梅雨の時期は洗濯物が乾かなくて困ってしまいますよね。
こんな時は、除湿器を使って洗濯物を乾かしている人も多いはず。
でも、除湿器で洗濯物を乾かすのは不経済?
ここでは、そんな疑問にお答えします。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
目次
除湿器で洗濯物を乾かすのは不経済?
洗濯物を早く乾かす時に使うと便利な除湿器。
梅雨時期の洗濯物の部屋干しに大活躍してくれるアイテムですね。
でも、気になるのが電気代です。
除湿器で洗濯物を乾かすのは不経済?
実際は、どうなのでしょうか?
除湿器の電気代ってどのくらい?
梅雨時期は毎日が雨模様で、外に洗濯物を干せないのがツラいところ。
除湿器を使って洗濯物を乾かしているけど、これが毎日続くと電気代が高くなってしまうのが気になりますよね。
除湿器の電気代は高いのでしょうか?
一般的に除湿器の電気代は1時間当たり約7円〜15円と言われています。
約7円〜15円と差があるのは、除湿器のタイプによって電気代の違いが出てくるんですね。
簡単に説明すると、「取り込んだ空気の水分をそのまま取り除く」or「取り込んだ空気を
一度全てヒーターで温めてから水分を取り除く」という違いです。
電気代が高くなるのは、ヒーターを使うという理由のためです。
単純計算で1日6時間除湿器を使ったとすると・・・
1時間7円の場合は、7円×6時間=42円(1日)
1時間15円の場合は、15円×6時間=90円(1日)
1日でも約50円の差が出てくることが分かりますね。
除湿器の電気代は、選ぶタイプによっても差が出てくるということなんですね。
それでも除湿器を使うワケとは?
電気代がかかってまでも除湿器を使うワケとは、一体何なんでしょうか?
室内干しした洗濯物は、なかなか乾きません。
実は、これには原因があるんです。
それは部屋の環境なんですね。
室内干しした洗濯物が乾かない原因は、
・湿度が高い
・気温が低い
・空気が停滞している
ということが原因なんですね。
では、この環境を洗濯物が乾く環境に整えるには?
そうですね。
湿気を取り除いて、空気を循環させてあげることなんですね。
でも、これを自分でやろうと思ってもなかなか難しいんです。
空気の循環は窓を開けて空気の流れを作ってあげれば良いのですが、湿気を取り除く
には?
新聞紙を置く?
これだけでは、力不足ですよね。
そこで、除湿器の登場というワケですね。
除湿器なら、機械の力で効果的に除湿してくれます。
除湿して湿度を下げることで洗濯物が早く乾くということなんですね。
いつまでも湿ったままの洗濯物は雑菌が繁殖しやすく生乾きのイヤ〜なニオイの原因にも
なります。
梅雨時期など外干しができない時は、除湿器を使って効果的に洗濯物を乾かすと
洗濯物が早く乾くのでおススメなんですね。
除湿器の電気代節約と洗濯物を早く乾かすコツ!
除湿器を使って洗濯物を乾かす場合、洗濯物の干し方や部屋の環境を整えると
洗濯物が早く乾き、電気代の節約につながります。
ここでは、除湿器を使って洗濯物を乾かす際に、ぜひやって欲しい電気代の節約術と
洗濯物を早く乾かすコツをご紹介します!
洗濯物が早く乾く干し方とは?
天気が悪い日は、どうしても室内干しになってしまいます。
なかなか乾かない洗濯物は生乾きでイヤなニオイの原因にもなってしまいます。
「できれば少しでも早く洗濯物を乾かしたい。」
そんな時は、洗濯物の干し方にもひと工夫すると、洗濯物が早く乾きます!
・洗濯物は裏返しにしてから干す
洗濯物で特に乾くのに時間がかかる部分が縫い目の部分です。
洗濯物を干す時に、裏返しにしてから干すことで縫い目が表になり早く乾きます。
ちょっとしたひと手間かもしれませんが、やっておくと時短につながりますね。
・洗濯物の間隔はあけて干す
洗濯物を早く乾かすコツは、風通しの良さにあります。
ですので、洗濯物を干す時はびっしりと詰めて干すのではなく、洗濯物と洗濯物の間隔を
少しあけて干すと風通しが良くなります。
ピンチハンガーなら1列あけて干せるのがベストですね。
・洗濯物はバランスを考えて干す
例えば、フェイスタオルだけをピンチハンガーで干した場合と、フェイスタオルと
ハンドタオルを交互に干した場合、どちらが早く乾くと思いますか?
