フードプロセッサーとミキサーは、キッチン家電の定番です。
皆さんは、フードプロセッサーとミキサーを使いこなしていますか?
その前に、フードプロセッサーとミキサーの違いを理解していますか(笑)?
どちらも、うまく使いこなせば劇的に調理を時短してくれる優れモノの調理家電です。
前回はフードプロセッサーの特徴や得意料理についてご紹介しましたが、今回は、ミキサーについてのご紹介になります。
ミキサーの特徴
ミキサーを端的に言うならば、野菜や果物をドロドロのスープ状にする調理家電です。
食材を細かく切削しながら液体と一緒に撹拌(かくはん)して、スープ状にするのです。
野菜の「みじん切り」や「混ぜる・こねる」を得意とするフードプロセッサーは、どれだけ混ぜても固体のままであるのに対し、ミキサーは液体と一緒に撹拌するため、固体を液体状になるまで調理できることが大きな違いです。
ミキサーは、フードプロセッサーに比べて小さい刃のものが多いため、回転が早く、素材を細かくするのが得意なのです。
繊維を残したジュースやスムージー、野菜のポタージュなどに向いています。どれも、ドロドロした料理ですよね(笑)
繊維質を残したジュースやスープには、野菜や果物の栄養がそのまま摂取できるメリットがある上に、満腹感も得やすいのでダイエット効果も期待できます。朝食にはおすすめですね。
ジューサーとの違い
ミキサーと似ている調理家電がジューサーですが、その機能はかなり違っています。
ジューサーは野菜や果実の汁をしぼる調理家電です。繊維質と水分を分離させるため、抽出したジュースには繊維が残りません。
そのため、舌触りがサラサラとした「液状のジュース」をつくることが出来ます。
一方、食材を撹拌するだけのミキサーは繊維質を残すため、ドロドロとした仕上がりになります。
ジューサーでつくったサラッとしたジュースを楽しむか、ミキサーでつくった繊維を残したままの「栄養満点のジュースやポタージュ」を楽しむか……。
目的に合わせてお選びください!
ブレンダーとの違い
ところで、皆さんは「ミキサー」と「ブレンダー」の違いを御存じですか?
実は、ミキサーとブレンダーは同じものなのです。
もともと、英語圏では「ブレンダー」と呼ばれているのですが、日本に入ってきた「ブレンダー」を売り出すためにメーカーが「ミキサー」という名前をつけたため、日本では「ミキサー」の名前が定着したのです。
今では、海外ブランドのブレンダーが売れていることもあって、日本でもブレンダーの呼び方が定着してきました。
ところが、ミキサーとブレンダーの呼び分けがゴチャゴチャと混在しているのも事実です。
(1)海外ブランドの製品を「ブレンダー」、日本製品を「ミキサー」と呼ぶ
(2)据え置き型を「ミキサー」、ハンディタイプのものを「ブレンダー」と呼ぶ
その呼び名に惑わされず、購入の前にはよく確認することがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
フードプロセッサーとミキサーの違いを理解していただけましたでしょうか。
サックリと言えば、食材を固体のまま刻むのがフードプロセッサー、液体と一緒に液体状になるまで撹拌するのがミキサーです。
用途に合わせてフードプロセッサーとミキサーを使い分けることがおすすめです。
両方持っていると作りたい料理の幅も広がり、時短にもつながります。
調理の幅が広がり、時短にもつながるので、毎日の料理が何倍もラクになり、より楽しく、よりおいしくなるのではないでしょうか。
ぜひとも、作りたい料理に合わせて、商品をお選びください。