梅雨時や長雨の時期になると「洗濯物が乾かない」「家の中がジメっとしていて気持ち悪い」と思うことはありませんか。
雨がやんでカラっと晴れてくれるのが一番ですが、外の雨を止めることはできません。
家の中で湿気がたまると家の中の空気も自分の気持ちも沈みがち。
そんなときは湿気対策に有効な家電を使って家の中のジメジメを取り除きましょう!
今回は雨の日に役立つ家電を3つ集めてみました。
雨が続いてもお家の中で快適に過ごせるように一緒に対策を考えていきましょう。
雨の日に役立つ家電①除湿器でどんどん湿気を取り除こう
雨が続くと洗濯物がドンドン溜まってしまって「うわ~まだ乾いてないのに次のやつ洗わないと・・・」ということも増えてきます。
そんな時に役に立つのは除湿器です。
除湿器が一台あれば雨の日以外にも使い方次第で家中の気になるところをスッキリさせることも可能です!
それではまずは雨の日に大活躍の除湿器の性能や便利な使い方を見ていきましょう。
除湿器は3タイプに分けられる
除湿機は除湿・乾燥方法によって大きく分けると「コンプレッサー方式」「デシカント方式」「ハイブリッド方式」の3タイプに分けることができます。
①コンプレッサー方式
コンプレッサーで空気を冷却して除湿をするタイプの除湿器です。
他のタイプと比べてサイズも音も大きいというデメリットがあります、消費電力が少ないという大きなメリットがあります。
特に気温の高い時に活躍してくれるタイプなので梅雨時の洗濯物対策や夏場の室内の湿気対策にはとても有効。
②デシカント方式
乾燥剤を使ってて除湿をするタイプの除湿器です。
他のタイプと比べると小ぶりで音も少し小さめなので持ち運びが便利というメリットがありますが、ヒーターを使うため室内の温度が上がってしまうというデメリットも。
また、消費電力も高めなので冬場の室内干しの乾燥プラス煖房と考えて使うのにはおすすめです。
③ハイブリッド方式
コンプレッサー方式とデシカント方式の両方の良いところを組み合わせて作られたのがハイブリッド方式の除湿器です。
消費電力は3タイプの中で最も少ないので、1年を通して除湿器を使いたいと考える方にはハイブリッド方式が一番使いやすいかもしれません。
ただ、サイズがやや大きめなのとお値段が高めなものが多いというデメリットも。
除湿器+扇風機やサーキュレータが最強
除湿器を使用する時には扇風機やサーキュレーターを併用することで洗濯物の乾きも部屋の湿気取りも早くなります。
洗濯物を乾かすのに使う時は洗濯物の下に除湿器を置いて、扇風機やサーキュレーターは洗濯物からやや放して稼働させましょう。
そうすることで洗濯物全体に風が当たってより早く洗濯物が乾きますよ。
中にはサーキュレーターが一体になっている除湿器もありますので、こちらの購入を検討するというのもおすすめです。
除湿器は押し入れの湿気取りにも有効
雨が続くと特に窓の少ない押し入れなどは湿気がたまりやすくなってしまいます。
押し入れに入れてある季節ものの洋服やクリスマスツリー・ひな人形などの行事事に使う物だって湿気がたまっている部屋の中にいてはカビが出やすくなってしまいますね。
押し入れも定期的に除湿器を入れて湿気を取り除くことでカビの防止に。
除湿器を使う時は押し入れの扉をしっかりしめてから稼働させることでより効果的に除湿ができますよ。
クローゼットやタンスも除湿
普段使っているクローゼットやタンスの中も雨が続くと中に湿気がたまってしまいます。
この湿気を取り除くのにも除湿器は有効!
