「エアコンのお掃除機能を徹底比較!!」
家電量販店には、さまざまな種類と豊富な数のエアコンが並んでいますね。
特に注目され人気があるのが「お掃除機能付きエアコン」です。
このお掃除機能付きエアコンは、メーカーによっても特徴が違います。
この記事では、そんな気になるエアコンのお掃除機能を徹底比較!!
ぜひ、あなたの理想のお掃除機能付きエアコンを探してみて下さいね!
目次
お掃除機能付きエアコンとは、どんなエアコン?
お掃除機能付きエアコンと言っても、どのようなお掃除をしてくれるのかご存じですか?
実は、お掃除機能付きエアコンだからと言って私たちは全くエアコンのお掃除をしなくてもいい
という訳でもないんですね。
では、お掃除機能付きエアコンとは一体どのようなものなのでしょうか?
エアコンのお掃除機能とは?
お掃除機能付きエアコンのお掃除機能とは、主に「フィルターの自動洗浄機能」のことを言います。
この呼び方はエアコンメーカーによっても違っていて、「自動お掃除」「自動洗浄」「おそうじメカ」「お掃除ロボット」などと呼ばれることもあります。
お気づきの人もいるかもしれませんが、エアコンのお掃除機能でお掃除してくれるのは
実は、「フィルター」だけなんですね。
だから、「お掃除機能付きだからエアコンのお掃除を全部やってくれる!」と思ったら大間違い
なんです!
これは、思わぬ落とし穴ですね。
しかも「フィルターの自動洗浄機能」だからと言って、フィルター掃除をエアコンに任せっぱなしという訳でもないんです。
エアコンの設置場所環境によっては、自分でフィルターを取り外して掃除しなくてはいけない場合があります。
例えば、キッチンのそばにエアコンが設置されている場合です。
キッチンの油汚れを吸い込んで、フィルターは油で目詰まりをおこしてしまうことも。
同じ理由で、タバコのヤニも挙げられます。
目詰まりするほど汚れてしまったフィルターは、残念ながら自動洗浄では汚れが落とせないん
ですね。
こうなってしまうと、自分でフィルターを外して汚れを洗い落す必要があります。
エアコンのダストボックスの掃除もお忘れに!
「フィルターの自動洗浄」で掃除した際に出たゴミは、エアコン内部のフィルター近くに設置されているダストボックスに溜められる仕組みになっていることがほとんどです。
このダストボックスに溜まったゴミは、自動で外には排出されません。
ですので、ダストボックスの掃除は私たちが自分でやらなくてはいけないんですね。
ダストボックスの掃除の目安は、半年〜1年と言われています。
「おっ!意外と楽じゃん!」と思ったあなた。
一度、ダストボックスの中を確認してみてください。
予想に反して、けっこうゴミやホコリが溜まっている場合があります。
この溜まったゴミやホコリは、困ったことにカビの温床ともなります。
また、ダストボックスがパンパンのままエアコンを使っていると、溜まったホコリなどが
ダストボックスから溢れ出てしまうことも!
溢れ出たホコリは熱交換器の目詰まりの原因になり、エアコンの吸い込みが悪くなってしまいます。
これでは、電気代も余計にかかってしまいます!
ダストボックスの掃除は定期的に忘れずにいたいですね。
エアコンの「フィルター自動洗浄」以外のお掃除はどうする?
フィルターの自動洗浄やダストボックスのお掃除は簡単にできたとしても、それ以外の部分の
エアコンのお掃除はどうしたらいいのか気になりますね。
エアコン内部のお掃除ユニットをエアコン本体から取り外して、お掃除するのがおススメです。
でも、エアコンをすみずみまでキレイにお掃除するには、私たち素人では難しかったりします。
中には、自分でお掃除ユニットを取り外してエアコンをお掃除する人もいますが、その後の
取り付け方が分からくなってしまうなどのトラブルもあるので心配です。
できれば、エアコン掃除専門の業者にお願いするのがいちばんです。
お掃除機能付きエアコンの場合、エアコン本体からお掃除ユニットを取り外したり、お掃除ユニットを分解したりと作業に時間と手間がかかります。
ですので、シンプルなスタンダードタイプのエアコンよりもクリーニング代が割高になってしまい
ます。
それでも、お掃除機能付きエアコンのクリーニングには経験とスキルが必要なので、ここはプロの手にお任せした方が安心だと言えます。
業者の中には、お掃除ユニットを外さないでエアコンの外側の隙間から簡単にクリーニングを済ませて高額なクリーニング代を請求する業者もあります。
「どこの業者が良いのか?」正直、見極めが難しい所ですが、クリーニングをお願いした時に
その場に立ち会うことでその業者の信頼度が分かるはずです。
業者に任せっきりにしない。
それも、エアコンのクリーニングをお願いする時に大切なポイントになりますね!
お掃除機能付きエアコンの見分け方とは?
エアコンの進化と共に、お掃除機能付きエアコンは私たち一般家庭にもだいぶ普及されるように
なりました。
それでもまだ築年数の古いアパートなどでは、お掃除機能付きエアコンではない所もあります。
また、価格の安いエアコンの場合はお掃除機能がついていないタイプだったりします。
お掃除機能付きエアコンと、お掃除機能がないエアコンは簡単に見分けることができます。
ここでは、その見分け方をご紹介します!
エアコンの前面パネルを開ければ一目瞭然!
お掃除機能付きエアコンと、お掃除機能がないエアコンの見分け方は、エアコンの前面パネルを開ければ簡単に見分けることができます!
お掃除機能付きエアコンの場合、エアコンの前面パネルを開けるとスイッチなどの電子操作部分が
設置されています。
「お掃除ユニット」と呼ばれている部分です。
表面にズラッと並んでいるので、誰にでも分かるはず。
また、エアコンフィルターがロックされてしっかりと固定されているのが特徴です。
エアコンフィルターを外す場合は、このロックを解除しないと外すことができない仕組みになって
いるんですね。
反対に、お掃除機能がないスタンダードなエアコンの場合、エアコンの前面パネルを開けても
お掃除ユニットはありません。
一面がエアコンフィルターのみです。
しかも、エアコンフィルターは片手でも簡単に外すことができてしまいます。
エアコンフィルターの下部の爪のようなひっかけだけでエアコンに固定してあるだけなので
片手でもスッと簡単に外すことができるんですね。
お部屋選びの際に備え付けのエアコンが、お掃除機能付きエアコンか?お掃除機能がないエアコンか?を知りたければエアコンの前面パネルを開けてみると簡単に見分けることができますよ!
リモコンにも違いがある!
実は、お掃除機能付きエアコンとお掃除機能がないエアコンのリモコンにも違いがあります。
お掃除機能付きエアコンのリモコンには、「お掃除」「手動お掃除」「フィルター掃除」などの
ボタンが付いているのが特徴です。
これらのボタンが付いているリモコンの場合、ほとんどがお掃除機能付きエアコンだと言われて
います。
ただし、「内部クリーン」というボタンもありますが、これはお掃除機能ではありませんのでご注意
くださいね!