家電の廃棄方法とリサイクル方法を知っておくことで家電を廃棄するときに手間取ってしまうことがなくなります。ここでは、家電の廃棄・リサイクル方法やタイミングなどを紹介していきます。
目次
家電を廃棄する方法
家電を廃棄する方法はいくつかあり、手軽な方法を選ぶことが一般的です。次に、家電を廃棄する方法を紹介するので、家電を処分しようとしている人は参考にしましょう。
小型家電
小型家電を廃棄する場合は、ゴミステーションに廃棄できる場合があります。この場合は燃えるごみとしてではなく、不燃ごみとして処分することが多いので、決められている曜日に決められている形で廃棄する必要があります。また、地域によっては小型家電でもゴミステーションで回収できない場合もあるため、よく確認することをおすすめします。
大型家電
大型家電を廃棄するとなると粗大ごみとして回収してもらうことが一般的です。ただし、小型家電を廃棄する場合とは異なり、料金が必要になってしまうことが多く、家電の種類や大きさによって金額が変わる傾向があります。無料で廃棄したい場合は回収業者に依頼することをおすすめします。ただし、引き取ってもらう場合は運搬費用が必要になるので注意が必要です。指定の処分場まで持ち込むことで運搬費用をなくすることができます。
アイリスオーヤマ 冷蔵庫 320L 2段冷凍室 129L 幅63.5cm シルバー IRSN-32B-S
業界最大クラスの大容量。冷凍食品も作り置きもたっぷり収納できる。
税込 “79,980”円
家電をリサイクルする方法
家電を処分するときに廃棄以外にリサイクルするという選択肢があります。上記の廃棄方法ではそのまま焼却したり、埋め立てられる場合があります。しかし、焼却すれば有害な物質が発生してしまい、埋立ても自然環境を壊してしまうリスクが高いです。そのため、できるのであれば家電を処分するときに廃棄するのではなく、リサイクルに回すことをおすすめします。処分する側からすれば、廃棄する場合でもリサイクルする場合でも手元に残らないので結果は同じです。
従って自然への悪影響が少ないリサイクルの方がメリットになりやすいです。次に、家電をリサイクルする方法を紹介します。
小型家電
小型家電をリサイクルする場合はリサイクルボックスを利用することが簡単で手間もかかりません。リサイクルボックスはさまざまな場所に設置されており、そこに入れるだけです。基本的に電気製品であればなんでも入れることができます。手続きや料金なども必要ないことが特徴です。しかし、サイズが大きすぎるとリサイクルボックスに入れることができないので、大型家電はもちろんですが、小型家電の中でも入れることができない場合もあります。
そのため、リサイクルボックスで家電をリサイクルしようと考えているのであれば、事前にどのくらいまでのサイズなら入れることができるのかを確認しておくようにしましょう。家電の他に電気コードだけでも入れることができます。リサイクルボックスに入れることができない小型家電をリサイクルしたい場合は家電を回収している電気屋に持ち込むことでリサイクルすることができます。
そのほかにも無料で家電などリサイクルできるものを回収するために地域を回っている業者を利用することもおすすめです。
大型家電
大型家電をリサイクルするとなると料金が発生したり、手間がかかりやすいです。大型家電をリサイクルする場合は下記に紹介する家電リサイクル法に従って手続きする必要があることもありますが、全ての家電が対象ではないため、対象外になっている大型家電は違う方法でリサイクルしなければなりません。家電量販店で新しく大型家電を購入したときに現在使用している大型家電を引き取ってくれる場合があり、手間もかかりません。
そのほかに回収業者に依頼する方法や粗大ごみとして処分したのちリサイクルをする方法などもあります。
家電リサイクル法
家電リサイクル法は冷蔵庫・エアコン・洗濯機・テレビを廃棄する際にリサイクルすることが義務付けられている法律です。そのため、これら4種類の家電を廃棄する場合は必然的にリサイクルされます。リサイクル券を購入することで業者が引き取ってくれる流れになっています。
家電を廃棄・リサイクルするタイミング
家電を廃棄・リサイクルに出すタイミングが分からない人もいるのではないでしょうか。次に、家電を廃棄したり、リサイクルするタイミングを紹介します。
故障してしまったとき
家電は使用していれば必ず不具合を起こしたり、壊れてしまいます。そうなれば廃棄したり、リサイクルする必要がありますが、どの程度のタイミングで家電を廃棄、リサイクルすることになるのかを判断しにくいです。もちろん、いつ使うことができなくなるのかは正確に知ることはできませんが、ある程度のタイミングを知ることで家電を買い替えるタイミングを知ることにつながります。
故障しても修理すれば再び使用することができる場合もありますが、全ての家電が修理できるわけではありません。例えば、製造されてから長く使用している家電の場合は部品を製造していない可能性が高く、修理が不可能な状態になっていることも珍しくありません。そのような時には廃棄・リサイクルに出して新しく買い替えることをおすすめします。
寿命が近づいたとき
家電には寿命があり、寿命が近づけば不具合が起きやすくなったり、故障のリスクが高くなりやすいです。そのため、家電の寿命を知ることで廃棄したり、リサイクルするタイミングを知ることができます。家電の寿命は家電ごとに違いますが、10年程度が寿命になっていることが多いです。そのため、購入してから10年経過している場合は買い替える一つの目安になります。大抵は不具合が起きたり、故障してから廃棄・リサイクルして新しい家電を購入することが多いです。
しかし、それでは一時的に使用することができなくなってしまい、不便に感じてしまうこともあります。そのような状況になりたくないのであれば、寿命が近づいた段階で廃棄したり、リサイクルすることも一つの選択肢です。
引っ越しをするとき
引っ越しをするときに家電も引っ越し先に運ぶことが多いですが、なかには引っ越しをするタイミングで家電を廃棄したり、リサイクルすることもあります。普段から使用していない家電やすでに故障しており、使うことができない家電がある場合は引っ越しをするタイミングで廃棄・リサイクルすることが多いです。そのようにしたほうが引っ越し先に必要ない物を持ち運ぶことがなくなるため、収納を圧迫することもありません。
まとめ
家電を廃棄したり、リサイクルに回すことで必要ない家電を処分することができます。家電を廃棄する方法やリサイクルする方法はいくつかあるため、自分にあった方法で廃棄・リサイクルをするようにしましょう。ただし、廃棄するのであれば正しい方法で廃棄する必要があり、リサイクルする場合はリサイクルすることができる家電なのかを確認するようにしましょう。家電は生活をするうえで使用することが多く、いつかは廃棄したり、リサイクルする機会が訪れます。
その時に戸惑うことがあるので廃棄の仕方、リサイクルの仕方を知るようにしましょう。