トーストをおいしく焼こう!

朝食の定番と言えばトースト。
眠い目をこすりながら嗅ぐトーストが焼ける香ばしい香りは魅力的です。そして、トーストした食パンの魅力と言えばなんと言っても食感ですよね。表面はサクッとカリっと。内側のパン生地はモチモチ・フワフワ~っと。

そんなトーストがご家庭で簡単に作れるんです。
最近は高級食パンが流行っていますが、スーパーなどで購入する「お手頃価格」の食パンでも、焼き方にひと工夫を加えれば、おいしく焼き上げることができます。
トースターも高級なものに買い替える必要はありません。キッチンの定番的な調理家電として、現在お使いのトースターでかまいません。
「いつもの食パン」と「いつものトースター」を使って、焼き方を工夫するだけで食パンの仕上がりが大きく変わるんです。

今回は食パンをよりおいしく焼く方法をご紹介します。
「いつもの食パン」を用意してお読みください。

高温&短時間で焼く


食パンをおいしく焼くための一番のポイントは、高温かつ短時間で焼き上げることです。
食パンは焼くと表面がほんのりと色づくことはご存じですよね? トースターで焼くことによって食パンの表面の水分が抜け、サクッとした食感になるのです。
しかし、低温で時間をかけてパンを焼くと、食パンの内部の水分までもが抜けてしまいます。内側の水分が抜けるとモッチリ・フワっとした食感が失われてしまいます。食感はパサパサとして、おいしいトーストにはなりません。
だから、食パンを焼くときは「高温かつ短時間」で焼き上げることを心掛けてください。

日立 コンベクション オーブントースター HMO-F200 W ホワイト 1,300W

熱風の力でムラを抑えて、ふっくら仕上げ。

税込 13,430

トースターを予熱しておく


実際に食パンを焼く前に、トースターを予熱しておいてください。
トースターを予熱しないままでパンを焼き始めると、庫内が低温である時間が長くなるので、食パンの水分が抜けてしまう原因になります。
食パンを焼く前にしっかりとトースターを予熱しておくことで、焼き始めのタイミングから食パンを高温で焼くことができるので、食パンからの水分の減少率をグッとおさえることができます。
そして、予熱のおかげで、パンの表面を短時間で焼くことができるので、「表面=サクッと、内側=モチモチ」の食感になります。

トースターの庫内に霧吹きをする

おいしいトーストの大敵は「水分の蒸発」なのですが、トースターの庫内に霧吹きで水を吹きかけることで、蒸発を防ぐことができます。トースター内に水分を補充できるため、食パンを焼いたときに必要以上に水分が蒸発することを防いでくれるのです。
トースターを予熱してから、霧吹きで1~2回水を吹きかけ、食パンを入れて焼いてみてください。
なお、霧吹きをするためにトースターの扉を長く開けていると、せっかく予熱した熱が外に逃げてしまうので、霧吹きは素早く行い、トースターの扉を開けている時間を短くするのがおすすめです。

日立 コンベクション オーブントースター HMO-F200 W ホワイト 1,300W

熱風の力でムラを抑えて、ふっくら仕上げ。

税込 15,800

食パンを入れる向き

食パンをトースターに入れるときの向きは意外と重要です。
トースターで焼いた食パンの全体の焼き色は足りないのに、一部だけが焦げてしまったという経験はありますよね。実は、トースター庫内の奥側の方が温度が高くなりやすいというトースターの性質が原因なのです。
また、食パンには「上部(山型の部分)」が焦げやすいという特徴があります。そのため、食パンの山型の部分が手前になるようにトースターに入れるのがおすすめです。
※トースターの種類によっては、必ずしも奥の方が高温になるとは限りませんので、食パンの焦げやすい部分を確認して、パンの向きを調整することをおすすめします。

食パンに切れ目を入れる

焼く前の食パンに切れ目を入れることで食パンに熱が入りやすくなります。そのため、ホテルの朝食で出てくるようなトーストに仕上がるんです。はい、「表面=サクッと、内側=モチモチ」の食感です(笑)
食パンの耳に沿った4辺に切れ目を入れます。耳を切り落とさないようにしながら切れ目を入れてください。あとは、これまでご紹介した方法で食パンを焼き上げるだけ。これはおすすめです。

食パンの厚さにも注目


食パンには4枚切りから8枚切りのものまで様々な厚さがありますが、厚さの違いによって同じ焼き時間で焼いても食パンの水分量には大きな差が生じます。
実験によれば、8枚切り食パンは6枚切り食パンの約2倍の水分が蒸発し、これが4枚切り食パンになると水分量がむしろ増加したそうです。つまり、食パンは厚みがある方が水分量を保ちやすいのです。「表面=サクッと、内側=モチモチ」の食感に仕上げやすいのは厚切りの食パンです。
※薄切りの食パンを焼く場合には焼き時間を短くすることをおすすめします。

お皿を温めておく

焼き上がったトーストは、取り出したあとも少しずつ水分が蒸発しているのを御存じでしょうか。そのため、焼き立てのトーストを冷たいお皿にのせると、お皿に水分が結露として付着し、その水分をトーストが吸収することで、サクッとした食感が失われてしまいます。
ところが、トーストをのせるお皿を温めておけば、トーストの水分をそのままキープすることができるんです。
お皿を温めるには、水を入れたコップと一緒にお皿をレンジで加熱する方法がおすすめです。その方法で、お皿は程よく温まります。トーストをのせる前に、お皿の水気を布巾やキッチンペーパーなどで拭き取るとよいでしょう。くれぐれも、火傷にはご注意を!

以上が、おいしいトーストに仕上げるコツです。

それでは皆さん、明日の朝食には、「表面=サクッと、内側=モチモチ」の食感のトーストをお試しあれ!

製品を探す


Amazonで探す

楽天市場で探す

Yahoo!ショッピングで探す

おすすめ製品 / コラム

  1. 面倒くさいミキサー掃除も超簡単な裏技で解決!

  2. 扇風機はどこまで風が届く?

  3. エアコンがない時代の暑さ対策は?

  4. 氷を早くつくる!時短テクをご紹介!

  5. エアコン、修理か買い替えか?【前編】

  6. エアコンが故障と判断する前に。

  7. エアコンの寿命~故障のサインは?【後編】

  8. エアコンの寿命~故障のサインは?【前編】

  9. エアコン、修理か買い替えか?【後編】

  10. 夏こそ電子レンジ!?

  11. 扇風機か?エアコンか?(後編)

  12. 扇風機か?エアコンか?(中編)

  13. 扇風機か?エアコンか?(前編)

  14. 熱中症対策家電のトレンド【後編】

  15. 熱中症対策家電のトレンド【前編】