「デザインがオシャレでスタイリッシュ!」と評判の羽なし扇風機ですが、
もうひとつ決め手に欠けるからと購入を躊躇っている方も多いのではないでしょうか。
羽なし扇風機は便利なのか?コストがかかるのではないのか?
そんな疑問にお答えするために、今回は羽なし扇風機のメリットとデメリットについてご紹介します。
羽なし扇風機のメリット
羽なし扇風機には多くのメリットがあります。
・安全性
羽なし扇風機は回転する羽がないため、指や髪の毛などが巻き込まれる心配がありません。
特に子供やペットがいる家庭で安心して使用できます。
・静音性
羽なし扇風機は従来の扇風機に比べて静かな運転が特徴です。
羽がないので風を作る際の空気抵抗が少なく、運転時の騒音を抑えることができます。
・デザイン
羽なし扇風機はユニークでスタイリッシュなデザインが多いため、インテリアに調和しやすく、部屋のアクセントとなります。
・風の均一性
羽なし扇風機は、羽が回転する扇風機と比べて風の均一性が高いのが特徴です。
風がムラなく広がり、ナチュラルな風によって全体的な快適性が向上します。
・清掃、管理が簡単
羽がない分、掃除は製品表面を軽く水拭きするだけで済みます。(機種によっては、隙間にホコリが溜まることがあるのでご注意を)
・多種多様な機能
送風や暖房、空気清浄機能が搭載された機種があり、外出先からもスマホアプリなどを使って遠隔から運転指示を出すことも可能です。
空気清浄機能・暖房機能・加湿といった機能はオールシーズンで利用できますので、
値段は高めでも、扇風機・空気清浄機・暖房・加湿器の四台分の家電の機能を一台で果たしてくれると考えたら、総合的にはお得感があります。
羽なし扇風機のデメリット
・コスト
羽なし扇風機は従来型の扇風機に比べて高価な場合があります。
搭載した先進的な技術や、特出したデザインが高額の要因となっています。
一般的に羽なし扇風機の消費電力は低いのですが、機種によって搭載されている暖房機能や空気清浄機能に電気代がかかる場合もあります。
また、空気清浄機能付きの扇風機はフィルターの交換が必要で、コストがかかります。
・風量
一部の羽なし扇風機は、従来の扇風機に比べて風量が少ない場合があります。
特に大きな部屋を効果的に冷やすことが難しいと言えるでしょう。
・メンテナンス
羽なし扇風機は構造が複雑であるため、メンテナンスが従来の扇風機よりも難しいことがあります。
埃の除去やフィルターの掃除など、羽根つき扇風機とは違ったメンテナンスが必要になる場合があります。
・冷房効果
羽なし扇風機は空気の循環に優れているものの、室温を下げる冷房効果は従来のエアコンには及びません。
・転倒
縦長タイプの機種は若干の不安定感があります。ボディが軽いため、お子さんがぶつかるなどして倒れてしまうことも。
ただし、倒れても火事などの心配はありません。
・下方向への送風
基本的に上下角度で調整することができないため、上下方向に風を送ることには不向きです。
ある程度の距離を保って使うのがお勧めです。
まとめ
いかがでしたか。
羽なし扇風機は革新的な技術を取り入れた非常に魅力的な製品です。
もちろん、メリットだけでなくデメリットもあるわけですが、
快適な風を求めるだけでなく多機能性やお部屋の印象をガラリと変えてしまうハイレベルなデザイン性など目を見張るところも多いと言えるでしょう。
予算や使用環境に合わせてご検討ください。