梅雨の時期にはさまざまな悩みができやすいですが、洗濯に対する悩みも増える時期です。ここでは、梅雨の時期の洗濯の方法や干すコツなどを紹介していきます。
目次
梅雨時の洗濯事情
洗濯をしている人であれば、梅雨の時期に苦しまされている人も多いのではないでしょうか。そのため、なぜ梅雨の時期は洗濯がしづらくなってしまうのかを把握している場合も多いです。しかし、これから家事を始める人のためにも梅雨の時期の洗濯事情について下記に紹介します。
乾きにくい
梅雨の時期は洗濯物が乾きにくいです。このことが洗濯をする人からすると一番梅雨を嫌う理由でもあります。洗濯物を乾かすためには気温や湿度、風などが大きく関係してきます。最近の梅雨の時期の気温は夏の手間であるため、そこまで低いわけでもなく、若干高くなっている傾向があります。気温が高ければそれだけ洗濯物も乾きやすいですが、晴れ間が少なく、曇りや雨の日が多いため、乾きにくいです。また、そのせいで湿気が高い日が続きやすく、洗濯物が余計に乾きにくいです。
干す場所がない
梅雨の時期は洗濯物を干すスペースがなくなってしまいやすいです。普通であれば外に干す場合が多く、天日干しをすることができます。しかし、梅雨の時期は晴れ間が少ないだけではなく、雨が降る日が多いです。そのため、外に干すことができません。外に干すことができない場合は室内に干すしかなくなってしまい、リビングや浴室などを活用することが多いです。室内干しでもある程度乾きますが、外に干す場合よりも乾きは悪いです。
また、生乾きの臭いが部屋に広がったり、衣類に残ってしまう場合もあります。洗濯物が乾いていなくても洗濯物は毎日出ているため、雨の日が続くと室内でも干す場所がなくなってしまうこともあります。
梅雨時の洗濯物の干し方
梅雨の時期は上記でも紹介したように洗濯物が乾きにくいです。しかし、ちょっとした工夫をすることで乾きやすくすることができ、乾くまでの時間を短縮したり、生乾きの臭いを軽減することもできます。梅雨の時期の洗濯が面倒と感じてしまう大きな理由は乾きにくさであるため、少しでも乾きやすくすることができれば、洗濯に対するストレスや負担を軽減することができるのではないでしょうか。次に、梅雨の時期の室内での干し方を紹介します。
梅雨の時期だけではなく、他の季節でも下記に紹介する干し方をすれば、より早く乾かすことができるので、知っておいて損をすることはありません。
換気をする
梅雨の時期は外だけではなく、室内も湿度が高く、洗濯物が乾きにくいです。室内に洗濯物を干すと余計に室内の湿度が高くなってしまい、乾きにくくなるだけではなく、生乾きの臭いも発生しやすいです。そのため、室内で洗濯物を干す場合は定期的に換気をするようにしましょう。窓を開けることで室内の湿気を外に出すことができ、風が吹いていればより乾きやすくなるメリットがあります。
しかし、雨の日に窓を開けてしまうと余計に湿度が高くなってしまう原因になるので、雨以外の日に窓を開けて換気をするようにしましょう。
除湿できる家電を使う
最近は除湿ができる家電が多く販売されており、使用することで室内の湿度を下げることができます。室内の湿度が下がれば、洗濯物も乾きやすくなります。また、梅雨の時期は除湿ができる家電が多く販売されている時期でもあるため、豊富なラインナップから選ぶことができるメリットもあります。また、エアコンを使用することでも除湿ができます。エアコンの冷房機能でも湿度を取ることができますが、梅雨の季節にエアコンをつけることは寒いと感じやすいです。
そこでおすすめの設定が除湿機能です。除湿機能であれば、気温を下げることなく湿度だけを下げることができます。そのため、洗濯物を干している部屋のエアコンを除湿設定にして乾かす方法もあります。一般の除湿器よりも性能に優れている場合が多くより乾きやすいです。そのほかにも扇風機を使用することもおすすめです。扇風機には除湿機能はありませんが、洗濯物を乾かすために必要な風を作り出すことができます。風の有無によって洗濯物が乾くまでの時間に大きく違いが出ます。
また、乾燥機があれば天候や気温、湿度に関係なく乾かすことができるので非常に強い味方となってくれます。家電ではありませんが、新聞紙を活用することで乾きやすくすることができます。新聞紙は家庭にある場合が多く湿気を吸収しやすい特徴があります。そのため、干している下に新聞紙を敷くだけでも乾きやすくなります。お金をかける必要がない方法でもあるのでおすすめです。
間隔を開けて干す
洗濯物を干す方法によっても乾きやすさに違いが出ます。洗濯物同士が密着している場合や間隔が狭いと乾きにくいです。そのため、早く乾かしたいのであれば、洗濯物同士の間隔を開けるようにしましょう。梅雨の時期は洗濯物が溜まりやすいため、洗濯物同士の間隔を開けることも難しくなりやすいですが、密着していると一日干していてもその部分だけ乾いていない状態になりやすいです。間隔が開いていれば湿度が分散されやすく、風の通り道もできるので乾きやすいです。
梅雨時の洗濯の注意点
上記では洗濯物の干し方などを紹介しましたが、洗濯の仕方にも注目しなければなりません。乾きやすさに影響するだけではなく、洗濯機の汚れにも関係してきます。次に、梅雨の時期の洗濯の方法を紹介します。
洗濯が終わったら早めに干す
洗濯が終わったあと、干すまで洗濯槽の中に長時間放置してしまっている人も多いのではないでしょうか。とりあえず洗濯だけを済ませておこうと考えている人ほどすぐに干さない場合が多いです。しかし、梅雨の時期は特に早めに干すことをおすすめします。洗濯槽の中にある洗濯物は固まっている状態であるため、そのまま時間をかけても乾くことはありません。梅雨の時期はただでさえ乾きにくいので、洗濯が完了したのであれば、早めに干すようにしましょう。
そうしたほうが乾かす時間を短縮することができます。また。長時間洗濯槽に洗濯物を放置してしてしまうとカビの繁殖を手助けしてしまうこともあります。カビは洗濯物だけではなく、洗濯槽内部にまで繁殖してしまうリスクがあります。どうしてもすぐに干すことができないのであれば、洗濯機の蓋を開けるようにしたり、洗濯カゴに移すようにしましょう。
洗濯物を貯めない
梅雨の時期は洗濯物が溜まりやすい時期ですが、可能な限り溜めないようにしてその日に出た洗濯物はその日や翌日には洗濯するようにしましょう。洗濯物を溜め込んでしまうと上記で説明したとおり洗濯物にカビが生えてしまったり、悪臭を放つ原因になります。
まとめ
梅雨の時期は洗濯がしにくく思うように洗濯物が乾かない時期でもあります。そのため、どうしても洗濯物が溜まりやすくなります。しかし、ちょっとした工夫をしたり、家電を活用することで比較的早く洗濯物を乾かすことができるので活用できる物は活用するようにしましょう。また、梅雨の時期ではなくても雨の日は乾きにくいため、乾きやすくするコツを知っていれば1年中活用することができます。