テレビの画面にノイズが出てしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。ここでは、テレビ画面にノイズが出る原因や対処方法を紹介していきます。
目次
テレビの画面にノイズが出る原因
テレビ画面にノイズが出ることには必ず原因があります。原因が分かれば対処方法も絞ることができ、自分でノイズを消すことができる場合もあります。そのため、テレビ画面にノイズが出てしまっているのであれば、原因を知ることが重要になります。次に、テレビ画面にノイズが出る原因を紹介します。すでにノイズが出てしまっているのであれば、次に紹介するどの原因に当てはまるのかを知りましょう。
電波不良
電波不足になるとテレビ画面にノイズが出やすくなってしまいます。電波不足になってしまう原因は天候不良やケーブルの延長・分岐などです。そのため、今までノイズが出ていなかったにも関わらず、ケーブルに手を加えてからノイズが出てしまったのであれば、ケーブルが原因である可能性が高いです。また、雨の日も電波が弱くなってしまったり、乱れてしまいやすいです。雨の水滴が電波を吸収してしまうことが悪天候の時に電波が乱れる原因です。
電波不足の場合はテレビ画面全体にノイズが出るので、一目でノイズが出ている原因を特定することができます。
接続不良
ケーブルや機器の接続不良でもテレビ画面にノイズが出てしまいます。この場合は一度ケーブルを抜き、再びしっかり接続するようにしましょう。接続不良が原因であれば、この方法でノイズは改善される可能性が高いです。ケーブルや機器などの接続はなにかしらの衝撃で緩んでしまうので、テレビ付近を掃除をした場合は抜けてしまうこともあり、注意しましょう。
接続不良であれば、画面全体のノイズが出るのではなく、一部分に出たり、特定のチャンネルでノイズが出る特徴があります。そのため、このようなノイズが出ているのであれば、ケーブルの接続を確認しましょう。
アンテナなどの劣化
テレビはアンテナで電波を受信して映像を映し出すことができます。最近ではアンテナではなく、ケーブルと接続することでもテレビを見ることができますが、今でもアンテナが使用されている場合もあります。アンテナは電波を受信する機器であるため、アンテナが故障してしまったり、不具合を起こしてしまうと正常に電波を受信することができず、テレビ画面にノイズが出てしまいやすいです。
アンテナの寿命は10年前後と言われているので、設置してから長い年月が経っているほど不具合を起こしやすくなるので注意しましょう。また、台風や強風などによってアンテナが倒れてしまったり、向きが動いてしまうことでも電波を正常に受信することができないので、テレビ画面にノイズが出ます。
テレビの故障
テレビ本体が故障している場合も画面にノイズが出ます。特に液晶画面に不具合があるほどノイズの症状が出やすいです。他のテレビは正常に映っているにも関わらず、一台だけ画面にノイズが出ているのであれば、テレビ本体が故障している可能性が高いです。修理することも可能ですが、部品が無かったり、買い替えたほうが安い場合が多いです。
テレビの画面にノイズが出た時の対処方法
テレビ画面にノイズが出てしまったときにどうすればよいのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。なかにはそのまま対処せずにテレビを使用し続けてしまう場合もありますが、大抵の場合はノイズが消えることはありません。また、ノイズが出ている画面を見続けることは目が疲れてしまう原因にもなるため、おすすめできません。次に、テレビ画面のノイズが出てしまったときの対処方法を紹介します。
業者に依頼する
テレビ画面にノイズが出ているのであれば、業者に修理の依頼をすることをおすすめします。業者に依頼すれば修理して元通りにしてくれることもありますが、型が古いテレビでは修理できない場合があるので注意しましょう。また、業者に依頼することは手間がかかりませんが、費用が高額になってしまうこともあるので、買い替えるのではなく、修理したいのであれば、見積もりを出してもらうことをおすすめします。
テレビ画面のノイズが出るとすぐに業者に依頼するのではなく、下記に紹介する対処方法を行い、それでも改善されないときに依頼するようにしましょう。
接続部分を綺麗にして再接続をする
上記でも紹介したようにテレビ画面にノイズが出る理由にケーブルなどの接続があまくなっていることがあります。そのため、テレビ画面にノイズが出るのであれば、接続部分を確認するようにしましょう。目視するだけではなく、手で押し込むようにして抜けかけていないかを確認することをおすすめします。
テレビを再起動する
あまりテレビ画面のノイズを消す効果は期待できませんが、場合によっては消える可能性がある方法がテレビの電源を切り、再起動させることです。なにかしらの不具合であれば再起動すれば改善される可能性もあります。そのため、テレビ画面にノイズが出たら、一度電源を切り、再起動してみてはいかがでしょうか。改善される可能性は低いですが、誰でも簡単に行うことができる対処方法でもあるので、やってみる価値はあるでしょう。
アンテナの向きを変える
アンテナの種類によっては向きが変わると正常に電波を受信することができず、テレビ画面にノイズが出てしまうこともあります。強風などの影響でアンテナの向きが変わってしまうこともあり、アンテナの向きを元に戻せばノイズが消える可能性があります。しかし、アンテナは高い場所に取り付けられている場合が多いので、素人がアンテナの向きを変えることは難しく、危険性も高いです。
テレビ画面のノイズの種類
テレビ画面のノイズには種類があり、ノイズの出方などに違いがあります。ノイズの種類を知ることである程度原因を絞ることができます。そのため、テレビ画面にノイズが出ているのであれば、どのようなノイズなのかを確認しましょう。次に、ノイズの種類を紹介します。
ブロックノイズ
ブロックノイズは名称にあるように映像に数多くの四角いモザイクが映し出されるノイズです。ブロックノイズの原因は電波不良や機器の接続不足、機器の故障などです。
モスキートノイズ
モスキートノイズは画質が劣化してしまう現象のことです。モスキートノイズの原因は高画質の信号に対処することができていないからで、特に4K放送をテレビで見ているときに発生しやすいノイズです。ただし、上記で紹介したブロックノイズとは違い、画質の低下であるため、映像を見ることはなんとかできる場合が多く、症状も一時的であることが多いです。そのため、対処方法を行わなくてもすぐに直ることもあります。
バーストノイズ
バーストノイズは映像が固まってしまう症状のことです。ネット環境でもよく起きる症状にフリーズがありますが、ほとんど同じような状況です。バーストノイズの原因は電波不良であり、デジタル放送に起きやすいです。また、バーストノイズだけではなく、ブロックノイズも出る可能性があります。バーストノイズは時間が経過すると改善されることが多いです。
まとめ
テレビを見ているとノイズが出てしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。ノイズには種類があり、必ず原因があります。簡単に改善できる原因の場合もありますが、テレビや機器を買い替えたほうが良い場合もあるので、まずはどのようなノイズが出ており、原因を知るようにしましょう。