洗濯機は近年各メーカーが毎年新モデルを出し、機能もどんどんアップグレードしていてどれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。
様々な家電メーカーの中でもシャープの洗濯機は長年高い支持率を得ています。
今回はそんなシャープの洗濯機の魅力をお伝えしつつ、選び方やおすすめのモデルまでご紹介していきます。
「きれいに洗える」と評判!シャープの洗濯機をピックアップ
シャープの洗濯機の特徴
シャープといえば除菌、消臭の「プラズマクラスター」ですよね。
このプラズマクラスターは空気清浄機のイメージですが、洗濯機もこちらを搭載したモデルが多数あります。
また、シャープの洗濯機は他のメーカーに比べて洗濯時間が短いという特徴もあります。
洗濯機内部に突起物がついており、それが洗濯板の役割を果たすため、洗濯が早く終わります。
さらに、「穴なし槽」を採用しているのもシャープの洗濯機の特徴です。
通常の洗濯機ですと、洗濯槽と外槽の間に水がたまりますが、シャープの洗濯機は穴がなくても脱水できる穴なし槽を実現しました。
これによって毎回のお洗濯での節水効果が得られるほか、黒カビなどの汚れが槽内へ侵入するのを防いでくれます。
シャープの洗濯機の選び方
洗濯機の種類
1.全自動洗濯機
自動で洗い、すすぎ、脱水を1つの槽で行ってくれる、乾燥機がついていないか、簡易的な乾燥機がついているタイプのものです。
縦型洗濯乾燥機はプラズマクラスターが採用されている製品がほとんどですが、こちらの全自動洗濯機には採用されていません。
乾燥機がついていないので縦型洗濯乾燥機より少しリーズナブルです。
2.縦型洗濯乾燥機
全自動洗濯機の乾燥機がついているタイプのものです。
洗い方は「もみ洗い」で頑固な汚れも綺麗に落としてくれますが、衣類が傷みやすいのがデメリット。
乾燥方法は「ヒーター乾燥」で、ヒーターによる温風で乾かすことにより、カラッとした仕上がりになりますが、洗濯と同様に衣類が傷みやすいです。
3.ドラム式洗濯乾燥機
ドラム式洗濯機は縦型よりも乾燥に特化した種類です。
洗い方は「たたき洗い」で、衣類を持ち上げて落とす洗い方で、縦型と比べて洗浄力は劣りますが衣類が傷みにくいというメリットがあります。
また、少ない水で洗うので節水効果があります。
乾燥方法は「ヒートポンプ乾燥」で、水を使わず低温で除湿して乾燥するため、縦型と比べるとふんわりと乾燥ができ、衣類も傷みにくいです。
洗濯容量
洗濯機を選ぶ際に悩むのが「何キロの容量のものを買えばいいか」ですよね。
そんな時に目安になるのが適正容量です。
1日の1人分の洗濯容量は約1.5キロと言われており、これを目安に自分の生活スタイルに合わせて決めることをおすすめします。
例えば、一人暮らしで毎日洗濯するなら3キロの洗濯機でも充分ですが、何日かに1回まとめて洗いたいという方なら6キロや7キロのものを購入しても多すぎるということはないでしょう。
本体サイズ
せっかくいい洗濯機が見つかって購入しても搬入や設置ができなくて違うものに変えざるをえなくなると残念な気持ちになってしまいます。
洗濯機を購入する際は必ず搬入経路や設置場所のスペースなどを確認してから購入しましょう。
無料で搬入経路を確認しに来てくれる家電量販店などもあるので、心配な方はそちらを利用してみるのもいいかもしれません。
洗濯機おすすめモデル|タテ型
ES-PW11G 洗濯容量 11キロ 乾燥容量 6キロ
2022年の最新モデルで、とてもスタイリッシュなデザインが特徴。
「超音波ウォッシャー」が搭載され、超音波振動により部分汚れを素早く綺麗にしてくれます。
また、「COCOROWASHサービス」が搭載され、洗濯の運転状況を知らせてくれるほか、衣類に合った洗い方などさまざまな便利情報がスマホに届けられます。
シャープの洗濯機おすすめモデル|ドラム式
ES-X11A 洗濯容量 11キロ 乾燥容量 6キロ
こちらも2022年の最新モデル。
3キロの衣類であれば洗濯から乾燥まで80分で完了する「洗乾80分コース」が搭載されたほか、洗濯物の投入口が直径37センチになったのもポイント。
「排水フィルター」や「洗濯槽の自動お掃除機能」など手間のかかるドラム式洗濯機のお手入れが楽になる機能も搭載されているのが嬉しいですね。
シャープの洗濯機の売れ筋ランキングをチェック
1位 ドラム式洗濯機 ES-W114 左開き 洗濯容量 11キロ 乾燥容量 6キロ
2021年に発売されたこちらのモデルは、「ハイブリッド乾燥NEXT」「マイクロ高圧洗浄」「プラズマクラスター」など嬉しい機能が満載。
もちろん洗剤と柔軟剤の自動投入機能も搭載されています。
