洗濯機はさまざまな方法で節電することができたり、節水することもできます。ここでは、洗濯機でできる節電や節水方法を紹介するので、節約したいと考えている人は参考にしましょう。
目次
洗濯機の節電方法
洗濯機の節電方法を行うことで電気代を抑えることができます。洗濯機の電気代は種類にもよりますが、一回使用することで3円前後必要になると言われています。ただし、乾燥などをするのであれば、さらに電気代が必要になるため、注意しましょう。次に、洗濯機の節電方法を紹介するので、節電をしようと考えている人は取り入れてみてはいかがでしょうか。しかし、全てをいきなり取り入れることは負担になりやすいので、できる範囲で節電方法を取り入れることをおすすめします。
スピーディ設定を利用する
洗濯機にはさまざまな設定をすることができ、その中にスピーディ設定があることが多いです。機種やメーカーによってはお急ぎコースと表示されている場合もあります。この設定にすれば、普通に洗濯機を回すよりも早く仕上げることができます。洗濯機を動かす時間が短くなることはそれだけ、電気代を浮かすことができることになるため、節電になります。
しかし、スピーディ設定にすると節電につながりますが、汚れが酷い物を洗濯する場合はうまく汚れを落とすことができていない場合もあるので注意しましょう。いくら節電のためでも綺麗にすることができていないのであれば、再び洗濯する必要があり、余計に電気を使ってしまいます。したがってスピーディ設定で節電するのであれば、あまり汚れていない衣類を洗濯するときだけにしましょう。
まとめて洗うようにする
洗濯機の節電は使用する頻度を抑えることが効果的です。例えば、1回で洗濯できる物を2回に分けて洗濯すると当然2回分の電気代が必要になります。そのため、可能な限りまとめて洗うようにしましょう。ちょっとした工夫ですが、確実に電気代を抑えることができます。
詰め込みすぎないようにする
上記ではまとめて洗うことが節電につながると紹介しましたが、詰め込み過ぎてしまうと逆に電気代を使ってしまう要因になります。矛盾していることにはなりますが、洗濯容量の8割程度がおすすめです。10割の衣類を入れて洗濯機を回すとそれだけ洗濯機に負担をかけてしまうため、1回の電気代よりも多くの電気代を使用してしまいます。そのため、まとめて洗濯する場合でも無理に詰め込みすぎないように注意しましょう。
また、詰め込み過ぎで洗濯機を回すとうまく汚れを落とすことができていなかったり、動かなくなってしまうなどのトラブルの原因にもなります。詰め込みすぎはメリットはなく、デメリットになってしまうことの方が多いです。
重いものを下の方に入れる
重いものを下の方に入れるようにするだけでも電気代を抑えることができることを知っているでしょうか。大きく節電することができるわけではありませんが、洗濯機の使用回数が多ければ多いほど大きな金額になることもあります。重いものを下にするだけでなぜ電気代を浮かせることができるのか気になる人もいるのではないでしょうか。
上の方に濡れて重い衣類があると洗濯槽を回転させるためにより強い動力が必要になるからであり、重心が下の方にあるほうが小さな力で回転することができます。ひと手間必要にはなりますが、少しでも洗濯機で節電したいのであれば、取り入れてみてはいかがでしょうか。
適量の洗剤を使用する
洗濯をするときに洗剤を投入しますが、適量を投入することをおすすめします。最近では自動で洗剤を投入する機能が備わっている場合も多いですが、自分で投入する場合もあります。多くの洗剤を投入したほうが汚れを落とすことができると思われやすいですが、多くの洗剤を入れてもそこまで洗浄能力が高まるわけではありません。それどころかデメリットになってしまうことの方が多いです。
多くの洗剤を入れてしまうとすすぎの時間が長くなりやすく、電気代を使ってしまうだけではなく、水道代も多くなりやすいです。また、うまく洗剤を洗い落とすことができていない場合も多く、洗濯後に異様に洗剤の匂いがしたり、洗剤の残りが衣類に付着してしまっている可能性もあります。したがって節電や節水をしたいのであれば、適量の洗剤を入れるようにしましょう。
洗濯機の節水方法
洗濯機の節水方法を行うことで水道代を抑えることができます。次に、洗濯機の節水方法を紹介するので節水をしたいと考えているのであれば、取り入れてみてはいかがでしょうか。
お風呂のお湯を使う
洗濯機で節水したいのであれば、お風呂のお湯を活用してはいかがでしょうか。お風呂のお湯は入浴後に排水して捨ててしまう場合が多いですが、洗濯用の水として活用することができます。洗濯機にそのような機能がついていることも多く、専用のホースもついている場合もあります。ただし、洗濯でお風呂のお湯を活用する場合は最初に入れる水だけであり、すすぐときの水は綺麗な水道水を使用します。それでも多くの水を節水することができるので、水道代を節約することも可能です。
ただし、洗濯機が脱衣所に設置されているときだけ使用することができる方法であるため、浴室と洗濯機を設置している場所が離れているとできない場合が多いです。
省エネタイプの洗濯機を使用する
洗濯機には省エネタイプとして製造されている場合があります。省エネタイプの洗濯機であれば、使用する水の量や使用する電力が抑えられている場合が多いです。そのため、省エネタイプの洗濯機であれば、節電や節水の工夫をしなくてもすでに節電・節水ができていることになります。そのため、手軽に節水や節電をしたいのであれば、省エネタイプの洗濯機を選ぶようにしてはいかがでしょうか。
ドラム式洗濯機を使用する
昔までは縦型の洗濯機が主流でしたが、一昔前からドラム式洗濯機も販売され始めています。ドラム式の洗濯機は衣類を入れやすく、出しやすいなどの特徴があります。そのほかにも使用する水が少ない特徴もあります。そのため、縦型の洗濯機ではなく、ドラム式洗濯機を購入するだけでも大幅な節水が可能になっています。しかし、ドラム式洗濯機が全てにおいて縦型洗濯機よりも優れているわけではありません。例えば、ドラム式洗濯機の方が販売価格が高く設定されている場合が多いです。
同じ容量の洗濯機でもドラム式の方が高いため、安く洗濯機を購入したいのであれば、必然的に縦型の洗濯機の方がおすすめできます。また、高さが低いため、小さな子供が誤って洗濯槽の中に入ってしまったり、操作をしてしまうこともあります。ただし、チャイルドロック機能が備わっている場合も多いので、しっかり設定していればこのようなトラブルは未然に防ぐことができます。
まとめ
洗濯機は毎日使用することが多い家電の一つであり、必要性が高い家電でもあります。そのため、節約しようと考えているのであれば、洗濯機に注目してみてはいかがでしょうか。洗濯機は電気だけではなく、水も使用するため、うまく節約できれば、節電と節水ができることになります。生活に不自由が生じない程度に洗濯機で節約してはいかがでしょうか。