憧れているけれど、なかなか手が出せない。
そんな家電の筆頭が「ロボット掃除機・ルンバ」ではないでしょうか。
ルンバとは何なのか?ルンバは本当に便利なのか?
今回は前編・後編に渡り、ルンバのアレコレをご紹介します。
ルンバの歴史
ルンバ(Roomba)は、アメリカのiRobot社によって開発された自動掃除ロボットです。
以下に、ルンバの主な歴史的マイルストーンを紹介しましょう。
■2002年
最初のルンバがiRobotによって発売されました。このモデルは、自動的に床を掃除することができ、
センサーを使用して部屋の障害物を回避することができました。
■2004年
ルンバは大きな成功を収め、様々なモデルが発売されました。
この年、iRobot社はルンバの発売台数が100万台を突破したことを発表しました。
■2005年
ルンバの改良版である「Roomba Discovery」が登場しました。このモデルは、より高度な掃除能力とセンサーテクノロジーを持っていました。
■2011年
iRobotは、新しいルンバのモデルである「Roomba 700シリーズ」を発売しました。
このモデルは、より高性能な掃除能力、改良されたセンサー、スケジュール設定機能を備えていました。
■2015年
iRobotは、Wi-Fi接続をサポートする「Roomba 980」を発売し、スマートフォンアプリを介して遠隔操作できるようにしました。
■2017年
iRobotは、部屋のマッピング機能を持つ「Roomba 900シリーズ」を発売し、部屋ごとに掃除のスケジュールを設定することができるようになりました。
■2020年
iRobotは、AI技術を搭載した新しいルンバ「i3」と「i3+」を発売し、価格帯を下げつつも高度な機能を提供しました。
これらの進化を通じて、ルンバはますます高度なセンサーテクノロジー、スマート機能、パフォーマンスを持つ自動掃除ロボットとして今も進化しています。
ルンバの仕組み
ルンバの基本的な仕組みは以下の通りです:
■センサー技術
ルンバは様々なセンサーを備えています。
・衝突センサー:障害物を感知して避ける
・落下センサー:階段などの高さを検知して転落を防ぐ
・地図作成センサー:部屋の形状を理解する
・クリフセンサー:段差を感知する
■ブラシと吸引力
ルンバは床の汚れを掃き、吸引するためのブラシと吸引ユニットを備えています。ブラシは隅や壁際の汚れを集め、吸引ユニットがそれを吸い込みます。
■自動的なナビゲーション
ルンバは部屋内を自動的にナビゲートします。センサー技術を使用して部屋の形状を理解し、障害物を避けながら効率的に掃除を行います。
いくつかのモデルでは、部屋の地図を作成し、効果的な掃除パターンを計画することができます。
■自動充電
ルンバはバッテリーの充電が少なくなると、自動的に充電ステーションに戻ります。
充電が完了したら、自動的に掃除を再開します(一部のモデルにはこの機能が備わっています)。
■スケジュール設定と遠隔操作
ユーザーはルンバの掃除スケジュールを設定することができ、スマートフォンアプリを介して遠隔操作できるモデルもあります。
これにより、ユーザーはルンバの掃除を手動で制御したり、外出中に自宅の掃除をスケジュール設定できます。
まとめ
ルンバは高度な技術と機能を持つ効率的で便利な自動掃除ソリューションです。
何よりも、手を煩わせずにお部屋をピカピカに掃除してくれる「頼りがいのある家電」です。
この機会にぜひご検討を!
【後編】ではルンバの利便性やメリット・デメリットを紹介します。お楽しみに!