除湿器について解説します。
リビングやお風呂場などで、どこに置き除湿器を使ったら効率的に除湿をすることができるのか詳しく説明。
また、室内干しの際に除湿器を使って、より早く乾かせるポイントを紹介します。
目次
除湿器はあらゆる場面で活躍
除湿器は、使い方次第であらゆる場面で効果が期待できる家電です。
除湿器の一般的な使い方を紹介します。
1年中使用可能
除湿器があれば、家の中に溜まった湿気を取り除くことが可能です。
梅雨の時期の除湿や冬の結露防止、また洗濯物を室内に干す時などに活用できます。
その他にも、1年を通して湿気が溜まりやすい室内は、除湿器を使用することで湿気を排除することができるのです。
持ち運びができる
除湿器はコンパクトなので、リビングで使用した後にクローゼットで使ったりと、必要な時に簡単に移動ができる便利な家電です。
除湿器が家に1台あると洗濯物の室内干しに使用したり、押し入れのカビ対策などにも活用ができます。
除湿器の置き場所
雨が多く降る梅雨や寒くなる冬の時期は、なかなか洗濯物が乾きにくいですよね。
家の中で長い時間、洗濯物を干しっぱなしでいると、洗濯物だけでなくカーテンなどにも嫌な臭いがついたり、カビが発生する可能性もあります。
除湿器をどこの部屋に設置すれば、効率良く除湿することができるのか?詳しく紹介していきます。
また、除湿器を上手に使い、より短時間に洗濯物を乾かすコツを紹介します。
ジメジメした時期でも除湿器を使う事で、あっという間に洗濯物が乾き、家事が一層楽になります。
リビング
リビングで除湿器を使用する時に、「洗濯物を乾かしたい」や「リビングの湿気も取りたい」と思っている人も少なくないはずです。
効率良く除湿ができるよう、リビングの中央に除湿器を置きましょう。
その際、除湿器をより効果的に使うためにも、吸気口や排気口を塞がないように注意してくださいね。
目安としては、吸気口の部分から最低でも40㎝、その他の面からは20㎝以上放すのがベストです。
リビング中央に設置することで、吸気口や排気口が塞がれずに効率良く除湿することができます。
お風呂場と脱衣所
お風呂場や脱衣所は、湿気が溜まりやすい場所の1つでもあります。
お風呂場に直接除湿器を置くと漏電などの危険性もあり大変危険です。
危険を避けるためにも、除湿器を脱衣所に置き、お風呂場の扉を開けっ放しにして使用しましょう。
その際に、除湿器の風がお風呂場の方へ風が届く所に置くのがポイントです。
クローゼット
クローゼットは湿気が溜まりやすく、大事な洋服がカビてしまったと悩んでいる人も少なくないはずです。
湿気は下に溜まりやすいので、クローゼットで除湿器を使う場合は、床に直接設置するのがベストです。
または、クローゼットの近くに除湿器を設置すると効率良く除湿ができます。
綿・ウール・シルクなどの素材は、湿気を含みやすい特徴があります。
特に革製品は湿気に弱いので、除湿を心がけるようにしてくださいね。
大事な洋服がかびる心配もなく、いつまでも快適に着れますよ。
押し入れ
梅雨の時期は、毎日、数時間でも除湿器を使用することで、カビを防ぐことができます。
また、除湿剤と併用して除湿器を活用するのも効果的です。
低い場所に置く
湿気が、溜まりやすいのは低い位置です。
除湿器は、棚の上など高い場所ではなく、直接床面に置くようにしましょう。
もし、空気清浄機を一緒に使用する場合は、吹き出し口からでる風が除湿器と当たらないように設置位置を調節してくださいね。
除湿器の向かない場所
除湿器を設置する際に、避けた方がいい場所もあるのです。
漏電などの危険性のある場所について紹介します。
不安定な所や高い位置
除湿器を安定していない場所に置くと、転倒などの可能性があり大変危険です。
高い所に除湿器を置いてしまい、何かの際に不意に倒れケガをしたり、除湿器のタンクの水がこぼれて、大事な家具が水浸しになる可能性があります。
また、近くにある電化製品に水がかかり、漏電や感電が発生する危険性も。
くれぐれも安定していない場所や高い位置に置くのは避けてくださいね。
部屋の隅や家具付近
壁や家具の近くに除湿器を設置すると、吸気口や排気口が塞がれ、本来の除湿器の効果が上手く発揮できなくなります。
それだけではなく、故障の原因にもなりかねません。
カーテン付近も除湿器の吸気口や排気口を塞ぐ可能性が高いです。
設置する前に余分なスペースが十分あるか確認することも必要ですよ。
除湿器をかける上で押さえておきたいポイント
洗濯物を室内に干したのに、乾きがいまいちと悩んでいる人も少なくないはずです。
除湿器を使って、室内で洗濯物を効率良く乾かすために知っておくべきポイントを紹介します。
ポイント①部屋は閉め切る
除湿器を使用する時は、部屋は閉め切ってください。
除湿器は、部屋に溜まった余分な湿気を取り除いてくれます。
扉を閉めずに開けっ放しのまま除湿器を使用してしまうと、湿気が逃げてしまい除湿効果が半減。
また、窓や扉を開けっ放しにすると、外から湿気を含んだ空気が室内に入ってきてしまいます。
閉め切って除湿器を使用しましょう。
部屋を閉め切って使用することで、洗濯物が早く乾くだけではなく、電気代の節約にもなります。
もし、換気をするのであれば、洗濯物を干す前に窓を開けて換気しましょう。
その際に、対角になるよう扉や窓を開けると空気の流れが作りやすいです。
ポイント②洗濯物を干す量により除湿器の使い方を変える
洗濯物が少ない時は、除湿器を洗濯物まで40㎝ほど近づけるのがポイントです。
洗濯物は、上から徐々に乾いていきます。
重力により水分が下の方に溜まってしまうため、下の方は乾きが遅いのです。
より短時間で乾かすためにも、除湿器を洗濯物の下に設置するのがコツです。
また、洗濯物が多い時は、除湿器を横から当てるようにしましょう。
その際に除湿器は、送風モードでなるべく風が当たりやすいように調整してください。
もう1つのポイントは、中央部分に丈が短い靴下や下着など、サイドにズボンなどの長めの衣類を干すことです。
乾きにくい梅雨や冬の時期でも、洗濯物を早く乾かすことができますよ。
洗濯物を干す間隔
洗濯物同士の間隔を、握りこぶし1個分ほど空けることがポイントです。
すき間を作ることで風の通りがよくなり、早く乾かすことができます。
まとめ
除湿器について紹介しましたがいかがだったでしょうか?
除湿器は、室内に溜まった湿気を取り除くことができる家電です。
除湿器は、リビングの真ん中に設置するようにすると排気口などを塞がずに除湿効果も上がります。
除湿器を置く際は、高い場所やお風呂場などの水回りは避けてくださいね。
漏電や感電などの可能性があり大変危険です。
部屋の扉を閉め、除湿器を使用することで、洗濯物が効率良く乾き家事の負担を減らすことができます。
また、湿気による嫌な臭いやカビなどの発生を防ぎ、いつでも快適な生活を過ごすことができますよ。