炊飯器のお釜の寿命は?

炊飯器は、日本の家庭に欠かせない家電です。

約97パーセントの家庭で使われていると言われています。

炊飯器の使い方は、家庭ごとに違いがあると思いますが、ほぼ毎日使っている、炊飯器が故障したらどうでしょう?不便ですよね。

「寿命かな?ご飯が炊けていない!」や「コンセントを差しても電源が入らない?」など、買い替えるタイミングや炊飯器をより長く使えるコツを紹介します。

炊飯器の寿命はどのくらい?

炊飯器の寿命をご存じですか?知らない人も少なくないはずです。

炊飯器の寿命について紹介します。

一般的な炊飯器の寿命

一般的な炊飯器の寿命は、6年と言われています。

炊飯器の寿命は、使用頻度・メーカー・機種・掃除の頻度などによっても変わってきます。

また、同じメーカーの機種であっても、故障しやすい炊飯器と故障しにくいものがたまにあるそうです。

購入した炊飯器が、よく故障するのであれば、早めにメーカーに問い合わせ、交換してもらいましょう。

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シンプルデザインでお手軽だから、選びやすいマイコン炊飯ジャー。

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炊飯器の製造が終了しても、6年間部品を保有している

それぞれの家電には、公正競争規約制度に基づいて定められた「補修用性能部品の保有期間」があります。

補修用性能部品の保有期間とは、メーカーが製造を終了した後に部品を保有する期間のことです。

炊飯器の補修用性能部品の保有期間は、6年間です。

この期間内であれば、故障した時など部品の交換や修理が可能です。

仮にこの期間を越えてしまうと、部品の交換や修理がむずかしくなり、炊飯器を買い替えなければいけなくなります。

10年やそれ以上使っている人もいるので、あくまでも炊飯器の寿命は、一般的な目安として把握してくださいね。

炊飯器のお釜は劣化しやすいってホント?

炊飯器で1番劣化しやすいのが、内釜です。

理由は、お米を炊く事以外にも、長時間保温したり、内釜でお米を研いだりと頻繁に使う機会が多いからです。

内釜の寿命は、一般的に3から5年と言われています。

炊飯器の寿命が近づいてきたサインは?

炊飯器は、頻繁に使う家電なので、炊飯器が壊れると困ってしまう人もいるのではないでしょうか?

毎日使う家電だからこそ、寿命のサインを言っておくことも必要だと思います。

臭いがする

炊飯器の蓋を開けたら、「臭いが気になる!」その時は、まず、お米の研ぎ方や炊飯器の扱い方などを確認してみましょう。

ぬか臭さの時は、お米をしっかり研いでいなかったり、古いお米を使用してる事が原因です。

そのような場合は、お米を丁寧に研いだり、新米を使用することで問題が解消されます。

また、しゃもじを内釜にずっと置きっぱなしにしていると、プラスチックの臭いがお米に移ってしまったり、雑菌などが繁殖する原因になります。

しゃもじは、お釜の内側ではなく、炊飯器の横など他の場所に置くようにしましょう。

炊飯器の掃除が丁寧にされていないと、パッキン部分などに雑菌が繁殖する事があり、変な臭いがするので、パッキン部分などのお手入れをしっかりするようにしてくださいね。

それでも、臭いが解消されない場合は、炊飯器の寿命が考えられます。

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吹きこぼれを気にせず、沸とう後も火を引かずに、IHの高火力で炊き続けます。うまみを引き出し、芯までふっくらしたご飯が炊き上がります。

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温度センサーに異常?

お米が美味しく炊き上がるように、炊飯器には、温度センサーが内蔵されています。

温度センサーが故障してしまうと、正しく測ってお米と水の量を入れたはずなのに、ご飯が水っぽかったり、柔らかすぎたり、芯があるような硬さに炊き上がったりしてしまいます。

ただ、時には、自分でお米の量に対しての水分量を間違えてしまう場合もあるとは思います。

お米と水分量を正しく測ったのにもかかわらず、お米が上手に炊けない場合は、温度センサーの故障サインです。

ご飯が炊けていない⁉

ご飯が炊けていない事は、IH対応の炊飯器によく見られるトラブルです。

原因としては、お釜の内側にあるコーティングが剥がれてしまっていることが考えられます。

お釜は消耗品なので、炊飯器本体よりも劣化が早いです。

このような場合は、炊飯器を買い替えるのではなく、お釜のみの買い替えを検討してみましょう。

お釜の内側のコーティングがはがれている!⁉

購入したばかりの炊飯器のお釜の内側は、コーティングされています。

しかし、お米を炊いたり、長時間保温したりするなど、お釜は使用頻度が多いので、劣化しやすいです。

お釜は消耗品なので、メーカーでも交換できるよう常備してあります。

IH炊飯器のお釜は、少しでもコーティングが剥がれたりすると、炊き上がりに変化が出てしまいます。

内釜のコーティングが剥がれたら、交換をおすすめします。

変な音がしている

機種によっても違いますが、一般的に炊飯器は、炊きあがった時以外に音はしません。

例えば、モーターの音や沸騰した時の音が聞こえたら、炊飯器の故障を疑ってみましょう。

修理あるいは、買い替えを検討してください。

炊飯器を長持ちさせるコツは?

先ほど、一般的に炊飯器の寿命は、6年と言いましたが、丁寧に扱うだけで寿命期間が長くなります。

炊飯器を長持ちさせるコツを紹介します。

長時間、保温機能

取扱説明書に、メーカーが機種ごとに保温時間について書かれています。

この時間以上に保温し続けるとお釜の劣化が早くなる原因です。

できるだけ長時間の保温を避け、決められた保温時間内で使ってくださいね。

お釜でお米を研がないようにする

お米を洗う際に、お釜で研いでいる人も少なくないはずです。

内釜でお米を研ぐと内側のコーティングが剥がれてしまい、炊きあがった時にお米が焦げてしまったり、焼きムラができやすくなります。

多少面倒に思うかもしれませんが、お米を研ぐ時にボウルやざるを使うようにしましょう。

そうすることで、お釜をより長く使う事ができます。

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自然な対流を発生させお米をかき混ぜる「かまど熱封土鍋コーティング」採用の圧力IH炊飯ジャー(5.5合)。熱伝導にすぐれた「9層遠赤特厚釜」を使用。

内釜に熱湯を入れないようにする

炊飯器をキレイに洗おうとすると、なかなかしつこくこびりついたお米がとれなくて困りますよね。

そんな時に、熱湯を入れてお釜の内側を洗う人も少なくないはずです。

お釜に熱湯を入れると、内側のコーティングが剝がれ落ちやすくなってしまいます。

熱湯ではなく、ぬるま湯で洗うようにしましょう。

吸気孔と排気孔のお手入れをする

炊飯器の空気の出入口でもある吸気孔と排気孔は、内側の熱を逃がすために付けられています。

掃除をしていない状態では、ホコリが溜まり熱の通りを塞いでしまい、熱が内側に溜まってしまいます。

炊飯器の故障を防ぐためにも、吸気孔と排気孔は、定期的にお手入れをするようにしましょう。

まとめ

炊飯器のお釜の寿命は?について紹介しましたがいかがだったでしょうか?

一般的に炊飯器の寿命は、6年です。

お釜は、炊飯したり、長時間の保温などで頻繁に使うため、外側の本体よりも消耗が早いです。

長時間の保温を避けたり、ボウルやざるでお米を研ぐようにしたりするなどし、お釜の使用を少なくするだけでもより長持ちします。

買い替えサインや寿命期間を知り、いつも美味しいご飯を楽しんでくださいね。

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