あなたは、電子レンジを愛用していますか?
電子レンジは簡単に食材を温めたり時短調理にもなる便利な家電です。
その反面、電子レンジを必要としない人もいます。
果たして電子レンジは万能な家電なのでしょうか?
目次
電子レンジのタイプ
電子レンジには大きく2つのタイプに分けることができます。
「温め機能のみのシンプルなタイプ」「オーブンやトースター機能付きの多機能タイプ」の2つです。
それぞれ、どんな特徴があるのでしょうか?
シンプルな単機能電子レンジ
単機能電子レンジとは、温めだけができるシンプルな電子レンジのことです。
単機能電子レンジのメリットは、お値段が手ごろな点と操作が簡単という点です。
安いものは、5,000円台から購入することができます。
また、操作方法も簡単!
ボタンやダイヤルでメニューや温めたい時間を設定するだけのシンプルな操作方法です。
温め機能があれば、総菜の温めや野菜の下ごしらえが可能です。
ひとり暮らしの人や、お年寄りなど「最低限の温めができれば良い」と思っている人に人気があります。
メニュー豊富な多機能電子レンジ
多彩な調理方法ができる多機能電子レンジは、「オーブンレンジ」と呼ばれることもあります。
どのくらい多機能なのかというと
- 温め機能:食材を温める
- 過熱水蒸気:100度以上の高温スチームで温め・蒸す・焼くができる
- スチーム:スチームで蒸すことができる
- オーブン:赤外線で加熱。ケーキやパン、大きな肉をじっくり焼く
- グリル:食材に調節熱を当てて加熱。魚やグラタンなどこんがり焼くのにピッタリ
このように、ひとつで何役もこなしてくれるのが多機能電子レンジなんですね。
多機能電子レンジによって、付いている機能はさまざまです。
これ1台あれば、大体の調理方法が可能なので主婦層にとても人気があります。
また、食材をヘルシーに調整してくれるものなどもあり、健康志向の人にも注目されています。
その分、お値段は2万円台から高いものだと7万円近くするものあり単機能電子レンジに比べて高価なものとなっています。
パナソニック 電子レンジ 22L フラットテーブル メタルブラック NE-FL222-K
1000Wインバーターの庫内フラット単機能レンジ。インテリアに調和するデザイン。
税込 “22,800”円
電子レンジのメリット・デメリットとは?
手軽さが魅力の電子レンジにも、メリット・デメリットがあります。
ついついメリットだけに目が行きがちですが、デメリットもきちんと知っておくことで安全に電子レンジを使うことができます。
電子レンジでの調理のメリット
- 調理時間が短い
電子レンジのメリットは、何と言っても「調理時間の短さ」です。
調理時間を短くできるのは、電子レンジは電磁波の力で一気に加熱することができるからなんですね。
時間がない時ほど、電子レンジのありがたみが分かります。
野菜の下ごしらえや、冷凍肉の解凍など一度電子レンジを通すことで、グッと時短に繋がります。
- 脂を落とすことができる
時短ばかり電子レンジのメリットとして取り上げられることが多いのですが、
実は、健康にも一役かっているんです。電子レンジで加熱するとお肉の脂質含有量が減ることが分かっているんですね。
これは、電子レンジで食品を加熱すると食品内の脂が一緒に溶け出すためなんですね。
ですので、健康が気になる人やヘルシー志向の人にとっては嬉しいメリットとも言えますね。
ただ、脂と一緒に商品の旨み成分も溶けだしてしまったり、お肉が硬くなってしまうこともあるので一概にメリットと言えない部分もあります。
電子レンジでの調理のデメリット
- 火加減の調整が難しい
電子レンジでの加熱調理は一気に加熱できることがメリットでしたが、
これがデメリットになる場合もあります。
それは、一気に加熱することで火加減の調整が難しいということです。
プリンなど低温でゆっくり加熱したいものに対しては、一気に加熱してしまうと食材が硬くなってしまうことがあります。
また、電子レンジは食品の中心から加熱するため、加熱しすぎると食品が破裂してしまう危険もあるんですね。
牛乳やココアなど飲み物も温めすぎると吹きこぼれてしまいやけどの危険があります。
このように、火加減の調整が難しいというデメリットがあります。
- 加熱にムラがある
電子レンジ調理は、食材を内側から一気に加熱するので急激に温度が高くなります。
そのため、食材の大きさや食品の置き場所によっては、きちんと温まっている部分と
全く温まっていない部分ができる「加熱ムラ」ができてしまうことがあります。
お弁当でも、ごはんは温かいのに、おかずのハンバーグが冷たいままなんて経験ありませんか?
