考える!

キッチン家電は収納で使い勝手が決まる!

炊飯器、レンジ、トースター、ブレンダー、コーヒーメーカーなどのキッチン家電(調理家電)は生活に欠かせません。ところが、これらの家電は用途や機能がバラバラで、1日に何回も使うものもあれば、必要な時にだけ使うものもあります。サイズも形もバラバラです。
しかも、キッチン家電は意外と大きくて重いので、キッチンの限られたスペースにすべてのキッチン家電を置くためには工夫が必要です。
キッチン家電は、空いているスペースのどこに置いてもかまわないというわけではありません。置き方を間違えてしまうと、トラブルや故障の原因になったり、使い勝手が悪くなってしまうのです。

そこで、今回はキッチン家電の置き場について考えてみましょう。
キッチン家電を上手に収納し、キッチンをおしゃれで便利な空間にするために!

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ますはスペースを確保!


キッチン家電はピッタリと並べて置けばいいわけではありません。調理家電は放熱するものが多いため、適度な距離を持たせる必要があります。家電製品同士の放熱スペースを充分に確保しましょう。家電同士をくっつけて置いてしまうと、放熱することができず、トラブルの原因になる可能性がありますので、ご注意ください。家電同士に均等な間隔を取って配置することが安全への第一歩です。その方がレイアウトも美しくなるので、一挙両得です。
また、炊飯器は炊飯時に蒸気が出ますから、そのことを考慮の上で置き場を考えましょう。

次に、重要なのがコンセントの位置や配線の問題です。なるべく、コンセントの近くに家電を置き、タコ足配線にならないように気をつけましょう。タコ足配線をすると定格電流を超えてしまうことがあり、発熱して発火する危険が高くなります。

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家電の使用頻度を考える!


キッチンには多くの電化製品があります。冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、トースターなどは、ほとんどのご家庭が所有しているはずです。
冷蔵庫に関しては、多くの場合、冷蔵庫を置くスペースが用意されているので、置き場所には困りません。(問題は、そのスペースと冷蔵庫の大きさがマッチするかどうかです)
ところが、電子レンジや炊飯器は置き場が決まっていません。他にも、トースターや電気ポット、コーヒーメーカーやホットプレートなどの調理家電に置き場をつくりだす必要があります。キッチン家電は意外と大きいので、キッチンが狭い場合は、すべてのキッチン家電を並べて置くことは厳しいでしょう。そんなときは、家電の使用頻度を考えて置き場を決めるのがおすすめです。

毎日使う家電と言えば、炊飯器や電子レンジ、トースターですが、これらの置き場には「ゴールデンゾーン」が最適です。
ゴールデンゾーンとは流通用語で、商品棚の中でもっとも目に入りやすく、手が届きやすい「有利な位置」のことです。80~135cmほどの高さなのですが、お店の商品棚の最上段か二段目を思い出してみてください。
キッチン家電の置き場も、ゴールデンゾーンがもっとも使いやすいとされています。目線から腰の高さまでの位置に、使用頻度の高い家電を置くようにしましょう。
ゴールデンゾーンに置くことで、導線が短くなり、動きがラクになります。熱々の料理でも取り出す作業がスムーズになりますよ。使い勝手が劇的に向上します。

一方、毎日は使わないけれども、たまに使うキッチン家電もあります。フードプロセッサーやミキサーなどです。それら、使用頻度の低い調理家電は、必ずしも見える場所に置いておく必要はありません。吊り戸棚やコンロの下の棚に収納しておくのがよいでしょう。シンク下の棚に収納する際には、万が一の水漏れに備えて、水道管から離して収納するようにご注意ください。

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どこに収納するの?


家電同士の間隔を保ちつつ、ゴールデンゾーンに設置するには、ラックや食器棚を活用するのがよいでしょう。
キッチンが狭い場合でも、省スペース設計のレンジラックを活用すれば問題はありません。炊飯器や電子レンジはもちろん、コーヒーメーカーやポットなどの調理家電も同時に置くことができるので、レンジラックはとても便利です。
また、食器棚にも調理家電を置けるタイプのものがあることを御存じでしょうか。炊飯器もおけるスライドテーブルが付いていて、狭いスペースでも設置可能な商品を選べば、収納はかなりスッキリします。
キッチンワゴンを使うのもオススメです。レンジラックや食器棚よりも小さなスペースに置くことができる上に、キャスター付きのワゴンなら、お掃除やお片付けも簡単です。

そして、最後に裏技をひとつ。
「冷蔵庫の上」が意外な穴場です。使用頻度の低いキッチン家電(ホットプレートやたこ焼き器など)は、冷蔵庫上のデッドスペースを活用して収納すれば、見た目にもキレイです。
小型冷蔵庫ならば、小型のラックを上に乗せ、電子レンジやトースターの収納も可能です。ただし、家電の落下などには細心の注意をしてください。

便利な収納技で、楽しいキッチンライフを!

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