テレビのお手入れ方法が分からない人もいるのではないでしょうか。ここでは、テレビのお手入れ方法やしてはいけないことなどを紹介するので、テレビを綺麗にしたいと思っている人は参考にしましょう。
目次
テレビをお手入れすることは必要？
テレビは他の家電と比べてお手入れをする頻度が少ない場合も多いのではないでしょうか。なかにはテレビのお手入れは必要ないと考えてしまうこともあります。しかし、テレビをお手入れをすることは大切なことで、必要なことでもあります。頻繁にお手入れをする必要はありませんが、週一や月一でお手入れすることをおすすめします。次に、テレビのお手入れが必要な理由を紹介します。
故障を防ぐ
テレビは精密機器であるため、埃が天敵です。埃が機器の内部に入ってしまうと不具合が起きてしまったり、故障してしまうリスクが高まります。そのため、テレビの周りや背面部の埃を取るようにしましょう。掃除機などで吸い込むことが理想的ですが、掃除機から排出される埃がテレビの内側に侵入してしまうこともあるので、掃除機本体の場所に注意しましょう。
また、埃を吸い込むのであれば良いですが、吹き飛ばすようなやり方では、よりテレビの内部に埃を入れてしまう原因となります。
画面が見えやすくなる
テレビの画面が汚れてしまうと番組が見えづらくなってしまいます。テレビは見るための物であるため、見えにくいことは最大の支障となってしまいます。特に、光が画面に当たることで画面の汚れが目立ちやすくなります。
テレビのお手入れの方法
テレビをお手入れするのであれば、正しい方法でお手入れすることが大切です。独自の方法でお手入れしてしまうと故障の原因になったり、画面に傷がついてしまうこともあります。そのため、テレビのお手入れをしようとしているのであれば、お手入れ方法を身に付けるようにしましょう。
柔らかい布で拭く
テレビをお手入れする部分に画面があります。画面を掃除する場合は拭き掃除となりますが、何で拭くかが重要になってきます。普通のタオルで拭いてしまいがちですが、画面に細かな傷がついてしまう原因になるため、やめましょう。画面がついている状態では傷は目立ちにくいですが、電源を切った時に画面は真っ黒になるため、細かな傷が目立ちやすく、見栄えが悪くなってしまいます。そのため、柔らかい布で拭くことが大切です。
また、化学繊維が使用されている布も傷ができてしまう原因になるので使用を控えましょう。家庭に柔らかい布がないのであれば、キッチンペーパーを使用しましょう。見た目は硬そうですが、テレビの画面を拭いても傷が付かず、汚れをしっかり落とすことができます。
汚れが酷い場合
テレビの画面の汚れは埃だけであれば乾拭きで綺麗にすることができます。しかし、油分が含まれている汚れでは乾拭きしても完全に落とすことができず、汚れを伸ばしてしまうこともあります。そのような時には洗剤を使用することをおすすめしますが、正しい使い方をしないとテレビが壊れてしまったり、変色してしまう原因にもなります。洗剤であればなんでも良いわけではなく、中性洗剤を使用するようにしましょう。
また、そのままでは洗剤の成分が濃すぎるので、水で100倍に薄めて使用することをおすすめします。薄めた中性洗剤で柔らかい布を濡らし、硬く絞ります。次に、汚れを落とすように拭きますが、力を入れてしまうと傷の原因になるため、注意しましょう。そのままでは水分が蒸発すると跡になってしまうので仕上げは乾拭きで汚れや洗剤を拭き取ることで水垢のような汚れを残すことがなくなります。
テレビが汚れてしまう原因
テレビのお手入れが必要になる原因は汚れてしまうからです。普通に使用していても汚れてしまうこともあるので、お手入れも必要になります。テレビのリモコンは頻繁に使用するため、汚れやすいと認識している場合が多いですが、テレビに直接触れることが少ないので、汚れていないと思ってしまいやすいです。しかし、テレビは汚れている場合もあり、汚れの原因もさまざまです。次に、テレビが汚れてしまう原因を紹介します。
埃
テレビは頻繁に移動させることがなく、テレビ本体に触れることも少ないです。触れる機会が少なければ汚れにくいと感じやすいですが、移動しないことや触れないことは埃が溜まりやすくなる要因になります。そのため、テレビに埃が溜まってしまっている場合が多いです。最近のテレビはブラウン管のテレビのように分厚く作られていないので、以前と比べると埃が溜まりにくくなっています。
しかし、薄型でも埃が溜まってしまう場所があるため、お手入れをする時に埃を取るようにしましょう。また、テレビの画面には静電気が帯びやすくなり、埃を集めてしまいます。そのため、画面にも埃が付着してしまっている場合が多いです。
指紋や手垢
テレビを操作する方法はリモコンで行うことが多く、テレビに触れる機会は少ないです。そのため、指紋や手垢などがテレビに付着してしまうことはあまりありません。しかし、小さな子供はさまざまな場所に触れることが多く、画面に指紋や手垢がついてしまうこともあります。小さな子供がいる場合はテレビの画面に汚れがないか気をつけるようにしましょう。
また、小さな子供がいる場合はテレビを倒してしまう危険性があるため、しっかり固定することを忘れないようにするとともに、壁掛けなどにして触れることができないように工夫することも大切です。
テレビのお手入れでしてはいけないこと
テレビのお手入れでしてはいけない方法があります、知らなければ行ってしまいやすい方法もあるので注意することが求められます。してはいけないお手入れ方法を行ってしまうとテレビが故障してしまうリスクがあります。次に、してはいけないテレビのお手入れ方法を紹介します。
水拭き
埃や手垢を綺麗にするために水拭きをしようと考える人もいるのではないでしょうか。テレビは元々水回りで使用することが考えられていないので水気に弱いです。そのため、水拭きをしてしまうとテレビの内部に水が侵入してしまい、不具合の原因になります。どうしても水拭きをしたいのであれば、硬く絞って水気をなくしてから拭き掃除をするようにしましょう。
洗剤を直接吹きかける
汚れを落とす際に洗剤を使用することが多いですが、テレビに直接洗剤を吹きかけるようなことはしないようにしましょう。上記でも紹介したようにテレビは防水加工されていないので洗剤を吹きかけると内部に液が入ってしまうこともあります。洗剤を使用したいのであれば、原液のまま使用するのではなく、水で薄めて使用することをおすすめします。
ティッシュは使わない
テレビの画面は傷が付きやすい素材でできています。傷ができてしまうと見栄えが悪くなってしまい、画面が見えづらくなってしまうこともあります。そのため、画面のお手入れをする際に布を使用することをおすすめします。その際に柔らかいティッシュであれば傷をつけることはないと考えやすいです。しかし、ティッシュは柔らかいですが、余計に埃がついてしまいやすいのでテレビの画面掃除には不向きな素材です。
まとめ
テレビのお手入れ術を身に付けることでテレビを長持ちさせることができ、綺麗な画面で番組などを見ることが可能になります。テレビのお手入れをしばらくしていないのであればここで紹介した方法でお手入れしてはいかがでしょうか。