これは、加熱が均一にならず「加熱ムラ」を起こしてしまったためなんですね。
電子レンジによっても、食品の適切な置き場所が違います。
また、野菜の下ごしらえなどでは、食材が大きすぎるとうまく加熱されずに「加熱ムラ」を起こしてしまいます。
適切な場所に、適切な大きさ(形や大きさを均一にするなど)のものを電子レンジで加熱するように気をつけましょう。
- 一度にたくさんのものを加熱できない
電子レンジのメーカーや大きさにもよりますが、電子レンジでの加熱の場合、
庫内の食品の置き場所によって温まり方が違うことがあります。
また、一度にたくさんの量を庫内に入れてしまうと温まり方にムラが出てしまいます。
急いでいるからと言って、一気に食品を加熱しようとするとかえって加熱に時間がかかってしまい時間のムダになってしまうかもしれません。
適量を入れるようにしましょうね。
パナソニック 電子レンジ 22L フラットテーブル メタルブラック NE-FL222-K
1000Wインバーターの庫内フラット単機能レンジ。インテリアに調和するデザイン。
税込 “27,182”円
電子レンジは必要?必要ない?それぞれの理由とは?
電子レンジは万能の家電とされていますが、中には「電子レンジは必要ない」と思っている人もいるんですね。
電子レンジが必要だと思っている人と、必要ないと思っている人のそれぞれの理由をご紹介します!
生活スタイルも大きく関係しているようです。
電子レンジ必要派の意見
時短に大いに活躍する電子レンジは、「我が家になくてはならないもの」と思っている人も多いはず。
電子レンジが生活に必要だと思っている理由は何なのでしょうか?
- 煮込み料理や、温野菜など野菜の下ごしらえすることで時短
- 時短調理の為に冷凍した料理を調理
- コップの飲み物を簡単に温められる
- 買ってきた総菜を温めたい
- 子どもが留守番の時のレンチンごはん
- 光熱費がコンロよりも抑えられる
「手軽さ」と「時短」が大きな理由となっています。
特に、日頃から忙しく時間を節約したいと思っている主婦にとって電子レンジはなくてはならない必要な家電と考えている人が多いんですね。
電子レンジは必要ない派の意見
電子レンジは生活に欠かせないアイテム?一概にそうともいえないんですね。
特に、ひとり住まいのケースでは電子レンジを必要としていない人もいます。その理由として・・・
- 基本的に電子レンジ専用の冷凍食品を食べない
- 食材は冷凍しないで使い切る
- 冷凍食品は自然解凍できるものを選ぶ
- コンビニのお弁当はコンビニで温めてもらってすぐに食べる
- 自炊しない
- 蒸し器や湯せんで調理するので電子レンジの必要性がない
電子レンジは、簡単に食材を温めることができるメリットがありますが、
そのメリットを特に必要としないんですね。確かに、電子レンジがなくても生活はできますよね。
電子レンジがないことで、
- 電子レンジの掃除の手間がかからない
- キッチンのスペースが増える
- 買いすぎ防止
などのメリットがあります。
まとめ
簡単に食材の温めができる電子レンジは、時短調理に欠かせないアイテムです。
でも、使い方を間違えてしまうと加熱を失敗してしまうこともあります。
また、電子レンジの必要性も生活スタイルによって異なります。「電子レンジは万能の家電?」
その答えは、人それぞれなのかもしれませんね。