家電を購入する前に確認しておくべき!本当に必要な大きさを知る

いざ家電を購入しようとお店に足を運んだり、ネットショップを見たものの自分の家にあった家電のサイズが分からず先延ばしになってしまった経験はありませんか。

大丈夫だろうといい加減な買い物をしてしまうと、購入してから置きたい場所に家電が置けなかったとなりかねません。

そのため、必ず確認すべきは置きたい場所のスペースとの置ける家電の大きさです!

今回は必要なサイズを測る方法をご紹介していきます。

目次

・家電置き場所 サイズの測り方とは

・家の図面を使用する際は気をつけて

・家電別に知っておくべきこと

冷蔵庫を購入するなら

食洗機を購入するなら

その他のキッチン家電を購入するなら

洗濯機を購入するなら

エアコンを購入するなら

・まとめ

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家電置き場所 サイズの測り方とは

購入したい家電の置き場所が決まったら、まずはこちらの①〜③を測りましょう。

①高さ

②幅

③奥行き

家電には必ずサイズ表記がしてありますが、こちらのように記載されています。

高さは「h」

幅は 「w」

奥行き「d」

【用意するもの】

・メジャー

・メモ(スマホなどでOK)

この時測る位置・場所に対しメジャーが短すぎると正確な数値が計測できなくなりますので1回で測れる長めの物がよいでしょう。

特に高さのある家電を購入する場合は天井の高さだけでなく、梁があれば高さが変わりますので注意してください。

家電量販店で相談する場合は、計測に加えて高さを計測した上で写真でも記録しておくと安心です。

家の図面を使用する際は気をつけて

正確な数値をもとに用意をしようと家の図面を参考にしようとお考えの方がいましたら、確認してもらいたいことがあります。

家の図面は壁芯図面と呼ばれる壁や柱の中心から寸法を計算している場合と、内法図面と呼ばれる壁面から寸法を計算している場合があります。実寸は内法図面に近いのですが、図面と実際では工事過程で微妙なズレなどが生じていることも珍しくありません。

家電の場合は少しでもズレが生じると大きく影響することから、図面だけではなく実際に計測することをオススメします。

家電別に知っておくべきこと

家電製品によって気をつけるべき点が変わるため、それぞれの特徴や押さえておくべき点をここからは見ていきましょう。

冷蔵庫を購入するなら

冷蔵庫は本体の大きさに対し設置場所に数センチですが、ゆとりを必要とします。

排熱といって熱を外に出すため、壁から少し離さなければ冷蔵庫自体に負荷がかかってしまいます。電気代にも影響するため覚えておいてください。

扉を開けた際にピッタリに設置しすぎると壁にぶつかってしまいますので扉の向きを考えゆとりがあった方がいいです。

そして、冷蔵庫の場合は家電でも最も大きいサイズの家電のため搬入経路の確保が必要です。置き場所はもちろんですが、玄関の扉がどの程度開放するのかで最大幅が決まります。

搬入する時の通路になるスペースに余計な物があれば、移動させてください。

マンションであればエレベーターのサイズも重要です。エレベーターにはメーカーや型番の記載がありますので不安な場合は自分で計測するだけでなく確認してもらうのも賢いでしょう。エレベーターの内側と外側でサイズが異なるため慎重に計測してください。

大変なのはアパートや戸建てで2階などの階段がある場所への搬入です。階段でも折り返しのある場合、必ず計測しなければならないのが

・階段の幅

・天井までの高さ

こちらの2点になります。手すりがある場合はその分の幅を少なく計測するか、手すりが取り外せれば搬入する日には外しておきましょう。

食洗機を購入するなら

どこに設置するかは食洗機の場合は、各家庭のキッチンの広さによっても異なります。

あらかじめ、どこに置いて使いたいか、もしくはどこなら設置するスペースが確保できそうか考えて計測してみましょう。

食洗機の注意点としては設置面に足がくるため、傾斜がある部分だと不安定になり転倒の恐れが出てしまうので、水平に置ける場所なのかをよく確認して下さい。

また、食洗機の蓋をどの向きにして置くのかも重要で、蓋を開けて使用するスペースを確保した上での設置となるため、本体の大きさに加えてどれくらいのスペースが必要なのかも計測しましょう。

その他のキッチン家電を購入するなら

キッチン家電の中でもトースターやオーブンレンジなどの排気と排熱の必要があるものは設置する際に、周りに少し空間がなければなりません。実際には数センチとわずかですが、場所を決める際はよく計測しておきましょう。

また、注意点としましては、一つ一つの消費電力も大きくなるため、同じタイミングで使用すると頻繁にブレーカーが落ちる原因になってしまったりします。

そして、気をつけたいのはタコ足配線です。

一つのコンセントから使用するタコ足配線では、大量の電力を一気に使用してしまうと火災へのリスクが上がります。便利だからと同じコンセントで無理な使い方をすると大きな危険を伴いますので絶対に注意してください

場合によっては家電の設置場所とコンセントの差込口が遠くなってしまい、別途延長コードなどを用意する必要がありますのでコンセントと家電の設置場所までの距離も計測しましょう。

洗濯機を購入するなら

洗濯機の購入時に必ず計測すべきは、防水パンです。今はドラム式洗濯機が普及してきたことから防水パン自体が一昔前に比べて大きくなっていることも覚えておいてください。

防水パンのサイズはだいたいこちらのサイズに分けられます。

・正方形タイプ幅64センチ、奥行64センチ

・長方形タイプ①幅74センチ、奥行64センチ

・長方形タイプ②幅80センチ、奥行64センチ

合わせて重要なのは水道栓の高さなのですが、購入したい洗濯機を設置するのに水道栓の位置が低くて合わない場合は防水パンの位置を変更しなければなりません。

また、大切なのが水道栓の高さです。水道栓の位置が低いと、大型洗濯機を設置するために防水パンの位置をずらす必要があります。

防水パンと水道栓タイプは購入時に家電量販店で設置の相談をするために写真撮影をしておいてください。

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エアコンを購入するなら

確認しなくてはならない点がいくつかあります。

・室外機からエアコンまでの距離

・設置する室内のスリーブ位置

・コンセント位置

・コンセントの電圧

(エアコン用の200Vか、一般的な100Vか)

室外機置き場

室外機からエアコンまでの距離については配管パイプをつなぐためですが、一般的に距離が長いと金額が高くなります。コストを抑えたい場合は距離は短い方が良いでしょう。

その他の点も、念の為写真で撮影して相談すると安心です。

まとめ

家電は商品によっては高額ですし、大型家電であれば尚更です。曖昧な記憶で購入して失敗すると大変なことになりますので、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてください。

大型家電の購入は古い家電も搬出が必要になり大仕事です。サイズの計測を誤ると、なんとか設置できても無理がしょうじて家を傷つけてしまう可能性もあります。

賢く事前準備をして、新しい家電を迎え入れましょう。

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