2位 ドラム式洗濯機 ES-S7G 左開き 洗濯容量 7キロ 乾燥容量 3.5キロ
ドラム式洗濯機は本体サイズが大きく、一般的な防水パンに入らないものが多いですが、こちらのモデルは一般的な防水パンにも置けるので、マンションにお住まいの方も設置することができるのが特徴。
一人暮らしだけどドラム式が欲しいという方におすすめです。
3位 ドラム式洗濯機 ES-WS14 左開き 洗濯容量 11キロ 乾燥容量 6キロ
こちらのモデルは、運転音を抑える「DDインバーター」が搭載されていることが特徴で、音が気になる夜間や早朝でも安心して洗濯することができます。
また、乾燥ダクトを自動でお掃除してくれる機能がついているのも嬉しいポイントですね。
4位 簡易乾燥機付き洗濯機 ES-GE7F 洗濯容量 7キロ
こちらのモデルは「ステンレス穴なし槽」を採用しており、汚れが槽内に侵入しないので洗濯槽を清潔に保つことができます。
また、「がんこつけおきコース」や「高濃度洗浄」で落ちにくい泥汚れなどもしっかり落とすことができます。
5位 縦型洗濯乾燥機 ES-TX8F 洗濯容量 8キロ 乾燥容量 4.5キロ
こちらのモデルは「ハンガー除菌・乾燥」「ハンガー除菌・消臭」を搭載しており、付属のハンガーに吊るして除菌や乾燥、消臭をすることができるのが特徴。
内フタがないため投入口が広く、毛布などの大きいものを出し入れしやすいのも嬉しいポイントです。
シャープの穴なし洗濯機のメリット・メリットと掃除方法について解説
穴なし洗濯機とは?
通常の洗濯機には洗濯物を入れる内槽に多数の小さい穴が空いています。
外槽に水を貯めて洗濯し、脱水時は外槽に水を出すという仕組みになっており、それだと水を使い過ぎてしまうという問題があります。
シャープはそこに注目し、穴がなくても脱水できる「穴なし槽洗濯機」を発売しました。
シャープ以外はなぜ穴あき洗濯槽なの?
通常の洗濯機は、脱水時に洗濯物の水分を飛ばすために内槽に穴が空いています。
「ではなぜシャープの洗濯機は穴がないのに脱水できるの?」と疑問に思いますよね。
シャープの穴なし槽は内槽の底から排水し、強い遠心力を利用して槽の上から脱水するという仕組みで、穴がなくても脱水ができるようになっています。
シャープの穴なし洗濯槽の掃除方法
シャープの洗濯機も他のメーカー同様、月に1回程度は掃除が必要です。
6時間以上かかるので、洗濯し終わった後などに実施してください。
掃除方法は以下のとおりです。
①洗濯槽内の衣類を取り除く
洗濯物が入っていると、故障の原因になりかねないので事前に取り除いておきましょう。
②槽内を拭く
固く絞った柔らかい布で槽内を拭く。
③排水ホースを外す
銀色の部品を回して排水ホースを取り外し、洗濯機の横のホース掛けに引っ掛ける。
④洗濯コースのボタンを押す
蓋を閉めて電源を入れ、「毛布コース(洗いのみ)」か「大物コース(洗いのみ)」を押してスタートボタンを押す。
⑤洗濯槽クリーナーを入れ、攪拌
攪拌が始まったらスタートボタンを押して一時停止にし、洗濯槽クリーナーを入れる。
蓋を閉めてスタートボタンを押し、5分間攪拌する。
⑥脱水のみを押す
電源を入れ直し、脱水のみで蓋を開けたままスタートボタンを押す。
⑦ホースの洗浄液を抜く
バケツを排水ホースの先に当て、掛けていたホースを外して出てきた液をバケツで受け、バケツが一杯になったらホースをまた掛けるを液がなくなるまで繰り返す。
⑧残った洗浄液を排水する
排水ホースを排水口に戻し電源を入れ、脱水のみでスタートを押す。
⑨槽洗浄をする
「毛布コース」か「大物コース」を選び、スタートを押す。
シャープの穴なし洗濯機のメリット・デメリット
メリット
・節水ができる
穴がないことによって、洗濯槽と外槽の間の無駄な水をカットできるため、節水ができます。
・黒カビが洗濯槽に入らないので清潔
穴なし槽は、洗濯槽の裏の黒カビが槽内に侵入しにくく、清潔な水で洗い・すすぎができます。
・汚れが落ちやすい
もみ洗いとこすり洗いのW洗浄「穴なしサイクロン洗浄」で衣類の汚れをしっかり落としてくれます。
デメリット
・脱水力が弱い
穴なしの洗濯機は穴ありのものと比べるとどうしても脱水力が弱くなってしまいます。
しかし、最新のモデルは穴ありと比較してもそこまで大きな差はなくなっているので、気にならない程度です。
・槽洗浄が大変
メンテナンスが苦にならない方にとっては気にならないことですが、穴ありの洗濯機と比べると槽洗浄のやり方が複雑で少し大変なのはデメリットです。
まとめ
シャープの穴なし洗濯槽はメリットが多くとても魅力的ですよね。
これから洗濯機の買い替えを検討している方は、シャープの洗濯機も視野に入れてみてはいかがでしょうか。