省エネにこだわることで節電することができますが、具体的な節電方法が分からない人もいるのではないでしょうか。ここでは、節電する裏技を紹介していくので生活に取り入れてみましょう。
目次
節電をして省エネな暮らしをする方法
節電して省エネにこだわることで電気代を安くすることができ、生活費を抑えることもできます。次に、節電するための裏技を紹介していきます。なかにはすでに取り入れている人もいると思いますが、取り入れていないのであれば今日から取り入れてみてはいかがでしょうか。
エアコンの設定温度にこだわる
エアコンの設定温度によって電気代を抑えることができます。エアコンは夏場や冬場に必要な家電であり、使用率や使用時間が長いことが特徴的です。そのかわりに電気代が高い傾向があり、節約するのであればエアコンの設定に注目しましょう。夏場は28℃、冬場は20℃設定が負担なく可動することができると考えられているので節電にもつながります。どうしても暑いと設定温度を低くしてしまいがちですが、無駄な電気を使用している可能性が高く、節電にはなりません。
照明の切り忘れをなくす
暮らしのなかで明かりは欠かすことができない存在であり、照明は各部屋や通路、玄関先などさまざまな場所に設置されています。そのおかげで夕方や夜になっても明るさをたもつことができますが、消し忘れてしまうと必要ない場所を照らし続けてしまうため、無駄な電力を使っていることになります。照明をつけることで音などを発しないため、ついつい消し忘れてしまいがちです。
また、少しの時間ならつけてても良いという考えがあることも多く、そのまま照明をつけていることを忘れてしまうこともあります。最近では節電タイプの照明も販売されていますが、消し忘れていては元も子もありません。ちょっとした意識の仕方で節電することができます。
待機電力をなくす
待機電力をなくすることで節電することができます。一昔までは待機電力という言葉は一般的ではありませんでしたが、最近では良く知られている言葉であるため、節電するために待機電力をなくすことは裏技というよりも一般的な知識として知られている傾向があります。待機電力とは家電などを使用していなくてもコンセントに接続しているだけで微量の電力を使い続けていることです。そのため、使用しない電化製品をコンセントから抜くことで待機電力を節電することができます。
しかし、使用頻度が多い電化製品では毎回コンセントから抜き差しすることは手間であり、面倒です。そのような時にはスイッチで電力を遮断できるコンセントを活用することをおすすめします。待機電力をなくすことで節電をすることができますが、使用されている電力は僅かなため、節電できる金額も僅かです。
各家電の節電方法
節電する方法は各家電によって違います。そのため、より効率よく節電したいのであれば、各家電の節電方法を把握しておくことをおすすめします。次に、各家電を節電できる裏技を紹介していきます。
エアコン
エアコンは電力を使うため、節電することができれば電気代が目に見えるほど安くなることが期待できます。上記で紹介した設定温度を決めることはもちろんですが、それ以外にも節電ができる裏技があります。エアコンにはフィルターがあり、長く使っていると埃などが溜まります。そのままでは本来の性能を発揮することができず、無駄な電力を使ってしまいます。そのため、フィルターを定期的に掃除をすることは結果的に節電につながります。
また、風の向きによっても節電することができます。温かい空気は上に行き、冷たい空気は下に行く特徴があるため、冬にエアコンを使用するのであれば下向きにして、夏は水平に風が出るようにすれば室内に温かい空間と冷たい空間ができてしまうことを防ぎます。室内に温度差があるとエアコンが動き続けるため、節電にはなりません。そのほかにも自動運転にすることでも節電できる裏技があります。
エアコンの設定には微風などがありますが、なかなか設定温度にならないため、効率が悪くなってしまう場合があります。それよりも自動設定にして早めに設定温度になるようにした方がエアコンが動き続けないため、節電につながります。
冷蔵庫
冷蔵庫を節電する裏技も多くあります。単純ではありますが、扉の開閉を少なくすることでも節電することができます。扉の開閉が多くなればそれだけ冷蔵庫内が温かくなってしまうため、再び冷やすために電力を使ってしまいます。また、設置場所によっても節電することができます。大抵の場合は壁際に冷蔵庫を設置しますが、壁と密着するような置き方はやめましょう。壁との距離が近すぎるとうまく放熱することができず、効率よく冷やすことができません。
冷蔵庫の中の食材などが多くなればそれだけ冷やすのに電力を使うことにもなるので、詰め込みすぎないことも大切です。詰め込みすぎると必要な物を素早く取り出すことができず、扉を開けている時間が長くなってしまうことも節電することにとっては良くありません。
テレビ
テレビを節電する裏技は少なく、単純につけっぱなしをすることをなくすようにしましょう。画面が明るすぎるとそれだけ電力を消費してしまうので、見にくくならない程度に明るさを抑えることでも節電につながります。テレビは待機電力を消費する家電であるため、長い期間使用しないのであれば、コンセントから抜くようにしましょう。
洗濯機
洗濯機で節約する裏技は洗濯をする回数を減らすことです。回数が多ければそれだけ洗濯機を使用することになるため、まとめて洗うように心がけるだけでも節電につながります。また、軽い汚れ程度の洗濯物であれば標準コースではなく、スピードコースにしたほうが早く洗濯が完了するため、使用する電力も抑えることができます。
生活面でできる省エネ・節電の裏技
節電はちょっとしたことを積み重ねることで効果があらわれます。そのため、家電の使い方だけではなく、暮らし方を工夫するだけでも節電することができます。次に、生活面でできる節電の方法を紹介します。
同じ室内にいる時間を増やす
家族と暮らしている場合はできるだけ同じ室内にいるようにするだけで節電になります。それぞれが自分の部屋で過ごすと照明やテレビを使う場合が増えてしまうため、消費する電力も数倍になります。そこで一つの室内で過ごせば使用する照明やテレビが1つで良くなるため、省エネな暮らしになります。
早寝早起きをする
早寝早起きすることは節電や省エネにつながらないと考えてしまいやすいですが、夜更かししないようにするだけでも使用する電力を抑えることができます。その結果節電にもなるため、早めに寝るように心がけましょう。また、早寝早起きすることは健康的にも良いと言われているので、節電ができるだけではなく、健康的にもなれるので一石二鳥ではないでしょうか。
料理方法に気を付ける
料理方法を工夫するだけでも節電につながることを知っているでしょうか。IHで食材を温めるよりも電子レンジを使用して温めたほうが消費する電力を抑えることができます。電子レンジは多くの電力を消費してしまうと思いやすいですが、短時間で温めることができるため、IHよりも消費電力を抑えることができます。また、最近の電子レンジは省エネ化されているため、待機電力がゼロである場合も多く、節電にうってつけの家電でもあります。
まとめ
省エネな暮らしをして節電することは電気代を抑えることはもちろん、環境を守ることにもつながります。そのため、電気代を少しでも安くしたいと考えているのであれば、節電するように努力しましょう。