タンスやクローゼットの扉・引き出しを全て開けてそれから除湿器を稼働させましょう。
半日稼働させるだけでも中の湿気はかなりとれます。
部屋全体の除湿にもつながりますので、布団やカーテンなどにたまっている湿気も取り除けるので週末のお掃除のついでにやってみるといいですよ。
雨の日に役立つ家電②あると便利な浴室乾燥暖房機
浴室乾燥暖房機はお風呂場を暖めるものと思っている方もいるかもしれませんが、こちらも雨の日の湿気対策にはとても有効な家電です。
お風呂場についている便利な浴室乾燥暖房機の機能を使えば、雨の日の湿気対策は更に強力なものになっていきます。
続いてはお風呂場の煖房&乾燥だけじゃない、便利な浴室乾燥暖房機について見ていきましょう。
浴室暖房乾燥機で部屋干しができる
お風呂場についている浴室暖房乾燥機を使えば、湿気がたまりやすいお風呂場が一気に洗濯部屋に早変わり。
お風呂から上がった後にお風呂場に洗濯物を干してスイッチを入れておけば、寝ている間に洗濯物とお風呂場を一気に乾かしてますよ。
干せるスペースはあまり広くはありませんが、ハンガーやピンチを使って上手に干せば問題なし。
雨も気にならないし、外から見えないので一人暮らしの方も安心して夜の遅い時間に洗濯物が干せますね。
浴室暖房乾燥機でお風呂場も脱衣所も湿気対策
浴室煖房乾燥機のスイッチを入れた状態でお風呂場の扉を開けておけば、隣の脱衣所の湿気対策も一緒にできてしまいます。
この時、脱衣所の扉や窓はしっかり閉めて外から空気が入らないようにしましょう。
脱衣所も意外と湿気がたまりやすいポイントなので、お風呂上りに一緒に乾燥機能を使ってお部屋をすっきりさせておくといいですね。
除湿だけでなく花粉対策にも有効
お風呂場で洗濯物が干せるようになると雨だけでなく花粉の多い日や風の強い時でも安心です。
特に花粉の季節は「洗濯物を一切外に干せない」という方も増えますので、浴室暖房乾燥機は一年を通じて大活躍します。
小さいお子さんの汚した急な洗濯物もしっかり湿気を吸い取ってサッと乾かせるので便利ですよ。
雨の日に役立つ家電③布団乾燥機は1年中大活躍
寝室の湿気対策としておすすめなのが布団乾燥機。
コンパクトで手軽に持ち運べる布団乾燥機は1年を通して活躍する優れものの家電なのでぜひ購入をおすすめします。
次は布団乾燥以外にも使える便利な布団乾燥機について見ていきましょう。
布団乾燥機は2タイプに分けられる
布団乾燥機は大きく分けると「マットあり」「マットなし」の2タイプに分けることが出来ます。
①マットあり
本体から出たノズルの先に専用のマットがついていてこのマットの中に空気を入れて使うタイプがマットアリの布団乾燥機です。
敷布団と掛け布団の間に乾燥用のマットを入れて使うことで布団の隅々まで空気がいきわたり、しっかり全体の湿気を取ることが出来るのが大きなメリット。
湿気対策だけでなくお布団のダニ対策にもマットアリの方が効果は高いですが、使うごとにマットを畳まないといけないのでやや面倒なのがデメリットと言えますね。
②マットなし
本体に付属しているアタッチメントを敷布団と掛け布団の間に入れて使うのがマットなしタイプ。
マットありと比べると手軽に使えるので毎日使いたい方にはマットなしがおすすめです。
マットありと比べるとどうしても温めムラができてしまうので、きっちり湿気取り・温めをしたい方はマットありを選ぶ方が良いかもしれません。
布団乾燥機は雨の日の布団の湿気対策に一番効果アリ
梅雨時は雨が降っていなくてもすっきりしない日が多いので外に布団を干すのはかなり難しいですね。
そんな時に布団乾燥機があれば毎日外にお布団を干したように除湿&温めができるので本当に便利です。
特に小さいお子さんのいるご家庭ではお子さんがお布団を濡らしてしまったりすることもあるのでそんなときにも大活躍。
なかなか干せない枕もお布団の中に入れて一緒に乾燥させればカラッとすっきり使えますね。
選ぶなら靴乾燥機能付きがベスト
布団乾燥機には便利な靴乾燥機能がついているものもあります。
これが付いていれば雨でぬれてしまった靴も、洗い忘れてしまった上靴を乾かすのにもとっても便利。
冬場の一日履いたブーツの湿気もしっかり吸い取れるので、迷ったら靴乾燥機能付きのものがおすすめですよ。
まとめ
いかがでしたか。
湿気は家の中の匂いこもりやカビの原因にもなりますし、湿気がたまれば壁紙や柱の中の痛みの原因にもつながります。
つまり、雨の日の湿気をコントロールすることは大事なおうちを守ってあげることにもなるんです。
便利な家電を上手に使って湿気対策&おうちをきれいにして快適な毎日を過ごしていきましょう!