答えは、フェイスタオルとハンドタオルを交互に干した場合です。
これは、長さが違うものを交互に干すことで、洗濯物に風が通りやすくなるから
なんですね。
また、厚手のものと薄手のものも交互に干した方が乾きが早くなります。
おススメは、中心に向かって丈の短いものを干す方法です。
洗濯物を山型に干すことで、洗濯物全体に風が通りやすくなります。
・ジーンズなど乾きにくいものは筒状にして干す
ジーンズなど厚手のパンツ類は、そのまま干しても乾くのに時間がかかって
しまいます。
おススメが、着用時のように立体的に筒状に干す方法です。
筒状にすることで空洞ができ風通しがよくなります。
これは、パーカーなどにもおススメの方法です!
洗濯物が早く乾く環境の整え方
洗濯物を早く乾かすには、部屋の環境も整えることもポイントです。
・1時間ごとに5分の換気
窓を開けて空気の入れ替えをするのもおススメです。
洗濯物の湿った空気を換気し、空気を循環させることがポイントです。
窓は2ヶ所開けるとスムーズに空気が循環します。
目安は、1時間ごとに5分程度でOK!
それ以上窓を開けていると、かえって湿度が高くなってしまうこともあるので
注意が必要です。
・サーキュレーターや換気扇を併用する
除湿器で除湿をしながら湿った空気をスムーズに循環させるには、サーキュレーターや
換気扇を併用すると、より空気の流れが効率的に循環します。
サーキュレーターがなければ、扇風機でもOK!
洗濯物も除湿器のみの場合よりも早く乾くので、電気代の節約にもなります。
洗濯物が早く乾く除湿器はどのタイプ?
除湿器の種類によっても特徴が違います。
洗濯物が早く乾く除湿器とは、どんなタイプなのでしょうか?
ここでは、除湿器のタイプとそれぞれの特徴をご紹介します!
あなたの希望にピッタリの除湿器を選んでくださいね。
コンプレッサー式除湿器
室内の空気を吸い込み、冷やして空気中の水分量を減らすのが特徴です。
水分が減った空気は排出され、取り除いた水分をタンクに溜める仕組みです。
空気中の水分を取り除くため、湿度の高い季節には効果的です。
反対に、湿度の低い季節はあまり効果が期待できません。
消費電力は少ないので、電気代が節約できる点は嬉しいところです。
ただ、運転音が大きいので音が気になる人には不向きかもしれません。
ゼオライト(デシカント)式除湿器
こちらは、ヒーターを用いて除湿をするタイプの除湿器です。
室内の空気を取り込んだら、除湿器内の乾燥剤(ゼオライト)に空気中の水分を
吸着させヒーターで温めます。
その後、熱交換器で空気を冷やし、水にしてタンクに溜める仕組みです。
コンプレッサー式と違う点は、湿度に左右されないという点です。
コンプレッサー式は、その時の空気に含まれている水分を溜める方法ですが、
ゼオライト式は、取り込んだ空気を全て一度ヒーターで温めて水にするので、
季節に関係なく効果があるということです。
ただし、ヒーターを使うので電気代が高くなってしまう点はデメリットと
言えそうです。
ハイブリット式除湿器
ハイブリット式とは、湿度の高い季節はコンプレッサー式、湿度の低い季節は
デシカント式で除湿する仕組みで使う時期によって自動で除湿方法が変わるのが特徴です。
コンプレッサー式とデシカント式のどちらの運転にも対応しているので1年中
安定して使うことができます。
コンプレッサー式とデシカント式のどちらの特徴も兼ね備えているので、除湿器本体価格は他の2タイプに比べると高価になります。
除湿器本体の大きさも、大きく重さもあるのでキャスター付きを選ぶのがおススメです。
また、ヒーターを使うので電気代も高くなってしまいます。
それでも、1台で1年中効率的に除湿をしてくれると思えば、あると便利なアイテムだと
言えますね。
まとめ
「除湿器で洗濯物を乾かすのは不経済?」に注目してご紹介しました。
除湿器の電気代は、除湿器のタイプによっても違いがあります。
電気代を抑えたいなら、洗濯物の干し方を工夫したり部屋の環境を整えることが
ポイントです!
工夫しながら、上手に除湿器を使ってくださいね!