炊飯器はご飯を炊くための家電ですが、エスニックライスも工夫をすることで炊き上げることができます。ここでは、おすすめのエスニックライスの作り方などを紹介するので参考にしましょう。
目次
エスニック料理とは
工夫をすることで炊飯器でもエスニックライスを作ることができます。しかし、エスニックライスとはどのような料理のことを示しているのか知らない人も多いのではないでしょうか。エスニックとは民族的などの意味がある言葉であり、エスニックライスは民族料理のことを示しています。日本で使われているエスニックライスは東南アジアで食べられているご飯料理である場合が多く、香辛料が使われていることが特徴的です。
辛味が強いことも特徴ですが、単純に辛いだけではなく、うま味成分も含まれているのでおいしいです。また、香辛料には香りが強い特徴もあり、食欲をそそる香りがするエスニックライスもあります。エスニックライスは1990年代に日本でブームとなっていますが、現在の若い人は知らない人も多いのではないでしょうか。エスニックライスはおいしいだけではなく、香辛料やスパイスで得られる効果もあり、おすすめです。
健康的意欲からエスニックライスが人気になったとも言えるのではないでしょうか。
炊飯器でできるエスニックライスのレシピ
エスニックライスを食べてみたくてもどのようにして作れば良いのか分からない人も多いのではないでしょうか。飲食店であれば提供している場合も多いですが、自宅で食べたいのであれば、自ら作ることをおすすめします。炊飯器でエスニックライスを作れば手間もかからず、簡単に作ることもできます。そのため、料理が苦手な人でも本格的なエスニックライスを作ることも可能です。
次に、炊飯器でもできるおすすめのエスニックライスの作り方を紹介します。下準備をして炊飯器にセットし、スイッチを押すだけでよいため、難しくはありません。
エスニック鶏飯
エスニック鶏飯は鶏肉が使用されていることで食べ応えも充分です。
- 材料
鶏モモ肉、米、料理酒、鶏ガラスープの素、ニンニク、ショウガ、長ネギ、ナンプラー、ゴマ油、レモン汁、塩、お好みでパクチー
作り方はお米を30分水につけて吸水させあとにしっかり水を切ります。水を切ったお米を炊飯器の釜に入れ、料理酒、鶏ガラスープの素、ニンニク、ショウガを入れます。ニンニクとショウガはすりおろした物を入れましょう。次に、お米の量にあった目盛りまで水を足していき、鶏のむね肉を上に乗せ、炊飯器のスイッチを入れます。鶏のむね肉は最初に切っておいても炊きあがった後に切っても問題ありません。
炊きあがったご飯にかけるタレの作り方はボウルなどにレモン汁、ゴマ油、ナンプラー、塩を入れます。次に、みじん切りにした長ネギを入れ、良く混ぜます。ご飯が炊きあがったら、鶏のむね肉を取り出し、ご飯を良くかき混ぜ、茶碗に入れて最後に鶏のむね肉をトッピングしましょう。食べる時にタレをかけて、パクチーを乗せれば完成です。
炊飯器でエスニックライスを作るときのポイント
炊飯器でエスニックライスを作ることはできますが、おいしく作るためにはいくつかのポイントがあります。作り方のポイントを知ることで初めてエスニックライスを炊飯器で炊く場合でも失敗なく作ることができる可能性が高くなります。そのため、炊飯器でエスニックライスを作ろうと考えているのであれば、次に紹介するポイントを参考にレシピを考えるようにしましょう。
香辛料を用意する
エスニックライスに欠かすことができない物が香辛料です。香辛料があることで味や香りに変化を出すことができ、おいしく仕上げることも可能です。定番の香辛料と言えば唐辛子であり、エスニックライスにも取り入れられていることが多いです。そのほかにもハーブ類やシナモンスティック、レモンやパクチーなども定番と言えるでしょうか、そのため、手軽にエスニックライスを炊飯器で作りたいのであれば、これらの香辛料を用意しておくことをおすすめします。
作り方を把握する
どの料理にも言えることですが、作り方をしっかり把握するようにしましょう。特に提供されているレシピを参考にエスニックライスを作るのであれば、作り方や必要な材料を把握していないと失敗してしまったり、おいしくないエスニックライスに仕上がってしまいやすいです。自分でレシピを考案して作り方なども分かるような料理のスキルがある人であれば、提供されているレシピにアレンジを加え、より好みのエスニックライスに仕上げることができます。
しかし、そうではない人がレシピにアレンジを加えることは失敗の原因になるため、おすすめしません。
お米にこだわる
普通の白米を炊く場合もそうですが、お米にもこだわるようにしましょう。エスニックライスは普通のご飯でも作ることができますが、本格的なエスニックライスを作りたいのであれば、海外のお米で作るようにしましょう。例えば、ガパオ風のエスニックライスを作る場合はタイ米を使うようにすることでより本場のガパオライスにすることができます。タイ米でもおすすめのお米がジャスミンライスです。
一見ジャスミンの香りがするお米と思いやすいですが、タイ米の銘柄の一つであり、ジャスミンの香りはありません。ジャスミンという名前がつけられている由来は、ジャスミンの花のように白いお米からだと言われています。ジャスミンライスはコストコなどのスーパーの他にネットでも購入することが可能です。
炊飯器でエスニックライスを作るメリット
上記までに炊飯器でエスニックライスを作ることができることを紹介しましたが、どのようなメリットがあるのか分からない人もいるのではないでしょうか。次に、炊飯器でエスニックライスを作るメリットを紹介します。
炊飯器の活用幅が広がる
炊飯器ではご飯を炊くことができますが、そのほかの活用方法が見出せない場合もあります。炊き込みご飯の素を入れることで手軽に炊き込みご飯を作ることができますが、エスニックライスの素などはあまり見かけないため、作りたくても作れない場合が多いです。しかし、作り方さえ分かれば炊飯器でもエスニックライスを作ることができ、炊飯器の活用幅が広がります。また、日本人の主食でもあるご飯料理のレパートリーを広げることも可能です。
手間が省ける
炊飯器でエスニックライスを作る方法によって違いはありますが、手間が省けることが多いです。必要となる材料を炊飯器に入れてスイッチを入れるだけで良いため、その間に他の料理を作ることもでき、家事が軽減されます。また、フライパンなどを使わずに作ることもできるので洗い物を少なくすることも期待できます。そのため、エスニックライスを食べたい人はもちろんですが、手抜きご飯にしたい人にも炊飯器でエスニックライスを作ることはおすすめです。
まとめ
炊飯器ではご飯しか炊くことができないと思っている人もいるのではないでしょうか。しかし、おなじご飯でもさまざまな食材や調味料で仕上げるエスニックライスを作ることもできます。エスニックライスを普通に作ると手間がかかってしまいやすいですが、炊飯器を活用すれば同時に必要となる食材に火を通すことができるので、時短にもつながります。エスニックライスを気軽に食べたいのであれば、炊飯器を活用するようにしましょう。